財務・会計ケアレスミス解消法。
先週土曜日は「タキプロ中部絶対合格セミナー in 名古屋」に参加した、げっち@タキプロです。こんばんは
いやあ、中部・東海地区の受験生の皆さん、パワフルでした!皆さんの熱いパワーに、逆にタキプロメンバー一同も励まされた1日でした。
(様子はこちらに→タキプロFacebookページ)
セミナーでは、パネルディスカッションとグループディスカッション(初学者向けチーム)を担当しましたが、一部お伝えし忘れたことがありますので、以下、財務・会計攻略法としてまとめますね。
ではシリーズ「財務会計の1次直前期勉強内容・方法」。
▼間違える原因を見極めましょう
財務の問題で間違えた時は、原因をきちんと振り返りましょう。
①解答プロセスがうろ覚えで、答えの導き方に自信がない
②解き方は毎回分かるが、計算に時間がかかる
③解き方も計算もある程度練習したが、それでも必ずケアレスミスする
皆さんは①~③のどれでしょうか!?
①解答プロセスがうろ覚え
→まずは、解き方のプロセスを安定化させる必要があります。どういう公式を使うの、どういう解き方をするのか、問題を見た時に、スラスラ頭にイメージが湧くように練習する必要があります。
ここではたくさん問題を解くのが重要。そこで簡単な問題集(TACスピード問題集等)で構わないので、電卓を使って解いてしまいましょう。頭の引き出しから解き方を引っ張り出してくるイメージです。
(模試が近付く6月半ば以降は実践練習に向けて手計算で解く練習に入った方がいいです)
②解答プロセスは浮かぶが計算に時間がかかる
→計算力(筆算、暗算等)を強化しましょう。
数字が割り切れる簡単な問題(スピード問題集等)や過去問(難易度の低い問題)を時間を計って何度も解き直しましょう。2次問題集などを使うと、割り切れない答えになることも多いので、注意が必要です。
③プロセスも計算も自信があるがなぜかケアレスミスを繰り返す
→注意力、集中力を鍛える必要があります。問題を解く際に、検算の手順、複数の解き方でチェックする手順を盛り込みましょう。
例えば、1次試験なら解答が4択、5択で用意されているので、他の選択肢を入れてみて逆算してみるなどのテクニックも使えます。
▼それでもケアレスミスをなくせない場合…
→(最終手段)自分がよくやるケアレスミスのパターンを暗記してしまいましょう。
あまりにもミスを撲滅できず、半ばやけになって思いついた手法です。毎回問題を間違えるたびに、どこを間違えたか、なぜ間違えたかをサブノート(暗記カード)にまとめていきます。間違えるごとに、どんどんノートが溜まっていきます。さらに、書き込むときには「自分は馬鹿だ。自分は馬鹿だ。自分は馬鹿だ」と3回繰り返します…。
あまりにも辛い作業なので、手を抜いてケアレスミスをするのがよいか、もう十数秒しっかりチェックして次の問題に進むのがよいか、問題を解いているうちに無意識に検算、確認作業を強化している自分に気づきます。
レコーディングダイエットにヒントを得た手法で、「手を抜いて間違ったら逆に手間がかかる」と決めておくと、多少手数をかけてもチェックしようという気になります。ただ、非常にモチベーションを下げるショック療法ですので、ケアレスミスをつぶす最終手段にしてくださいね。
ちなみに問題を25個解いて、4つも5つもケアレスミスする…というのはケアレスミスではないですよ。それが今の実力という可能性があります。上記の解答プロセスや計算力に立ち返って、今一度自分の間違える原因を分析してみましょうね。
①~③のどの段階にあるにしても、点数が伸びずに落ち込むより、まずは原因を探し、1つずつつぶしてしまった方が精神的にも楽ですよ~。
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