26日勉強会での話題「診断士試験のために簿記2級は必要か」

前回の勉強会(先月26日の自習勉強会)で、予想以上にお話が盛り上がり、参加者全員から質問をすることができなかった、ヲタク診断士@タキプロです。

今日はその自習勉強会の中でもお話が出た、「中小企業診断士試験に簿記2級は必要か」についての私見をお話ししたいと思います。

市役所の星さんのブログでも日商簿記2級検定試験のお話がありましたし、これまでも中小企業診断士試験に簿記2級は必要か、という論点はよく耳にされるかと思います。

事実として、タキプロメンバーの話や受験生の方々のお話をお聞きするに、財務・会計や事例Ⅳを得意とする方は、確かに簿記2級レベル以上の方が多い気がします。

しかし、これは当然と言えば当然でしょう。
簿記というのは3級→2級(そして→1級)になるにつれて、範囲は広く、内容は深くなっていきます。また、簿記・会計の特徴として、一通り全体を学ばないと、個別論点の理解が深まらない科目だと思っています。(そこが簿記・会計を難しくしている原因の一つだとも感じています

その簿記2級レベルをクリアしているということは、簿記・会計を一通り全体を学んでいて、その力があるという証ですので、結果として財務・会計が得意になる、ということでしょう。

すると次に、中小企業診断士試験に合格するには簿記2級レベルが必要か?というお話が出てきます。これについては、私の意見はこちらです。

「中小企業診断士試験に合格することだけを目標にするのであれば、必ずしも簿記2級合格までは必要ない。しかし、財務・会計を戦略科目にしたい場合や、合格後に財務分析もできるようになるには、簿記2級レベルは必要、できれば1級レベルの知識があると尚よい。」
…まぁ、あたりまえの意見ですね、はい。

でも、たとえば1次試験の財務・会計の問題で、純粋に簿記2級の知識がなければ分からないと思われるのが、どれくらいあるでしょうか?
平成23年度1次試験の財務・会計の問題でいえば問1と問10くらい?!


もちろん、時間的余裕がある方は、簿記2級に挑戦されることは全く持って素晴らしいことだと思いますし、合格しておくのは理想的だとは思います。

ただ、中小企業診断士試験を第1に考えるのであれば、簿記2級の取得は必須ではないため、やっぱり簿記2級を知らないと財務会計はダメだなぁ…」と悩む時間があれば、簿記以外の箇所を強化して6割をコンスタントに得点する力をつけることを優先し、それがクリアして時間があれば簿記2級以上のレベルに挑戦する、というスタンスでよいと思います。

今やるべきことは悩むことではなく、前に進むことです
(まぁ、それでも勉強している限りは、理想と現実のギャップに悩み苦しむものですが…)

そして、合格後に大手を振って()簿記2級以上の勉強をしましょう

今日の名言
もはや何が起きようと揺らぐことのない、断固たる決意が必要なんだ。
byスラムダンク 安西監督

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