[経営法務]法学部出身者は有利? by ざわ
タキプロ読者のみなさま、はじめまして。
タキプロ15期のざわです。
初めてのブログ記事執筆ということで、少し緊張しながら書いています。
今年度合格を目指して学習されている方に少しでもお役に立てば幸いです。
口述試験対策セミナー
★1月15日より募集開始★
タキプロ15期メンバー募集
★参加応募受付中★
下記バナーから参加申し込みいただけます!
■はじめに
まずは、簡単に自己紹介をさせてください。
ハンドルネーム:ざわ
年齢:40代半ば / 男性
受験歴:1次1回(R4)、2次2回(R4・R5)
勉強方法:1次スタディング、2次スクール(1年目は独学)
2022年のちょうど今ごろスタディングに申し込んで学習をスタートしました。
運良く1次試験をスムーズに突破できたのですが、2次で撃沈。
改めて2次試験のスクールに通学して対策をして今年1月に無事に合格できました。
今回は、1次試験の経営法務の対策ということで、私なりに学習方法のご提案をさせていただければと思います。
■経営法務の学習に、法学部出身者は有利?
私は大学時代(とは言っても既に30年近く前ですが)、法学部でしたのである程度の基礎知識的なところは持っているかなという認識で学習をスタートしました。
しかし、後々振り返るとあまり関係なかったかなという印象です。
法律的な言い回しに苦手意識を持たなかったという点では良かったかもしれませんが、問われる論点が細かいところが多いこと(総論的な問題は少ない)、大学時代に学んだ領域とは異なることが要因だと思います。
もちろん、学生時代に会社法、知的財産権、相続あたりを学んでいた方、その知識が新鮮に残っている方は有利になるとは思うのですが、それ以外の方は法律の勉強をしたことがない方と横一線だと思って良いのかなと思います。
逆に自分はたぶん得意だと思って、学習を後回しにしたり疎かになってしまうと足を掬われてしまう可能性があるのではないでしょうか。
■経営法務(に限らない?)私の学習方法
私は以下のような流れで経営法務の学習を行いました。
というか、経営法務に限らず他の科目もほぼ同様でした。
経営法務というと「暗記科目」ということが強調されますが、結局のところ他の科目でも覚えることは多いので特別に経営法務だからというやり方はしなかったです。
むしろ、暗記に頼ると記憶力の衰えとの戦いになってしまいます。
この中小企業診断士の学習を始めてから特に痛感したのは、「自分の記憶力悪っ!覚えられない!」ということです。
極力、丸暗記に頼らず筋道立てて理解するように努めてみるのも良いかもしれません。
(1)選択肢単位で理由を持って正誤判定できるようにする
私はスタディングでの学習でしたので、基本的には、①講義動画②問題演習③過去問を繰り返していました。
他の科目も同様だと思いますが、問題演習をするときは選択肢単位で理由を挙げて◯×を解答できるレベルにできるように取り組みました。
本番の試験では消去法的な対応で解答を選ぶことも必要ですし、むしろその割合が大きいと思いますが学習している段階では、選択肢単位で取り組む必要があるかなと思います。
(2)繰り返し問題演習を行なって、間違った問題はノートにまとめる
(1)で間違った問題は、選択肢の内容、テキストの該当箇所をスプレッドシートにコピペしてまとめていきました。
その中で表にまとめた方が良いものはまとめるし、そもそもテキストから表を抽出して貼り付けたりもしました。
何回か問題を解いて自信を持って理由を挙げて正誤を選択できるようになったら、その箇所は削除していきます。
最終的には、絞り込まれて試験直前にチェックできるくらいの量に減っていると思います。
(3)模試の問題も同様にノートにまとめる
私は1次試験対策にスタディング以外は使わなかったのですが、少し不安があったためスクールの模試を2回受けました(4月、7月くらい?)。
今まで見たこともないような問題も出てきますので、模試自体は消去法も活用して取り組むわけですが復習する際には、これも選択肢単位に分解して知識としてまとめていきます。
ちなみに経営法務の模試の点数は、2回とも40点代後半でした。
自分が通っていたスクール以外の問題は設問の書き方も印象が異なって難しく感じます。一喜一憂せずにしっかり復習することをお勧めします。
(4)試験の直前期に、あえてテキストに戻る
私は試験の直前期にテキストの読み込みを行いました。
個人的には、経営法務については、これが効果的だったかなと思います。
初見の段階では、うやむやに通り過ぎていた箇所が問題演習を繰り返すことで理解が深まっていることを確認できたり、そもそも忘れていた論点に触れることもできます。
ここで気になった箇所も間違いノートに追加していきました。
こういった流れで学習した結果、本番では80点を取ることができました。
難易度は低めだった年度なのですが、7科目の総合力で評価される試験なので合格ラインを大きく超える科目があったことが結果的に合格に繋がったという認識です。
■経営法務のテキスト・問題集
経営法務は、法改正の影響が大きい科目なので必ずそれらが反映されている最新版の問題集を使用して学習しましょう。
私の場合は、スタディングのみの学習でしたので、以下にタキプロの諸先輩方の記事の中から経営法務のテキスト・問題集に触れているリンクを載せておきます。
■おわりに
試験日程が例年通りだと考えると1次試験までは残り5か月を切りましたね。
おそらくあと数日、少なくとも今月中には今年度の試験日程が発表されると思います。
試験本番の日程はもちろん、各スクールの模試の日程も早め早めにチェックされることをお勧めします。
特にスタディングなどの通信制講座、市販テキストで独学されている方で本試験を未受験の方は1回は模試を受けて、2日で7科目という体力勝負を経験しておく方が良いかもしれません。
科目間のインターバルで糖分補給(頭働かない)や食事量(昼から眠たくなる)、コーヒーなどカフェインを取るタイミング(トイレ行きたくなる)などのシミュレーションにもなりますよ。
次回は、ゆるふ さんの登場です。
お楽しみに!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
↓下のボタンを押して、読んだよ! と合図していただけると、とっても嬉しいです。
(診断士関連ブログの人気ランキングサイトが表示されます[クリックしても個人は特定されません])
皆様の応援がタキプロの原動力となります。
ぽちっと押して、応援お願いします♪