受験生の読書術⑤~経済学その他もろもろ~
とまと:先日、タキプロの実務補習セミナーでパネリストとして参加しまして。読者の方とはじめてお会いしました!直接感想を伝えていただけると、素直に嬉しいですね。
りんご:このぶっ飛んだブログの感想言うてくれるなんて、奇特な人がいたもんやな~。
(前回までのブログはこちらをご覧ください。)
とまと:ブログも今回を入れてあと3回となりました。最後の力を振り絞り、お話していきたいと思います。
りんご:最後やし、もはや言いたいことの”残りかす”みたいになってきてんのちゃうか~。
とまと:”残りかす”とは失礼な!すべては計画通りに、あと3回で美しくフィニッシュしますので!
今回は、「受験生の読書術」の最終回です。
りんご:タイトルに「その他もろもろ」って入ってるあたり、残りかす的要素満載やと思うけどな~。
とまと:おだまり。では1冊目!
①木暮太一『社会人のためのやりなおし経済学』日経ビジネス文庫、2014.
りんご:やり直しも何も、とまとは文学部やったから、経済学の勉強したことなかったやん。
とまと:はい。私の場合は「やり直し」ではありませんので、経済学、理解が全くできずにとても苦しみました。藁にもすがる思いで、何冊か初心者向けの経済学の本を買ってみましたが、最も面白く役に立ったのはこの本です。
りんご:どのあたりが役立ったん?
とまと:中小企業診断士のテキストに出てくるような、基礎的な論点がすべて入っていて、なおかつ、説明が平易な言葉で具体例を用いてなされており、非常にわかりやすいんです。経済学が苦手な方はぜひ読んでみてください。
りんご:わかってないなー。この本の一番いいところは、見出しがセリフになってて、おかっぱの坊やの素朴なギモンを受けて解説していくところやろ。本を見んと、イメージ湧かんかもしれんけど…。
とまと:確かに、それもわかりやすさの一因ではありますね。
りんご:あ、まさか、このブログ、対話形式したんって、これをパクったんか!?
とまと:対話形式の本は古今東西、いくらでもありますよ。
たとえば…私が面白かった対話形式の本を挙げると…
③岩見一郎・古賀史健『嫌われる勇気』ダイヤモンド社、2013.
⑤我孫子武丸『人形はこたつで推理する』講談社文庫、1995.
⑥三木義一・奥谷健『税務争訟フォローアップ!税理士・春香の事件簿』、2015.
皆さん、ご存知の本もいくつかあるのではないでしょうか。
哲学書の古典から、推理小説、最近の税の専門書まで、対話形式で面白くてわかりやすい本はたくさんあります。
りんご:これらを全部真似してるってわけね。っていうか、推理小説って対話形式ではないんちゃう?
とまと:探偵が腹話術師で、人形と人間の対話、という意味で挙げました。
りんご:内容全然想像できへんけど面白そう。
とまと:どの本も面白いので、受験生の方や実務補習を受ける方は気晴らしに、まだ読んでいなくて惹かれたタイトルのものを読んでみてください。
りんご:しかし、中小企業診断士からえらい離れたとこに来てしもたな~。
とまと:そろそろ戻らなければなりませんね。
りんご:お帰りなさいませ。
とまと:最後は、診断士らしい本を紹介して終わりにしましょう!
りんご:実務補習に使えるやつやな。
とまと:おっと先に言われてしまいました。
⑦平賀均『コンサルタントのフレームワーク』同友館、2016.
ですね。
他のタキメンからも繰り返し紹介している本ですが、実務補習を受けるにあたっての定番の本なので、「受験生の読書術」で紹介しない訳にはいかない本です。
りんご:受験生も先に買って読んでおいたら、試験の役にも立つやろうしな!
とまと:そうですね。受験生の方だと主に企業経営理論の勉強に役立つと思います。
これまで、「受験生の読書術①~⑤+番外編」では、6回にわたって勉強に関係のある本から関係のない本まで、幅広くご紹介してきました。
勉強に関係のない本を読むと、心苦しくなる方は勉強に関係ある本を、何か勉強に関係のない本で気分転換したい方は関係のない本を読みながら、受験勉強、頑張ってくださいね!!
りんご:実務補習、養成課程、診断実務のフェーズの方にも1冊でもよい本との出会いがあったらええなぁ。
ってことで、今回はこのあたりで!バイバイキーン!!
明日は勉強会リーダー、みっつんさんのブログやで!お楽しみに~!
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