独学者向け勉強方法【19回目】 やすたか@タキプロ7期

こんにちは、19回目投稿の隔週火曜日担当 独学者向け『やすたか』です。

昨年の今頃の私は、自分の事例Ⅳの解答と予備校の解答速報があまりにも違っていたので足切りだと思っていました。

それに加え受験勉強のストレスも溜まっていたので、合格発表がされるまで診断士の事を忘れて、家族サービスをしたり、映画鑑賞や色々な本を読むなどして過ごしていました。

 

合格発表で自分の番号を見つけて驚いたこと、それ以上に2次試験結果の開示請求で事例Ⅳが「A」だったことにも驚いた。というのが2次試験終了から合格発表までにやっていたことで、診断士の勉強には全く手を付けていませんでした。

という訳で、合格後の事を少しは考えておかないと私のように口述試験対策で出遅れてしまいます。

口述試験対策のセミナーにも申し込めず、独学だったため診断士の知り合いや情報交換できる仲間もいなかった為、模擬面接などの対策は一切なしでぶっつけ本番で口述試験に臨みました。

 

ここで役立ったのが自分の再現答案です。

メモ程度の内容ですが、本試験で集中して考えたロジックを残していたので、もう一度事例問題を解いた時に割とすぐに思考プロセスを再現することが出来ました。

2次試験が終わって1か月以上診断士の勉強から離れていたので、メモが残っていなかったらと思うとぞっとします。

 

私の口述試験の内容を少し紹介します。

質問内容:

1.プロジェクトのメリットを説明してください。

2.勤務年数が長いことのデメリットを説明してください。

3.事例Ⅱに関して、飲食店の製品戦略を説明してください。

4.事例Ⅱに関して、月1回の物産展に対するニーズを説明してください。

といった内容でした。

 

試験官は2名で、試験中の雰囲気はとても良い感じでした。

質問一つにつき2つ程回答すると、他にはありませんかと促して答えを引き出してくれたり、ピントがぼやけた回答をすると、もう一度質問内容を繰り返して、一番聞きたいことを強調して答えを促してくれました。

緊張しますが、落ち着いて基本的な内容でもはっきりと回答すれば大丈夫です。

回答内容が不足している場合でも追加の質問で答えを引き出してくれるので、1次試験で学習した事を復習しておけば回答できない内容ではありません。

 

 

来年1次試験に挑戦される方へ

私の1年目の1次試験勉強は年明けの1月から本格的に取り掛かりました。これでも時間が足りなかったので、勉強を始めるなら早いほうがいいと思います。

私は経営企画や経理を担当して、決算書や有価証券報告書の作成をしていたことがある為、財務・会計の科目はそれほど苦労しませんでしたが、会計や簿記の知識が無い方は最低でも3級、出来れば2級くらいの勉強をしていると財務・会計で苦労せずに済むと思います。

簿記2級に合格する必要はないので、商業簿記と工業簿記の分かりやすいテキストを一通り読んで問題集を解くだけでも効果があると思います。

短期間で2級に合格するのは難しいので、まずは3級レベルでもいいので早めに取り掛かると直前で焦らずに済むと思います。

先は長いので一つずつ身に付けていってください。

 

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