経営法務は45点でOK by こあら
こんにちは。タキプロ12期の「こあら」です。
今日は1次試験の経営法務に関して戦略論を記したいと思います。
■「45点」を目指しましょう!
僕が経営法務に関して言いたいことはこれだけです。
お仕事で日頃から法律に接しているなど、経営法務がよっぽど得意な方以外は、45点を目指しましょう。
理由はただ1つ。学習のコスパが悪いからです。
下記で詳しく述べたいと思います。
■なぜ45点を目指すのか
経営法務の学習のコスパが悪い理由は大きく2つあります。
1.法律の知識は範囲が広く深く、枝分かれも膨大にあり、キリがない
2.2次試験の筆記で全く知識が求められない
上記の2つの理由から、45点という足切りを確実に超える最低限の点数を目指すことをお勧めします。
まず1つ目に関してですが、そもそも法律というものは制定文が正であり、予備校や受験用テキストに記載のある文章はかなり要約されたものになっています。
さらに法律の下位には、政令以下、より細かな条件があり、範囲や条件が非常に複雑です。
テキストを完璧に暗記して自身満々に問題を解いても、テキスト外の深い知識を求められ手も足も出ないことが往々にして起こりえます。
例えば、私の受験時、相続税は完璧に理解したつもりでした。
なので試験問題の1つに相続税の計算が出てきたときは、「ラッキー」と思いました。
しかし、実際に問題を解いてみると数字が合いません。
出した数値が、答えの選択肢にそもそも存在しないのです。
結局私が覚えた相続税は診断士のテキストで覚えた程度ではまだまだ中途半端で、様々なパターン/条件があることを試験後の答え合わせで理解しました。
おそらくテキストを完璧に覚えても80点も取れないでしょう。
そして、経営法務の学習コスパが悪い理由の2つ目ですが、経営法務は2次試験には一切出現しません。
1次試験から2次試験まで2か月しかない為、できるだけスムーズに2次試験の学習に繋げる為には、経営法務に時間をかけるより、2次試験でも点数が取りやすい企業経営理論や財務会計などに時間を費やした方が適切だと思われます。
■おわりに
経営法務の難易度は高いですが、基本的なことをざっと覚えれば45点は取れ、赤点は回避できるはずです。
1次試験まで残り時間も少なくなってきた今、経営法務はさっと終わらせて、他の科目に時間をかけるのをお勧めします。
余力がある人は2次を見据えて、財務会計の強化がお勧めです。
以上。こあらより、経営法務に関する戦略論でした。
【追記】
こあらが昨年お世話になった、財務会計の支援サイトが復活してました。
ただ、まだサービス自体は停止中と記載ありますね。(2021年7月4日現在)
参考にしてください。
・財務会計支援サイト
https://fs.lck-cloud.com/u15164/
次回はウラマツさんさんの登場です。
お楽しみに!
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