【1次】なるべく理屈で考えて、丸暗記を少なくする ~法務~
こんばんは、もん@タキプロです。
今週でブログ当番を卒業します。
一年間ご愛読くださいまして、ありがとうございました。
心より御礼申し上げます。
来週から始まるフレッシュ4期生の記事にぜひご期待ください
そろそろ予備校では暗記科目3連発が始まる頃ですね。
2次との関連が薄めなのに、覚えることはやたら多くて大変。
少しでも判りやすく覚えたいものです。
私は勝手な屁理屈でもいいからこじつけて、
単なる丸暗記をなるべく少なくするように努めました。
特に法務では、
そのように決めた理由や背景、目的を理解するようにしました。
例えば、特許権における審査請求制度。
なぜ「出願」と「審査請求」に手続きが分かれているのでしょうか
特許権を取得すると、1件ごとに毎年毎年特許料がかかります。
製造業や研究開発系の企業では、
件数が多くなり費用も馬鹿になりません。
その特許で収益の見込みがある等資金的に余裕があれば良いですが、
そうでないと何でもかんでも特許権取得するのが憚られますね。
一方、特許出願しなければ、
他者に同じ内容を先に出願・取得されてしまう恐れもあります。
すぐに収益の見込みのない発明は出願だけして審査請求しなければ、
特許権取得はできないですが、発明の新規性を失わせることができ、
万が一の他者による特許権取得を阻止することができますね。
また、出願から1年6ヶ月で強制的に出願内容が公開されます。
これは、出願内容と同じ研究や開発に対して
第三者がそれを知らずに無駄に投資してしまうことを防止しています。
でも、そうなると特許権取得前に、
せっかくのノウハウが他者に知られてしまいますね。
それに対して発明者の利益を守りやすくして、出願を促す為に、
出願公開後の「補償金請求権」が用意されているのです。
こんな感じで理由や目的を理解しながら覚えていくと、
1回目の学習では時間もかかり面倒ですが、
結果的には丸暗記より少ない回数でずっと覚えやすいですし、
少し捻った問題が出題された場合でも
同じ考え方や方向性を基準に正誤を判断することが容易になります。
今のうちは「急がば廻れ」でじっくり理解しながら
覚えることを心掛けてみてください。
他に丸暗記を少なくする方法として、
定番の語呂合わせも有効ですね。
タキプロブログでも多くのメンバーが提供しています。
お気に入りのものを探してみてください。
<次回勉強会のご案内>
日時 :2月17日(日)9時半~12時
会場 :八丁堀区民館(東京都中央区八丁堀四丁目13番12号)
最寄りの交通機関
・中央区コミュニティバス(江戸バス)北循環3番 八丁堀駅バス停 徒歩5分
・東京メトロ日比谷線またはJR京葉線八丁堀駅下車A2番出口 徒歩2分
題材 :平成24年度事例1
申込み:お申込みはこちらから 会費 :500円
参加者で解答を持ち寄ってディスカッションをします。
事例を事前に解いて、解答のコピーを5部程度持参ください。←重要
<2、3月の予定(東京)>
2/17(日) 9時半~12時 八丁堀区民館 題材:H24事例1
3/ 3(日) 9時半~12時 堀留町区民館 題材:H24事例2
3/14(木) 19時~22時頃 八丁堀区民館 題材:H24事例3
3/31(日) 9時半~12時 八丁堀区民館 題材:未定(H24事例4&1次よろず)
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