知らない問題は常識で解く「経営法務」/とくさん
こんにちは!タキプロ10期東京のとくさんです。
過去記事はこちら。
今回のテーマは1次試験の「経営法務」です。
「経営法務」…聞くだけで憂鬱になる人も多いかもしれません。私も苦手科目でした…。そして、タキプロ東京の春セミナーでアンケートをとったところ、受験生の苦手科目は「経営法務」がダントツでした。昨年の「経営法務」は8点加算になるという前代未聞の難易度だったので、苦手意識を持つ人が増えているのかもしれません。
「経営法務」は範囲も広いですし、憶えなければならないことが多いです。しかも、暗記系科目であるにも関わらず、テキストに書いてない内容が出ることも良くあります。そんな科目をどう攻略すればよいのか…。
そんな苦手意識の強い方の戦略としては、2つあると思います。
①安定して60点以上を取るレベルを目指すのではなく、40点未満にならないように基本事項を確実に押さえましょう。
試験まであとわずかの現段階から、「経営法務」を苦手としている方が、確実に60点取れるようにすることは正直なところ困難と思います。今から「経営法務」に時間をかけるのであれば、「中小企業経営・政策」などに時間を使った方が得点の伸び率は高いと考えます。
昨年のように超難化した年でも、基本をきちんと押さえていた方は50点台は取れていたように感じます(私は足切ギリギリでしたが…)。最低限、40点を切らないように、頻出問題を再チェックするなど、基本事項の徹底に集中しましょう。
②知らない問題が出ても焦らない。常識で解ける問題もあります。
「経営法務」は暗記系科目なので、そんな内容、聞いたこともない!という問題が出た時には焦ってしまうと思います。しかし、焦ってはいけません。「経営法務」の問題は、社会人として日々過ごしている皆さんであれば、文脈から正解を導出できることも意外と多くあります。冷静に、「常識的に考えたら、どの選択肢が妥当か」を考えましょう。
例えば、昨年度の第21問は、東京証券取引所の市場区分(JASDAQ、市場第一部、JPX日経400)における、機関設計(監査役会設置会社、監査等委員会設置会社、指名委員会等設置会社)の比率の組み合わせを問う問題でした。そのような比率に記憶が無かったとしても、市場区分と機関設計それぞれの特徴を何となくわかっていれば、回答の推測は十分に可能です。
一次試験まで残りわずかです。追い込みの時期で睡眠時間を削っている方もいらっしゃるかと思いますが、くれぐれも体調だけは崩さぬよう、気を付けて頑張ってください。
私は昨年、2日目の最初の「経営法務」で心が折れかけましたが…、気持ちを切り替えて「中小企業経営・政策」まで集中し、合格することができました。皆さんも、最後の科目を解き終わるまで、絶対にあきらめないでください!
明日はやーまさんが登場します!2次対策中の方は、明日をお楽しみに!
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