「経営法務」で「知識定着」を身につけよう byおくそん

経営法務

タキプロ15期の おくそん と申します。  

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■はじめに

タキメン15期のおくそんと申します。

前回の https://www.takipro.com/1jishikenknow-how/smesmgmt-policy/115346/ に続き、「経営法務」について、私の勉強方法を紹介させていただきます。

(暗記3兄弟はあまり得意でないんですが、こんなに担当回が多くてよいのかなァ…w)

■出題範囲と科目合格率

他の皆様もあげられてますが、経営法務の難易度や出題範囲は、以下の通りです。

◆出題範囲:知的財産権、会社法、民法、その他法律知識

◆合格率:H30年5.2%、R1年10.2%、R2年12.0%、R3年12.8%、R4年26.9%、R5年25.6%(平均 15.5%

→平成30年は難化年で全科目を通じて初めて全員8点加点だったようです。その反動からか令和以降は易化傾向が続いてます。(必要な知識ですが、経営コンサル資格の診断士試験で法務足切りが多いと納得いかないな…と私も感じますが、出題者が神なので仕方ないですね。。💦)

■問題形式と勉強方法

直近5年は4点/問x 25問=100点の構成です。おそらくR6も同じ構成と思われます。

おおよその配分は「知的財産権&会社法」6割、「民法」2割の為、左記の3つに学習範囲を絞り、取りこぼさないことが重要です。(4点取りこぼしは一次試験全体で考えると、本当に手痛いので…。)

ただ問題数は少なく、財務や運営と比べて本試験の時間的な猶予はある科目となります。

2日目は暗記科目が多い中、私は情報システムが不得意なので、法務を早めに切り上げて、次の情報システムの暗記時間に充てるという戦略を取っていました。ご自身の得手不得手で戦略を考えられるのも一手と思います。

私の勉強方法は、

①過去問演習を解いて、頻出の論点を把握する。

②上記で把握した頻出の論点を、表や図にしてノートにまとめる

③過去問演習を解いて…

を繰り返して、「知識定着」を行いました。

予備校や他の皆さんが書かれている周知の方法ですが、暗記科目は「覚えてない」→「覚えている」→「知識定着」で進める他なく、これ以外の方法は残念ながら私は知りません。

ただ上述の通り、「知識定着」だけで大きな加点が見込める科目なので、逃げずに取組む費用対効果は高いです。

因みに「知識定着」=「他人に内容を説明出来るレベル」と考えてますので、配偶者や友人、子供、等、周りの方に相談して、試してみてください。 相手がいると質問に答える義務も生じるので、項目毎の基本事項と例外事項を深く理解した上で、説明にのぞむ必要があると感じて頂けるはずです。 ただ入念にインプットして…とせず、子供に戻ったつもりでどんどん間違えて、どんどん恥をかいてください。 繰り返しアウトプットした方が例えば「妻に説明して間違えた株主総会と取締役の定義」、「息子に説明して間違えた相続手続き(誰に何を説明しとんねんw)」等、枕詞付きの経験になり、効率的な「知識定着」が出来ます。

このアウトプット中心で「知識定着」する学習方法は二次試験でも有用な為、是非、試して頂き、学習効果を実感してほしいです。(まあ…私も始めた当初は妻氏から「私を勉強に巻き込まないで」と言われましたが、諦めず妻氏の勉強好き心をくすぐって、最後はなんやかんやで協力してくれてました。)

■余談

<過去問演習>

 私は出題傾向を掴むために、各科目について10年分の過去問を揃え、H25から取り組んでいましたが、経営法務については大失敗でした。混乱を招くため、詳細は割愛しますが、皆さんご存知の通り、R2に民放の大改正があり、解答自体が大きく変わっていたのです…。幸い6月頃に気づくことが出来た為、なんとか方向修正ができましたが、上述の「知識定着」をした後に「知識定着」のやり直しは本当に大変でした。。

<出題傾向>

 年々、経営者と診断士が話者として台詞をやり取りするストーリー仕立ての問題が増えている肌感覚があったので、直近6年の問題を調べたところ下記の通りでした。

H30 8問、R1 8問、R2 9問、R3 12問、R4 10問、R5 11問

R3が突出して多く、なんとも言えなくなりましたがw 概ね増加傾向にあると言えます。

学習当初は、この問題形式について「経営者も法律のことは診断士でなく弁護士に聞いてくれよー!」と憤りを感じてましたが、ストーリー仕立ての問題は穴埋めや、2択x2が多く知識定着していれば即答や、4択→2択へ絞込みやすく、比較的解きやすい問題が多いです。 勝手ながら近年の易化傾向の1つの要因になっているのでないか?と類推しております。

■おわりに

経営法務自体の具体的な学習方法はなく申し訳ありませんが…、アウトプット学習での「知識定着」は幅広い学習に有効なので、是非試してみてください。

次回は、フッキー さんの登場です。 

お楽しみに! 

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