過去問解答データから見える出題傾向 経営法務(後編)

皆さん、こんばんは!月曜日夜ショリ@タキプロです。

「過去問解答データから見える出題傾向」 ~経営法務編~と題して、正答選択肢やボ-ナス問題の分布状況などの傾向から、あと1点を取るためのテクニックについてお伝えしています。本日昼に、前編をお送りしました。さっそく、後編をお送りしましょう。
 
■ボーナス問題は、「知財」→「会社法」→「その他」 の順に多い
 経営法務の問題数は、例年、約25題であることは、どなたもご存知だと思いますが、ボーナス問題(難易度A)がどのあたりで出るか、ご存じですか?
 ボーナス問題は、中盤(知財)で集中的に出ています ボーナス問題(難易度A)は、5年間で合計26題出題されていますが、問題を会社法、知財その他に区分し集計したところ、会社法:9個、知財:12個、その他:5個の出題がありました。
 知財と会社法で頻出するボーナス問題を細大漏らさず正解することが重要です。

高配点は「知財」と「その他」に付されている
 経営法務には、5点、4点、3点の配点パターンがあることは、ご存じだと思いますが、特定の問題の配点が高くなっていることをご存知ですか?
 高配点の5点は、5年間で21題が出ていますが、「知財」で6割「その他」で4割出ています。
 
 配点が高く難易度も低い「知財」を優先的に解くのがよいかもしれません。
 
■同一選択肢が2連続を超えて正答になることは少ない
 これまで特集してきた財務・会計、経済学・経済政策、企業経営理論では、同一選択肢が2連続を超えて正答になることは、珍しくなかったのですが、経営法務では稀です。2連続を超えたのは、わずかにH21の「イ」の4連続のみです。
 同一選択肢が2連続を超えて正答なることは、ほとんどないので、ご自身の回答選択肢がそのような場合には、ポカ(マ-クミス等)の可能性を疑ってみてもよいかもしれません。なお、次回(最終回:中小企業経営・政策編)は、明日正午と木曜日正午に分けて投稿させて頂きます。

 皆さん、本試験まで、本当にあと少しです。最後の最後まで、あと1点の加点を狙う勉強を続けてください。
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