弱みは強みになりえるか? by J(じぇい)
こんにちは!
成長まっさかりのJ(じぇい)です。
とくに、おなかまわりの成長が著しく、
夏服を買いに出かけたら、去年より更にワンサイズUPしていました。
本気でライ●ップへ説明を聞きに行こうか悩む今日この頃です。
と、まあ、スタートから赤裸々に私のぽっちゃり事情を晒してしまいましたが、
今日お話したい内容は、「強みと弱み」についてです。
■強みとは?弱みとは?
「強みと弱み」というと、
診断士試験では主にSWOT分析の文脈で語られることが多いです。
S :強み
W :弱み
O :機会
T :脅威
特に二次試験では、与件文から何が企業の強みで何が弱みなのか、
見極めるスキルがとても重要になってきます。
見極めにおいて、注意が必要なことがあります。
それは、企業のある特徴を見て、
強みとするか、弱みとするかということは、
外部環境(ニーズや競合状況)によるところが大きいということです。
■弱みは強みになりえるか?
冒頭で私のお腹周りの事情について触れましたが、
一見、これは弱みに見えそうです。
…しかし、どうでしょう。
ぽっちゃりが富の証だとして、モテる国があるのだとか!!
…と、あほなことを言ってますが、
これは、とても重要なことで、
一見、弱みに見える特徴でも、見方を変えると強みとして活用できる場合があります。逆に一見、強みに見える特徴でも、顧客から必要とされていなかったり、競合他社と差別化できていないものは、強みといえない場合があります。
パン屋を例に挙げて説明すると…、
最近巷でよく見かける「メロンパン専門店」があります。
(お腹がすいて来たズェ…)
特徴としては、
「店舗は小さく」、「品数は少ない」ということがあげられます。
これは一見弱みに見えそうですが、
店舗が小さいからこそ、初期投資が抑えられ、
品数が少ないからこそ、生産効率が高い、
といったメリットもあり、
また、販売する商品をファン層の厚いメロンパンに限定することで、
ほかのパン屋とも差別化を図っているといえるでしょう。
逆に、
「店舗が大きく」、「品数が多い」という特徴があったとしても、
商圏に人が少なかったり、競合が激しい場合にはそれだけでは差別化が図れず、折角の資産が、足かせとなってしまうこともあります。
SWOT分析をする際には、
これは本当に強みか?それとも弱みか?ということを慎重に見極める必要がありますね。
■無駄に見えて、無駄じゃない
余談ですが、これによく似た「組織スラック」という考えがあります。
『組織スラックとは、「たるみ」とか「ゆるみ」を意味する。たとえば職務権限のクロスオーバーや,類似製品の並行開発などは一見無駄に見えるが,情報の冗長性を圧縮せず,「ゆとり」を持ち続けることにより,変革への自己組織化を促す効果がある。組織スラックには,部門間の調整の必要性を削減するだけでなく,イノベーションを促進する効果もある。』 参考:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
つまり、何が言いたかったかというと、
お腹の脂肪も、大飢饉が来たときには、サバイブするための強みになりえるということ!!それを伝えたい!!
(ぼくの強みは、弱みを強みと思えるポジティブシンキングです。今分かりました。)
人も企業も第一印象で判断しちゃダメよ!というお話でした。
さてさて、お次は…
常に睡眠不足のKOBさんの投稿です。
KOBの投稿、こうご期待!!
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