企業経営理論、2次試験を意識したほうがいい? by たひ
タキプロ15期の たひ と申します。
■はじめに
早くも1次試験直前ですね。
私もこの時期は、過去問を繰り返し解いたり、通勤中に教材の講義動画を見直してインプットしなおしたりしていました。
みなさまご承知の通り、企業経営理論は、中小企業診断士が知っておくべき経営知識の柱として非常に重要です。
覚えるべき範囲も広いですが、中小企業診断士試験を受験しようという方なら、この科目は興味深く楽しみながら勉強できているのではないでしょうか。
さて、勉強法や試験対策についてはすでに多くのタキメンのみなさんが書かれています。
私の勉強法に近かった内容のブログ記事を挙げてみます。
あややさんの学習ポイント「問題の正誤だけにこだわらない」
他の選択肢の文章から得られる知識があったりしますし、自分がどういう文章にひっかかりやすいかといった点も把握できると思います。
F田さんの「過去問を使って曖昧な理解を潰し込む」
りょおさんの「正確な知識を適宜確認」
2つの選択肢で迷ったとき、正確な理解・知識ほど役に立つものはありません。
そして、私は今回「2次試験を意識すべきかどうか」について書きたいと思います。
初学・独学で1次対策で手いっぱいの方に向けた、いち個人の勉強姿勢・応援としてとらえていただければと思います。
■まずは1次突破優先
結論は「1次試験で手いっぱいなら、1次試験のことだけ考えて大丈夫では?」です。
私はStudyingでの独学でしたが「2次試験では組織論が重要なのかあ」なんて考える余裕は持ってませんでした。
加えて、必要な部分だけ重点的に勉強するという器用さもありませんでしたので、2次試験のことは1次に受かってから対策しました。
もちろん、2次対策では、1次知識の整理しなおし・インプットしなおしはしましたが、2次試験で最低限必要になってくる論点は、1次試験の企業経営理論としては一部なので、2次試験の出題方式や傾向を把握してからのほうが効率的だと思います。
(当然ながら、経営論知識をもともとお持ちだったり、予備校などで周囲のサポートのある方はこの限りではないです。)
私が1次試験で正解できなかった問題は、理論や定義を曖昧なまま記憶していて選択肢を間違えたものばかりでした。
ですので、このような設問は、2次試験を意識したかどうかに関わらず正解できてない…と思います。
ちなみに、私の2次初受験は不合格でしたが、戦略論・組織論(事例Ⅰ)83点、マーケティング(事例Ⅱ)59点でした。企業経営理論に限って言えば、1次受験後からの2次対策でも間に合わせられたと思ってます。(余談ですが、敗因は事例Ⅳの教材選びと勉強法です。)
■1次試験で覚えたことは絶対に無駄にならない
自分の経験からしか語れませんが、企業経営理論は、1次試験で覚えたことが2次試験で、次いで中小企業診断士(の卵)の実活動で、ほとんど無駄にならない科目の一つです。
実務従事・実務補習段階の今、自分の1次試験の問題と解答を振り返ってみても、改めてインプットしなおしたいと思いました。
1次試験で学ぶことは実践の引き出しになります!
まずは1次試験を突破しましょう!
■おわりに
ノウハウというよりは体験談になってしまいましたが、ご参考になりましたら幸いです。
次回は、nyoko さんの登場です。
お楽しみに!
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