経済学は一生役立つ by ミョンス
読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ13期のミョンスと申します。
■はじめに
今回は「経済学は一生役立つ」というテーマで投稿させていただこうと思います。
この時期、中小企業診断士の受験を決意して学習を開始した方も多いのではないでしょうか。その時、最初の関門として立ちはだかるのが「経済学・経済政策のむつかしさ」ではないかと思います。
おびただしい数式の数々、ヘンテコなグラフの数々。。
意を決して、経済学から勉強を始めるも、その難しさに、北風が一段とこたえるカフェからの帰り道、、
そんな「冬の時期」を皆さん一度は味わうと思います。
でも、その時期を乗り越えれば、きっと経済学は安定した得点源科目になると思います。
私も違う資格で経済学の学習開始時「冬の時期」を経験しましたが、何とかコツをつかみ、苦手意識は払拭できました。実際、診断士1次試験は2回受験しておりますが、ほぼノー勉で60点はクリアできておりました。
仕事も、学習当時は注文住宅の飛込営業をやっていたのですが、今では大手生命保険会社に転職して、いっちょ前に金融経済について営業現場にアドバイスしている立場となりましたので、ある意味「経済学は一生役立つ」を実感している身です。
■ミョンスの25年にわたる経済学とのつきあい
私ミョンスは、当時注文住宅の飛込営業から人生を打開すべく、1997年に不動産鑑定士の学習を開始しました。
不動産鑑定士の試験制度を多く語りませんが、当時はいきなり論文一発試験で、その論文科目に「経済学」があり、はじめて身を入れて経済学の学習を開始しました(大学は商学部ですがほぼ学んでない状態)。
12月年末にLECの講座を申込み、カフェでこつこつ自習を重ねますが、消費者理論からしてわけがわかりません。。当時生活圏だった千葉県の海浜幕張のカフェからの帰り道がえらく寒かった記憶がいまだによみがえります。
当時、論文の答練は、10点くらいだったと記憶しております。
(ちなみに、その後、畑違いの製薬業界MRに転職したため、鑑定士試験は断念しました)
■経済学「開眼?」のきっかけ
経済学は当初理解できず苦労の連続でした。しかし海浜幕張駅そばの「カフェ・ヴェローチェ」でミクロ経済学で完全競争市場にたどり着いたとき、まさに運命を変える(?)言葉に巡り合います。それは、、
「完全競争が成立している場合、多くの場合、市場メカニズムがうまく働き、効率的な資源配分が行われる」
という法則でした。もちろん完全競争市場にはいくつかの前提条件は必要ですが、経済学を学ぶ意義を感じた瞬間でした。
それに付随した『独占・寡占・公共財』などを学ぶにつれ、いかに世の中に不公平があふれているのか、また不公平となるよう企業は戦略を打つのか、等など、それまで経済に無頓着だった「飛込み住宅営業マン」にとって、世の中の解像度が上がったように思えた瞬間でした。
以後、縁がないと思っていた日経新聞に俄然関心を持って読むようになりました。そしてちょうど世の中は小渕政権となり、財政政策がとりあえずGDP対策になること、などをマクロ経済学の学習を通じて実感するようになりました。
その後、製薬会社へ転職して、数年間勤務の後、現在生命保険会社で運用色の強い商品の問合せ対応を行う業務となりました。そこで、日経の経済色の強い記事を手帳に書き、自分なりに分析することを習慣化しました(3年は続きました)。また経済に関する書物を週に一冊読むことを習慣にしました(当時の上司に感謝です)。証券アナリストの受験も行いました(2次受験多年度生です、、)
2018年に中小企業診断士受験を決意。その頃にはノー勉で「経済学・経済政策」は60点とれる実力となっていました。
■今やるべきこと
1次試験は科目数も多く直前期はパニックになってしまいがちです。だからこそ今のうちに時間がかかる「経済学・経済政策」(&「財務会計」「経営法務」)に四苦八苦しておくことをおすすめします。学習法は、とにかく基本的なテキストを読み込み、グラフを書くこと、です。
この時期、経済学にじっくり向き合い理解を深めておくと、経済は暗記でなく理解の科目ですので、直前期は負荷が減ります。
ぜひ理解重視で学習をすすめてください。
■おわりに
次回はガーナさんの登場です。
お楽しみに!
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