経済学・経済政策を得点源にしよう by みやっち
読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ13期の みやっち と申します。
自己紹介については前回私が書いた以下の記事をご覧ください。
→ 「事例Ⅱの答えは与件文の中にある by みやっち」
今日は経済学・経済政策について書かせていただきます。自分で言うのもなんですが、私はこの科目は得点源にしていました。(ちなみに、私は令和2年度本試験で80点でした。) 皆様にもできればこの科目を得点源にしていただきたいと思いますので、なぜ得点源にすべきかと、どうしたら得点源にできるかを書きたいと思います。
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■はじめに:私の場合
私の場合は、大学生や大学院生のときに、経済学部や経済学専攻ではありませんでしたが、ミクロ経済学とマクロ経済学の講義を受講したことがありました。
学生時代から年数も経っていたので、思い出す必要があることは多かったですが、勉強法としては、過去問を数年分解き、記憶や理解が怪しいところについて診断士試験用のテキストを読むという感じで済ませ、その分他の科目の勉強に時間を回していました。
この科目は、一度きちんと勉強していれば、この程度の復習でも高得点が取れる(平均で必要な60点に対して貯金ができる)ありがたい科目でもあります。(過去問を解いた時の点数も80点前後の水準で安定していました。)
■なぜ得点源にすべきか
上述した私の経験とも関連するのですが、一度理解してしまえば安定して得点が取れるからです。
そして、この科目は、覚えることはかなり限られています。また、理解をしたうえで覚えれば忘れにくい(いざとなればその場で自分で考えて法則を導き出すことも可能)です。
また、1次試験全体の戦略からも、お勧めしたいと思っています。
得意科目・苦手科目は人それぞれだと思いますが、全科目で確実に60点が取れる人は多くはないと思うので、平均で必要になる1科目60点に対して、貯金できる科目と借金を覚悟する科目があると思います。
経済学・経済政策は一度理解してしまえば、60点と言わず70点、80点を見込める科目にできると思います。
そういう科目が一つでもあると、苦手科目へのプレッシャーが軽減されます。(私が現にそうでして、経済学・経済政策を含むいくつかの得意科目で貯金が見込めた分、苦手科目は40点の足切りを確実に回避すれば良いと考えることができました。)
■どうしたら得点源にできるか
一言でいえば、内容の理解と過去問演習を繰り返すことです。
経済学は暗記科目ではなく理解する科目ですので、まずは内容を理解すること。そして、過去問演習でアウトプットの練習をし、そこで間違えた箇所は内容をもう一度勉強・理解することで得点力を高めていけると思います。
なお、テキストは診断士試験用のものをお勧めします。(広さ・深さのいずれの面でも、診断士試験で聞かれない範囲まで勉強することは試験対策上無駄ですので。ちなみにこの科目は2次試験との関係性はほぼありません。)
具体的な学習ポイントとしては、
ミクロ経済学:需要曲線と供給曲線、余剰分析(総余剰、消費者余剰、生産者余剰の導出)
マクロ経済学:IS-LM分析、AD-AS分析
というところが主要ポイントかなと個人的には思います。理解するのが一番ですが、苦手な方でも割り切って(どういうときにどの曲線がどちらに移動するかなどを)暗記することで一定の得点には結びつくと思います。
■どうしても苦手な方、時間のない方は
どうしても経済学・経済政策が苦手で、かつ、他に得点源になる科目がある方は、足切りラインの40点を死守する作戦に切り替えましょう。
過去問を数年分解いて自分が何点くらい取れるか把握し、足切りに引っかからないなら他の科目に注力する、足切りに引っかかるならミクロ経済学・マクロ経済学のうちとっつきやすい方の冒頭の方だけでも勉強して、40点を取れるところまでの実力アップを図る、というのが対策になるかと思います。
ただし、過去問を解いた時の合計点が合格ラインの420点に大きく届いていない方は、経済学・経済政策をきちんと勉強することをお勧めします。他の科目よりも、勉強した結果が安定的に得点に結びつきやすいと考えるからです。
■おわりに
経済学・経済政策を得点源にすることは、1次試験突破への近道になると思いますので、是非チャレンジしていただければと思います。
次回はつるさんの登場です。
お楽しみに!
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