労働生産性まとめ by kenken
皆様、こんにちは。タキプロ15期のkenkenです。
残り約2週間となってまいりましたが、いかがでしょうか?
私はやるだけ伸びると信じて、間違えた問題をひたすら繰り返していました。
本日は、近年のトレンドである生産性分析について、おさらいしておきましょう!
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■生産性分析について
生産性分析とは、従業員や設備投資がどれだけ効率的に売上や付加価値を生みだすことができているかを評価する方法です。
中小企業白書2023年、2024年度版ともに生産性向上が重要と書かれています。
1次試験でも直近では令和5年度に出題されており、2次試験でも令和4年度に問われております。
なので、今年も出る可能性はあると思っています。
生産性は「労働生産性」と「資本生産性」によって測定されますが、「労働生産性」についてまとめます!
■労働生産性の分解分析
労働生産性に影響を与える原因を追究するために、式を分解して分析します。
令和5年度に出た問題も、この分解を利用して解くタイプです。
労働生産性は以下の式で表されます。
労働生産性に影響を与える原因を以下3点で細分化します。
①売上高による分解
②有形固定資産による分解
③人件費による分解
各観点を覚えておくことで、自分で分解式を書けるようになりますね!
それぞれ詳しく見てみます。
①売上高による分解
「従業員一人当たり売上高」も、「付加価値率」もそれぞれ高いほど良いです。
②有形固定資産による分解
「労働装備率」は、土地や自動化・合理化に対する投資やが進んでいる企業では、従業員数に対する有形固定資産価額の割合が高くなるためが高くなります。
「設備生産性」は、設備の稼働率向上や効率改善に向けた努力等によって向上することできます。
③人件費による分解
「労働分配率」は、高いほど賃金水準が高いわけではなく、人件費の総額の決定や金額の妥当性を判断します。
■過去問でおさらい
公式に当てはめながら、各指標を出してみて下さい!
(令和5年1次試験 財務・会計より)
解答(クリックでオープン)
②の有形固定資産の分解式に当てはめることで解けますね!
【当社】
【F社】
当社 | F社 | |
労働生産性 | 600万/人 | 560万円/人 |
労働装備率 | 800万/人 | 500万円/人 |
設備生産性 | 0.75 | 1.12 |
各指標から、エが正解と分かります。
■まとめ
労働生産性を売上高、有形固定資産、人件費の観点で分解すると以下の通りとなります。
■おわりに
私も試験直前に、この分解式を自分で書けるようにしていました。
最後の仕上げにどうぞ活用ください。
残りの2週間、今勉強することは試験本番まで覚えています。
焦りも出てくる時期ですが、最後まで自分を信じて、やってきたことに自信をもって駆け抜けてください!
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
次回は、Yuki さんの登場です。
お楽しみに!
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