1次試験 経済学・経済政策と対峙する by イッズ

皆さんこんにちは!タキプロ16期の イッズ と申します。
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■はじめに
まずは私の自己紹介をさせていただきます!
名前:イッズ
年齢:30代前半
職種:スタートアップの営業職
受験歴:1次試験 1回、2次試験 2回
勉強時間:1次試験 400時間、2次試験 300時間
勉強方法:1次試験 スタディング /2次試験 独学
得意科目:企業経営理論
苦手科目:財務・会計、経営法務
受験のきっかけ:今後ビジネスマンとして必要な知識を体系的に学べることに魅力を感じた、変化が激しい時代にスキルを証明する資格が欲しかった
中小企業診断士試験に挑む受験生は多くの方が仕事をされながら自分の自由時間を削って勉強時間を捻出していると思います。
なかなか出口が見えない中で、どうしても時間を捻出することが難しいタイミングや挫けそうになることがあるかもしれませんが、勉強を続けていけば必ず成果が現れます。
どうか目標に向かって勉強している自分を誇らしく思ってください。
過去の自分と比べて成長している自分を見つけて、過程も楽しむことを意識しながら勉強を続けていきましょう。
今回は中小企業診断士1次試験 経済学・経済政策に向けたアプローチと勉強方法例を紹介します。僅かでも受験生の皆さまの一助になればと思います。
■中小企業診断士試験における経済学・経済政策の位置付け
まずは経済学・経済政策が本試験でどのような特徴があるかを考えてみます。
①2次試験では直接出題されない科目であり、中小企業診断士試験においては1次試験の突破のみに必要な科目
②1次試験1日目の最初の科目
→この点は人によっては重要になりうる特徴です。緊張状態で迎える本番当日、最初の科目の手応えが後の科目に大きく影響する方には、その日全体もしくは1次試験全体の出来栄えを左右する可能性があります。
③暗記科目の側面はありつつも出題範囲は相対的に狭い。一方で、理解・応用が求められる科目である
→しっかりと理解をして学びきれれば、安定して高得点を狙いやすい科目であると思います。
診断士試験のWebサイトから過去の試験案内を見ていただくと、記載されている経済学の出題範囲が相対的に狭いことが分かります。
一方で、範囲内の各項目同士が相互に関連し合うため、ある項目を理解したうえで他の項目に応用していくことが求められます。
上記3点を踏まえたうえで、次は経済学・経済政策に対するアプローチを考えます。
■経済学・経済政策に対するアプローチ
経済学・経済政策の位置付けを確認したうえで、次はどのようなアプローチで本科目に取り組むかを考えてみます。
アプローチを考える際に、ご自身が以下のどこに当てはまるか考えながら読み進めてみてください。
・ご自身が過去に経済学を勉強した経験があるか(過去の中小企業診断士試験での勉強も含む)
・勉強してみて、好きになれそうかor苦手そうか
・過去に数学系の科目に対してアレルギー、苦手意識があったか
・過去に何らかの試験を受けた際、前の科目の出来栄えが気になり以降の科目に悪影響があった経験があるか
・試験に割けるリソースが他の受験生と比べ少なそうで、かつどうしてもストレートで2次試験合格を目指したいか
・少し勉強をしてみて、他の複数科目で苦手意識があるor足切り回避レベル狙いになりそうな科目が複数ある
大きく分けるとアプローチは2つで、①他科目を補う得点源にするか ②60点取れれば御の字とするか です。
過去に経済学を勉強したことがあり素養がある、勉強してみるとグラフや経済学の概念理解が得意or好き、当日の試験の手応えが後の科目に大きく影響する、その他科目で3つ以上苦手意識のある科目がある、などに当てはまる方
→①のアプローチを取り、1次試験の得点源とするべく当日75点〜を狙う
経済学の勉強が初めて、数学アレルギーやグラフへの抵抗がある、試験まで大きな勉強時間を割けないもののストレート合格を目指したい(2次試験につながる科目にリソースを割きたい)、当日の試験の手応えが悪くても切り換えて次の科目に臨める、などに当てはまる方
→②のアプローチを取り、1次試験では最低限足切り回避、60点取れたら御の字のスタンスで臨み他の科目を得点源にする
私は経済学は初学で、かつ2次試験科目に重点を置きたいと考えたので、②寄りのアプローチで勉強を始めました。
ただ勉強を始めると意外と楽しかったので勉強時間が伸び、結果的には直前期の過去問数年間の平均点は60点ちょうどくらい、試験当日は68点で上振れました。
そんな感じで蓋を開けたら、ということもあるので、勉強を進めたうえでどちらのアプローチを取るかを決めていくと良いと思います。
■おすすめの勉強方法
勉強に割ける時間、タイミング、好みのやり方は人それぞれになるので、参考までにはなりますが私の学習方法をご紹介します。
隙間時間でスマホで受講できるという点が魅力だったので、1次試験ではスタディングをメインに活用していました。
経済学に限った話ではないのですが、ひと通り講座で知識をさらっとインプットした後は、問題演習+間違えたポイントや不明確なポイントを復習+暗記カードの作成というサイクルで勉強していました。
暗記カードはスマホアプリも試してみましたが、書く過程での記憶定着も期待して最終的には紙の暗記カードを作っていました。特に経済学はグラフの形状など手書きで作成した方が書きやすいです。
作成したカードは毎日の通勤時間で見返し、定期的に順番をシャッフルしたり覚えきったものは外したりしつつ、記憶を定着させていきました。
まだ作成したカードが手元にありましたので、一例を載せます。少しでもご参考になればと思います。
(表面)

(裏面)

この暗記カードが絶妙なサイズ感で使いやすかったのでご紹介しておきます(上の写真のものです)。
シンプルかつアナログですが、重要なポイントの記憶を定着させていくことで確実に点数を積み上げていくことができるやり方です。
合う合わないはあると思いますが、隙間時間を活かす手法のひとつとしてぜひ一度お試しください。
■おわりに
経済学は、中小企業診断士試験で初めて触れるという方も多く、苦手意識を持つ方も多いかもしれません。勉強を進めていくと、これまで通り抜けていくだけだった経済や為替のニュースが意味とつながりを持って理解できるようになっていきます。2次試験には直結しない科目ではありますが、ご自身の成長を日常で実感しやすい科目です。勉強しながら成長を実感し、その過程を楽しみながら知識を定着させていきましょう!その先にはきっと結果がついてくるはずです!
次回は、MaCs さんの登場です。 お楽しみに!
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