最短ルートを見つける~あと1マーク(経営法務)~
タキプロ絶対合格 2次多年度生向けセミナー
6月15日(土)13:30~16:30 (懇親会17:00~)
みなさま、おはようございます
“木曜朝”のブログを担当しております、Aのしもべ@タキプロです。
以前の内容は→こちら←
この時期になると、一層勉強時間を増やしていると思いますが、体調管理の方はいかがでしょうか?
忙しいとつい不摂生になりがちですが、本試験は(7科目の場合)合計510分の体力勝負でもあり、万全の調子で臨まなければ最後まで集中力の維持はできません
栄養バランスに気を遣う、休むときはしっかり休むなど、日々体調管理を行う事も合格のための作戦の1つだと思っています
さて、本題に入りますが、先週より、あと1マークを狙うという内容で書いております。
本日は予告通り、経営法務についてまとめていきます
1.本試験で陥りがちなこと
まず、過去問を見て頂ければ分かると思いますが、経営法務は試験範囲が広く、文字数も多くなっています。ですので、対策できなかった部分が出題される事も、残念ながら毎年あると思います。
このような問題も出来る限り得点していきたい所ですが、何となく考えているうちにただ時間が過ぎてしまう事も多いと思います。文章量が多い科目ですので、これでは時間がいくらあっても足りません
ではどうすれば良いのでしょうか??
私の場合、“この場合はこう考える”、という基準を過去問の傾向をもとに決めていました。
今回は、昨年しもべが使っていた、難しい知識を用いない対処法を紹介していきます
2.対策
①仲間はずれを探す
問題の中には、ある選択肢が他と異なる事に気づき、得点できる事があります。
以下、H24-1を例に説明します。
この問題を完全に知識で解く事ができた方は少ないと思いますが、選択肢の内容を丁寧に見ていくと、1つだけ他と異なるものがあります。
ア Wホールディング株式会社の枠内にあるAを見ると、○がついている
イ X株式会社の枠内にあるCを見ると、○はついていない
ウ Y株式会社の枠内にあるBを見ると、○はついていない
エ Z株式会社の枠内にあるLを見ると、○はついていない
以上の作業から、○がついているのはAだけで、仲間はずれだと分かります。
このように少し手を動かしてみると、正答と思われる選択肢を見つけることができるかもしれません。
②現実的なものを探す(難しく考えすぎない)
法務での頻出問題で、社長と中小企業診断士のやりとりがあり、診断士の回答として正しいものを選ぶというものがあります。
私の場合、このような問題の最終手段として、現実的な事を言っているか否かで判断を行っていました。
以下、H24-12を例に説明します。
まず本文を眺めてみると、長男からの回収は厳しく、次男から回収するのが現実的と読めます。そうなると、以下のものは候補から外れそうです。
ア 回収の厳しい長男を対象にしているため
イ 次男からの回収を諦めているため
そして、残りの2つですが、どちらが現実的なのでしょうか。しもべとしては、300万円要求する“エ”はあまりに次男にとって不利で、“ウ”の方が現実的だと思えました。
この問題を解くときには難しい知識は使用していないのですが、難しく考えすぎない事も、法務では大切になることもあります。
それと近い例としてH23-1では、問題文で甲の望んでいるものを素直に反映させた選択肢が正解だったりします。
いかがでしょうか?
どうしても知識で解けないときは、“過去問の傾向”を知って選択肢を判断するのも良いと思っています。
※もちろん、知識で解く事ができれば一番良いのですが…。
このように過去問からは様々な事を学ぶことができます。分析はしっかりと行って下さいね
今週はここまでです
最後に、勉強会の案内を行い終了致します
タキプロ勉強会のお知らせ
【今後の予定(東京)】
・6/2(日) 9時半~12時 生涯学習センター(バルーン) 題材:H22事例4&1次対策
・6/6(木) 19時~21時半 八丁堀区民館 題材:H21事例1&1次対策
・6/20(木) 19時~21時半 八丁堀区民館 題材:H21事例2&1次対策
*2次試験対策では、すべての設問を議論の対象とすることは時間の都合上できません。なるべく受験生の希望を反映するため、参加申し込み時にディスカッションをしたい問題をご記載いただければと思います。
また、題材の事例について事前に解答を作成し、5部程度コピーをお持ちください。
*1次試験対策を希望される方は、参加申し込み時に対策をしたい科目と、どのようなことをしたいかを簡単にご記載ください。
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