高得点が狙える!経済学・経済政策 byもつ
読者のみなさん、こんにちは。タキプロ14期のもつと申します。
本日は、「経済学・経済政策」です。
はい、1次試験の最初の試験科目ですね。 ここから始まる長い試験。緊張しつつ、一番気合を入れて臨む科目でしょう。
私は理系でこれまで経済学とは全くの無縁でしたが、この経済学・経済政策は勉強方法がうまくはまり、92点を獲得できました。
うまく勉強することができれば、未経験かつ独学でも高得点が狙える科目だと思います。
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■やるべきことは、過去問
ではこの科目を攻略するためにやるべきことは何か。
地味ですが、私は過去問を徹底的にやることをお勧めしたいと思います。
私は過去問を繰り返し解くことで、実力が徐々についていく実感が得られたことを覚えています。
しかし、過去問は二度と出ない問題ですよね?それをやることに意味があるんでしょうか?
そう思った方もいらっしゃるかも知れません。
でも、この科目は、何度も同じような問題が繰り返しでる科目なんです。
■覚えるより、まず理解する
もちろん、過去の問題が何も変わらずそのまま再度出題される、なんてことはありません。
数字が変わったり、組み合わされたり、グラフが変わったりしますし、選択肢の組み合わせも色々変わりますね。
しかし、この科目は、一度解き方の本質的な意味を理解してしまうと、多少問題が変わったとしても、まるで同じ問題を解くように解けてしまうんです。 そう、この科目の攻略法は、覚えるより、まずは理解することが超重要です。
■腑に落ちるまで、考えるべし
この科目は、グラフの攻略が成功の鍵です。
暗記しようとするのではなく、グラフをじっくり眺め、なぜそのような曲線や直線になっているのか、じっくり考えましょう。
これは決して楽な作業ではありません。
X軸が右や左に動くたびに、なぜY軸の数値がそのように変化するのか、じっくり考えましょう。
コツは、やや極端なケースを想定することです。この作業は、グラフを見慣れている理系の方が得意かも知れませんね。
そうこうして、じっくり考えていると、ふと、ストンと腑に落ちる瞬間があります。
そうなればしめたもの。もうそのグラフが出てきたときは、大抵の問題は解くことができるでしょう。 とにかく、腑に落ちる瞬間まで頑張って考えましょう。
■正解を探すのと、不正解を探すのと、両面から攻める
一次試験はマークシートですので、一つの設問に、正解の選択肢と不正解の選択肢があります。
一発で正解がわかれば良いのですが、正解の選択肢に自信が持てない場合には、不正解の選択肢から、正解を絞り込むこともできます。
グラフの問題は、前述のとおり極端な値を考えることで、不正解の選択肢を特定することもできたりします。
例えば、X軸にゼロや無限大を入れてみて、Y軸の値がどうなるかを考えてみると、ありえない選択肢を排除できたりします。
そのように、正解がすぐにわからない場合には、不正解を探すことも同時にやってみましょう。
その練習をするうえでも、過去問はとても優れています。
一方、市販の問題集は不正解の選択肢の質が低く、不正解の特定の練習にはイマイチな印象を持っていました。 私が過去問をお勧めするのは、そのような背景もあります。
■おわりに
私は、この中小企業診断士試験をきっかけとして、経済学・経済政策を学ぶことができ、とても良かったと思っています。
経済学は、我々の生活に深くかかわっているもの。この試験を受けなければ、全く知らずに過ごしてしまうところでした。
ニュースを見たり、新聞を読んだりする際に、あっ、経済学で学んだやつだなとか思い出すことが時々あり、ちょっと嬉しくなったりしますよ。
ぜひ、楽しみながら取り組んでみてください。
ご覧いただきありがとうございました!
次回はやっすんさんの登場です。
お楽しみに!
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