経済学は「開眼」するまで我慢 byナベヤ
こんにちは。ナベヤです。2回目の投稿になります。前回はこちら。
皆様はお仕事などの状況はいかがでしょうか。大変な時ですが、このような機会に、ご自身の働き方、生き方を見直している人も多いようですね。診断士の勉強時間を増やしたり、資格取得後のプランを想像してみたりする時間を作れるようでしたら、是非そのように使っていきましょう。
私は、4月から東京のラーメン屋さんに入る予定でしたが、引っ越し直前にストップし、落ち着くまで様子を見ることにしました。その間は地元の群馬での、建具店手伝いの身を続けます。
そういえば本日、4月17日は、2009年に自分のラーメン店をオープンした日でした。当日も金曜日でした。あれから11年いろいろあったなーと感慨深いです。
ところで今日は、『経済学』です。
前回の投稿では、私は経済学部卒なので、勉強しやすかったと書きましたが、卒業して20年で忘れていることだらけで、それなりに苦労はしました。部分部分では、初めて勉強する方に近い状況があったと思います。
経済学の勉強
私の場合、経済学は勉強したことはあって、試験勉強は独学、という条件でしたので、独学で合格を目指される方を主にイメージしたお話になると思います。
経済学を勉強したことのある方
大学で経済学(ミクロ経済学、マクロ経済学)を勉強したことがある方や、公務員試験で経済学を勉強した、という方は、やはりアドバンテージがあります。といっても、勉強したてホヤホヤの人はあまりいないと思うので、診断士試験の参考書、問題集をやって、昔の知識を引っ張り出しながら、問題に対応できるところまでやりこむという作業になるかと思います。
1組のテキスト・問題集、そして過去問をしっかりやれば合格点は十分狙っていけると思います。私は、72点でしたが、よく出るタイプの問題をあまりミスせずに取れた、という感じでした。
間違えた問題は、
●最初の2問の、省庁のデータを用いた問題。例年より親切な問題でしたが、お恥ずかしながら落としました。
●勉強した範囲だったけど、勘違いやミスで落としたのが2問。
●テキストではカバーしていなかった用語が出て、できなかった問題が3問。
というわけで、勉強したことのある方でしたら、80点以上(最低70点)を目標にして準備していくことは可能であると思います。ポイントは、
〇よく出る問題を落とさない。省庁のデータに関する問題も、簡単なものが出たら落とさない程度の準備はしておきましょう。
〇難しい問題は何問か出るので、割り切る。ただ、試験では、消去法で選択肢を絞ることはできるので、基礎的な理解を確かめ直しておく。
経済学を勉強したことのない方
初めて勉強する方は、ちょっと苦しむかも知れませんね。私の友人でも、診断士試験を1度だけ受けて諦めた人がいますが、経済学を初めてやってチンプンカンプンだったと言ってました。ただ、基本的には、勉強したことのある方と同じく、1組のテキスト・問題集を中心にした勉強でも、合格点は狙えると思います。
初めて勉強する方に必要なのは、繰り返し学習になると思います。初めは分からないことだらけですが、ぼんやりの理解でも進めることを優先し、繰り返すことで、前回分からなかったところが、次は何となく分かり、またやった時にやっとピンと来たり、他の知識と結びついてくる、という過程を踏むことだと思います。正攻法といえばそれまでですかね。
苦手意識を作る大きなポイントに、数式がいろいろ出てくる、という点があると思いますが、私自身、試験に合格した時点でも、数式を見たら、「Aが増えたらBが増える」とか「Cが増えたらDが減る」と、変数同士の増減関係を示しているだけのものと単純に考える様にしていました。あと、用語に関しては、「限界」だの「効用」だの「弾力性」だの、?な感じの言葉が目白押しかもしれませんが、理解できないときは、分かっていそうな人を捕まえて聞いてみましょう。経済学をやった人なら、自分を無理やり納得させるために、自分なりの言葉に置き換えて理解しているものなので。
今年に限らず、合格者の体験記では、全然分からない状態から勉強を始めても、やっているうちに「開眼」する時が訪れる、と書かれている方が多いです。特に独学だと自分がどこまでできるようになっているか分からず不安になるかも知れませんが、小さい一歩を確実に進めて行く意識を持ち続けましょう。そのためにも、是非タキプロを使い倒して下さい!
今回は以上です!
本日夜はダックさん(関西メンバー)です!お楽しみに!
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