財務・会計は段階的に byこみ

こんにちは!タキプロ15期の こみ です。今日のテーマは、「財務・会計」。
既に様々な方が、「学習法」や「おすすめの参考書」を紹介してくださっているので、なるべく被らないように、皆さまのお役に立てる情報をお届け出来たらと思います。

タキプロ15期メンバー募集
★参加応募受付中★
下記バナーから参加申し込みいただけます!

私は、1次・2次とも独学で取り組んでいましたが、財務・会計は苦手意識があって、後回しにしてしまった科目でした。

7月上旬に学習を開始して、最終的に76点(それまでの自己ベストが64点だったので、とても相性が良かったのと、最後の追い込みが良かったのかもしれません)が取れました。

参考書や問題集にたくさん手を出して、少しずつ段階的に進めていったので、そのあたりの組み合わせ方などをお伝えしたいと思います。

■知識の導入(テキストが難しかったとき)

私は、財務・会計が絡んだ勉強は始めての挑戦でした。

診断士合格者の先輩に勧められた有名参考書の内容が難しく感じ、また科目自体を後回しにしてしまっていたため、強い焦りを感じていました。

インターネットで、易しく基礎が身につく本が無いかなあと探していたところ、以下の本に出会いました。

図解「できる人」は数字に強い!武器になる会社の数字 | リベラル社 (liberalsya.com)

本来は中小企業診断士試験の対策本ではない本だとは思いますが、本格的なテキストを読み込む前の導入として、分量、易しさともに私にはぴったりでした。基礎の導入で躓いてしまった方には、おすすめです。

■過去問と問題集(取り組みはじめ)

ここから、個人的に最重要だと思う、演習について書きます。
使用しているものは、「定番」ですが、個人的には、使い方や順番などを、自分の力に合わせられるかが大切だと思うので、そのあたりを考えるきっかけになれば幸いです。

導入後は、予備校が出版している参考書を読みながら、TAC出版のスピード問題集を1周解きました。

中小企業診断士 2024年度版 最速合格のための スピード問題集 2 財務・会計 | 資格本のTAC出版書籍通販サイト CyberBookStore (tac-school.co.jp)

1周目は、ぜんぜん(実際には1~2割くらい)正解できず、とても苦労しました。
その後、前述の本の2周目、予備校参考書の2周目と読み、理解を試みました。

その後、中途半端な仕上がりのタイミングで、試験当日までお世話になった、「過去マス」こと「過去問完全マスター」と出会いました。

過去問完全マスター – 中小企業診断士1次試験過去問題集 (jissen-c.jp)

最終的には、たくさんお世話になった「過去マス」でしたが、載っている問題は、当然、「過去問」だったため、初見では全く解くことができず、一度挫折を味わうことになりました。

■どっちを先に固めるか

私が、成功できた一番の理由だと考えているのが、

「過去マスで躓いたとき、スピード問題集に戻ることが出来たこと」です。

とても単純なことだとも思うかもしれませんが、実際は、試験まで時間が無い中で、とても勇気がいる決断だったと思っています。
実は、独学の私にとっての「過去マス」は、他の科目の中には、「演習は過去マスだけ」という科目も複数あるくらい、学習の軸にしているところがありました。だからこそ、難しい判断だったと思っています。

過去マスを解き進めるのを一度止めて、スピード問題集を、約5周解き、完璧にしました。
財務・会計のスピード問題集は、他の科目と比べて、問題数が少なく、難易度も実際の過去問と比べるとだいぶ落としてくれているように感じました。
まずは、その問題を何度も解き(3周目からは間違えた問題だけに絞って)、文字通り完璧に仕上げることが出来ました。

その後、「過去マス(A・B問題のみ)」を解くと、だいたい3~4割くらい(それでも少ないですが)が解けるようになり、2周目は間違えた問題を、3周目は更に間違えた問題を、と進め、最終的には8割くらいは解けるようになりました。

■試験前日(ホテルにて)と当日

試験前日、会場近くのホテルに泊まった私は、そこでも過去マスの中でピックアップした問題の演習に取り組みました(最後まで間違える問題と、典型問題で重要だと感じた問題に付箋を貼って)。最後まで拘って解き続け、当日は、「経済学・経済政策」の試験後の僅かな時間も付箋を貼った問題を解き、試験本番に臨みました。

■おわりに(まとめと、後悔)

振り返ると、「導入」のときも、参考書からいったん離れて、「自分でも理解できる基礎的な本」を探して、「演習」のときも、過去問からいったん離れて、過去問よりは易しく問題数が少ない問題集を極めました。

理解が難しく、科目内の学習項目の繋がりが強い科目だからこそ、「出来るレベルからステップアップ」と、「ごまかさずに確実に理解してから次に進む」が、ポイントだったなと思います。そのあたり、参考にしていただけると良いのかな、と思います。

また、「後悔」として、書いておきたいのは、
「2次試験を意識した学習をすればよかった」ということです。

独学で1次2次ストレートだった私は、1次試験終了までは、2次試験のことは一切考えず、ひたすら1次試験の対策をしていました。
結果的に2次試験も合格出来ましたが、「事例Ⅳ」の財務会計は、1から財務・会計をやり直す気分になり、絶望感を覚えました。

2次試験の問題を解く時間が無かったとしても、様々な情報から、「1次試験の知識の中で、どこは2次試験でも出るか(NPVなど、CVPなど、ですね)」は把握することが出来ます。

予め、2次試験の学習範囲を理解して、1次試験の財務・会計の勉強に、少しで良いから抑揚をつけると、もっと効率的に勉強が進んだのかな、と感じました。

私はできなかったことですが、参考にしていただければと思います。

長くなりましたが、最後に。

努力は必ず報われる。頭と手を動かした分だけ成長する。と信じて、頑張りましょう♪

次回は、サトシさんの登場です。お楽しみに!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
↓下のボタンを押して、読んだよ! と合図していただけると、とっても嬉しいです。
(診断士関連ブログの人気ランキングサイトが表示されます[クリックしても個人は特定されません])

 

にほんブログ村

皆様の応援がタキプロの原動力となります。
ぽちっと押して、応援お願いします♪

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です