過去問解答データから見える出題傾向 経済学・経済政策(後編)
皆さん、こんばんは!月曜日夜のショリ@タキプロです。
「過去問解答デ-タから見える出題傾向
」~経済学・経済政策~と題して、正答選択肢やボ-ナス問題の分布状況などの傾向から、あと1点を取るためのテクニックについてお伝えしています。本日昼に、前編をお送りしました。さっそく、後編をお送りしましょう!
■ボーナス問題は終盤に多い
経済学・経済政策の問題数は、例年、25題であることは、どなたもご存知だと思いますが、ボーナス問題(難易度A)がどのあたりで出るか
ご存じですか?
ボーナス問題は、終盤に多いです。ボーナス問題(難易度A)は、5年間で合計25問が出題されていますが、問題を序盤、中盤、終盤に区分した場合、序盤:7個、中盤:6個、終盤:12個の出題がありました。
ボ-ナス問題の約5割が終盤に偏っているため、序盤や中盤で分からない問題は、一旦、思い切って飛ばす。そして、ボーナス問題を全て解いてから、戻った方が効率的かもしれません。
■同じ選択肢が連続して正答になることも多い
ご自身が回答した選択肢が、ばらついていないと、回答に不安をおぼえる方も多いと思いますが、正答選択肢は、問題をまたいで連続することも多いです。
同じ選択肢が2題連続で正答になることは、よくあります。実績を調べたところ、5年間で17回ありました。1年あたり平均で約3.4回です。先週金曜日にタキプロメルマガで特集した「財務・会計」の平均は3回でしたので、財務・会計より正答選択肢の連チャン率が高いです。同じ選択肢を連続してマ-クすることに抵抗感がある方は、少し考えを変えられた方が良いかもしれません。
ちなみに、同じ選択肢が3題連続で正答となった回数は、5年間で5回です。平均で1年1度のペースです。ご自身の回答選択肢が4題以上連続しない限り、ご自身の信じる選択肢を迷わずマークするのが良いかと思います。
一方で、同じ選択肢が4題連続で正答となったことは、ありませんでした。そのような場合には、ポカ(マークミス等)の可能性を疑ってもよいかもしれません。
それでは、皆さん、蒸し暑い日が続きますので、体調管理にはくれぐれも気をつけてください。
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