経営法務は効率重視で取り組もう! byこう
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みなさん、こんにちは。
タキプロ15期のこうと申します。
■はじめに
私は、中小診断士試験に挑戦する以前、大学は経営学部卒業、仕事は営業で、これまでは法律に関する勉強をした経験がありませんでした。初めて経営法務の参考書を読んだ印象は、言葉の定義が難しくて理解するには時間がかかりそうだけど、一方で理解できれば仕事に役立ちそうな科目との事でした。皆さんもご存知の通り、経営法務は2次試験に関連しない科目です。そのため、私は、仕事に役立つ科目であるので、経営法務の勉強時間を増やしたい誘惑にかられましたが、2次試験の勉強を優先するため、最小の努力で合格ラインをクリアすることを目標に設定し、効率重視で取り組んでいました。
■出題範囲の中での力を入れる部分
出題範囲は、①会社法、②知的財産権、③民法その他に大きく3つに分けられます。法律の範囲は膨大であるため、効率重視で突破するために、過去問の出題傾向から、以下の範囲を重点テーマとしてとらえ、その他の出題範囲と力の入れ具合で極端に強弱をつけました。
①会社法
機関設計・資金調達・組織再編
②知的財産権
産業財産権(特許権・意匠権・実用新案権・商標権)・著作権・不正競争防止法・独占禁止法
③民法その他
契約・相続・国際取引・国際条約(英文契約書でよくでる20語ぐらいの単語はチェック)
活用したテキスト
色々なものに手を広げずに、スピード問題集と要点整理ポケットブックの組み合わせで対応していました。また法改正があるので、受験する都度、最新版を購入していました。私は、2次試験の受験資格を持つ保険受験であったので、2次試験との関連性のない経営法務はなるべく勉強時間をかけずに56点~60点を目標に設定し、インプットとアウトプットを繰り返し、繰り返し行い、短期間で集中して取り組みました。
■直前の抑えるべきポイント(法改正)
法改正した論点は、出題される可能性が高いのでチェックした方がよいと思います。今回は、金融商品取引法の改正により、2024年4月から四半期決算が廃止され、半期報告書に集約されました。以下のポイントを抑えておきたいです。
四半期報告書 廃止
↓
半期報告書に集約 提出期限:半期終了後45日以内
※特定事業会社(金融システムを担う会社)は60日以内
公衆縦覧期間:5年間
臨時報告書 公衆縦覧期間:5年間
■おわりに
平成30年度は合格率が5%と極端に低い結果で、出題者側のミスと思われる年度の試験はありましたが、、令和4年、令和5年の合格率は25%~26%であり、出題範囲を絞り、効率重視のスタンスであっても60点確保は十分可能と思います。試験の直前期に入っていますが、暗記系の科目は最後が肝心だと思いますので、皆さんの最後まであきらめない、ラストスパートを応援しております。
次回は、風 さんの登場です。
お楽しみに!
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