経営法務は過去問の事例で、知識の定着と拡がりを by フッキー
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タキプロ15期のフッキーと申します。
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■はじめに
私が受験生時代、足切りにあうかもしれないと恐怖を一番感じていたのが経営法務でした。
というのも、過去問を解いていると32点や36点と言う点を取ることも多く、当日の試験の難易度次第で40点を取れないかもと思っていたからです。
加えて、TACの市販テキストやStudyingの教材※には書かれていない知識も多く、どうすれば安定した得点を取れるかと悩んだものでした。
とにかく40点以上を安定して取りたい!と思うあまり、ビジネス実務法務の2級のテキストや問題に手を付けてみたりもしましたが、他の教科に手が回らなくなりそうだったので断念。
最終的に自分が辿り着いた結論は、過去問から知識を広げ、それでダメなら諦めて、また来年法務の知識を深く勉強しようということでした。
※私は独学で、TACの市販テキストとStudyingの講義でインプットをし、Studyingの問題と過去問でアウトプットをしていました。
運よく1次試験は一発合格できましたが、もし出来ていなかったら、ビジネス実務法務の2級を勉強しながら法務の知識を深めていたかもしれません。
■まずは基礎知識の定着を
経営法務は、大きく分類すると、会社法、知的財産、民法その他 に分類できるかと思います。
その中でも会社法と知的財産は、基礎知識として身に着ける範囲はそこまで大きくないかと思いますので、この2つの分野で確実に点を取ることが大事かと思います。
私は一度知識を覚えた後、平日の通勤時間で毎日30分程度、スタディングの問題を解いていました。
今日は会社法、明日は特許といった形で、1週間で全てが1巡するような形で基礎知識を定着させていきました。
経営法務は暗記が中心になってくるかと思いますので、個人的には机で座って問題を解くよりも、通勤時間の決まった時間で終わらせると決めてやる方が、継続する意味でもよかったかと思います。
■過去問の事例で知識の幅と深さを増やしてみる
ある程度基礎知識が身についてきたら、過去問を解いてみました。
が、、初めて解いた過去問があまりにも難しく絶望した記憶があります。
これは40点を取るのもかなり難しい、そう思いつながら、自分なりに考えた結果、過去問の事例をベースにいろんな知識を関連付けて想定問題を自分で作ってみて知識の幅と深さを増やすようにしてみました。
合併に関する問題があった場合は、株式分割の場合はどうなるのか、特許出願の問題が出ていれば、失効する場合はどうなるのかなどを勝手に想像して、知識を連動させて覚えるとともに、初めて得た知識については、ネットなどで調べ、あと一歩詳しい知識を得るようにしたりしました。
そのような作業を繰り返すうちに、ある程度事例に対する慣れも出てき、40点は取れるだろうという自信に繋がっていきました。
■おわりに
私が受けた年度は経営法務は易化していたため、それなりの高得点が取れたのですが、今後また難しくなっていく可能性もあるかと思います。
受験生は法律の専門家ではないので、難しい問題はみんなできないと考え、基礎的な問題を落とさないよう、あいまいさが残らないように知識をしっかりと身に着ければ合格は目の前かと思います。
いよいよ追い込みの時期に入ってくるかと思いますが、体調に気を付けて合格を勝ち取れるよう頑張ってください。応援しています。
次回はこみさんの登場です。
お楽しみに!
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