【6月14日勉強会レポート】平成25年度［1次］財務・会計
勉強会班のたまごです。
6月14日に、1次試験対策の勉強会を開催しました。
1次試験対策の勉強会は、タキプロ5期生として初めての開催でもあり、進め方に不安もありましたが、今回は5名の受験生が参加され、タキプロ4期の「らむ」さんにも来ていただきました。
（らむさんの知人が診断士に興味を持っており、この勉強会を紹介して、知人に初参加していただいたとのことです。）
※らむさんのハンドルを修正しました。失礼いたしました。（6/18たまご）
今回は1次試験の「財務・会計」ということで、大きな論点としては試験への取り組み方やタイムマネジメント、個別論点としては過去問のそれぞれの問題ということになります。
今回の勉強会では2つのテーブルに分かれましたが、初学者のいる側では大きな論点、もうひとつの側で個別論点を扱う形になっていました。
財務・会計は、1次試験の7科目の中で最も時間が足りない科目でもあります。ある1問に時間をかけすぎてしまい、他の問題を解く時間が足りなくなった、という失敗を経験された方もいるかと思います。
勉強会では「解答の計画」という言い方をしましたが、計算問題に対してどの公式を用いてどうやって解いていくのか、問題文を読みながらある程度イメージできなければ、全く解けないか解けても時間がかかってしまいます。
そういう場合は、早い段階で（30秒や1分など時間を決めておいてもよいでしょう）見切りを付けて別の問題に取りかかる勇気も必要です。
個別論点からは、簡単そうに見えて意外と混乱する、第12問。
第12問 現金の増加要因となりうるものとして、最も不適切なものはどれか。
ア 株主資本の減少
イ 現金以外の流動資産の減少
ウ 固定資産の減少
エ 負債の増加
正解はアですが、落ち着いて解けたでしょうか。慌てると、たとえばエで、「負債が増える→借金が増える→お金が減る→不適切！」というミスをしがちです（正しくは、「負債が増える→借入金が増える→現金が増える（かもしれない）→OK！」）。
下のような図をイメージしてみてください。単純な貸借対照表です。
貸借対照表の左右はバランスしますから、右が増えれば左も増えるし、左で何かが減れば、左で別の何かが増えて相殺します。
上の図で現金とア～エの勘定科目がどこに入るかわからない受験生はいないですし、この図を見れば容易に正解できる受験生が大半でしょう。
ですから、大事なのは問題を読んで、この図を描くことができるかということになります。
最後はいつものように、タキプロポーズで集合写真。
勉強会の前は、財務・会計を苦手にしていた受験生も、初めての1次勉強会で不安だったタキプロメンバーも、いい表情をしています。
今回好感触でしたので、7月にも1次試験対策の勉強会を追加開催することになりました。
詳しくはこの後ろのご案内をご覧ください。
タキプロ勉強会のお知らせ
【今後の予定（東京）】
◆日時・場所
・6/18（水) 19:30～21:45 京橋区民館 題材：H25<１次>経済学・経済政策
・6/29（日) 9:30～12:00 八丁堀区民館 題材：H23事例Ⅳ
・7/6 (日) 9:30～11:45 京橋区民館 題材：H25<１次>企業経営理論
・7/10 (木) 19:30～21:45 京橋区民館 題材：H24<１次>財務・会計
・7/23 (水) 19:30～21:45 八丁堀区民館 題材：H22事例Ⅰ
・7/27 (日) 9:30～11:45 京橋区民館 題材：H22事例Ⅱ
◆会費 ：500円
＊お釣りが出ないようにご用意ください。
==1次試験対策の勉強会参加にあたって==
＊可能であれば題材の過去問を解き、解答プロセスを説明できるよう
ご準備ください。
＊解答はご自身分がお手元にあれば良いです。
＊過去問解説書の使用などはご自由にお使いください。
＊問題を忘れずにご持参ください（自分で確認用）。
==2次試験対策の勉強会参加にあたって==
＊題材の過去問を解いて、解答のコピーを8部 ご用意ください。
＊問題を忘れずに持ってきてください（自分で確認用）。
＊時間の都合上、全部の設問を扱うことはできません。
あらかじめご了承願います。
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