財務会計攻略までの手順

Reiです。


診断士試験は財務に始まり財務に終わる、、というのが実感です。


私は合格まで、以下の手順で取り組みました。


1.簿記2級取得(診断士受験前に取得)


簿記2級までもっていれば、
「財務諸表と簿記」は勉強しなくてよいので、
結構なアドバンテージになると思います。


ちなみに、私は簿記2級を取得するのに
ざっくり3ヶ月くらい勉強したのですが、


診断士の受験校の講義では、
それだけの知識量を、
計3回くらいで終わらせてしまっていました。


私は簿記資格をもっていたので内容は理解できましたが、

「予備知識なしの人は、
 これだけの講義で理解できるものなんだろうか??」

と不思議なくらいでした。


簿記2級取得に関しては、
受験勉強に使える時間は限られていますし、
財務諸表関連の出題比率も決して高くありませんが、
それなりの安心材料にはなります。


取得を検討するのも個人的には悪くないと思います。


2.受験校で受講


受験校で一通り講義を受けますが、
他のメンバーも言っているように
財務会計は「体得」しなければ本番で通用する力は身につきません。


ですので、講義でなんとなく理論やポイントを理解したら、
あとは自分で問題を解きまくるのみ!


というわけで、次はお勧め問題集です。


3.以下の問題集を解きまくる


以下の問題集を、繰り返し繰り返し、
朝の1時間と決めて解きまくりました。


<メイン問題集>
「集中特訓 財務・会計計算問題集」


これを毎日、1時間1問目安に取り組みます。


<サブ問題集>
「ロジックで解く中小企業診断士試験 財務・会計問題集」


メイン問題集で理論が理解できなかったところを
この問題集を使って理解します。


「問題集」という名前ですが、
解きながら理解する「テキスト」です。


そのため、問題数は多くありませんので。
量を解くための問題集とセットで使いました。


<サブテキスト>
「ほんとうにわかる管理会計&戦略会計」


受験校のテキストのほか、
苦手な論点の理解のため、
上記のような本を必要なところだけ拾い読みしました。


全部読まなくても、理解できない論点だけ読めば十分効果的です。


これらの手順を踏んで、2年目に合格できたわけですが、
1年目は事例4で本当に苦しみました。


私の勘違いは、

簿記2級取得済み&1級も一通り勉強したことがあったので、
それである程度乗り切れると思っていたことです。


ところがそれは甘かった。。


先にも書いたように、
簿記2級取得はアドバンテージにはなりますが、
財務諸表の出題比率はさほど高くない。


ですので、投資の意思決定とか損益分岐点分析の理解が甘かった私は、


後から思えば、実力的にはまったく合格ラインに達していませんでした。

そこで、2年目はこれを重点的に練習し、

なんとか合格することができました。


「財務会計を制する者は診断士試験を制する。」
これは本当です。


ぜひがんばってください。

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