財務・会計の勉強は、英語の勉強と似ている!!? by ミンター

読者のみなさま、こんにちは。
タキプロ12期の「ミンター」です。1次試験3回、2次試験2回の多年度受験生です。

今年の1次試験(8月21&22日)まで、1ヵ月ちょっと。
今は、追い込みの時期でしょうか?自分のスケジュールを見返すと、新しい事には手を出さず、まとめノートで知識を整理したり、問題集を総復習したりしていました。

さて、今日は財務・会計の特徴と勉強への取り組み方について、私なりの考えをお伝えできればと思います。
みなさまの勉強の参考になれば幸いです。

■財務・会計の特徴は!?

なかなか点数が伸びない、問題集では解けるけど模試などで初めて遭遇する問題になると点数がとれない、など苦手意識を持たれている方は結構おられるのではないでしょうか?
困ったことに、財務・会計は一次試験と二次試験共に必要なので、疎かにできない科目ですよね。
安定して合格点(60点)をとるには、財務・会計の特徴を理解する必要があります。

結論から言いますと、財務・会計の勉強は、英語の勉強と似ていると思うのです。(あくまでも私個人の考えですよ。。。)

中小企業診断士試験の財務・会計は、証券投資論など一部を除いて、ほとんどが四則演算(足し算、引き算、掛け算、割り算)で解答を導き出せます。

ポイントは、いくつかの中から適切な数値を選び、適切なルールに従って四則演算することです。
そのためには、一つ一つの語句を暗記し、互いの関連性を理解しながら知識を積み上げ、それらを活用する必要があります。

これが英語の勉強と似ていると感じる理由です。

幼い時から英語に触れている方は別として、多くの方は中学生から英語を習い始めたかと思います。
中学生や高校生の時を思い返すと、最初に主語・動詞・基本文型を習いました。
初めて、Be動詞や動詞に過去形があるとか、三人称単数現在形のs (三単現のs)などがあることを知りました。
(最初は訳わかりませんでした。。。)
次に、名詞を習い、”不可算名詞”と”可算名詞”があることを知りました。
そして、形容詞、副詞、比較、不定詞・・・

文法、英作文、長文読解を解く際には、be動詞、三単現のs、名詞、構文、単語など、それまで習った内容を活用しなければなりません。

つまり、各項目が完結しているわけでなく、お互いに深く関連しています。

■財務・会計の各項目で勉強することは、それぞれ関連している

財務・会計でも同じことが言えます。
勘定科目や各種財務諸表(BS、PL、キャッシュフロー計算書など)の種類や構造を学習し、次に収益性、効率性、安全性などの経営分析を学習し、続いてCVP分析などの管理会計や意思決定会計を学習した(する)かと思います。

減価償却費、売上原価、売却損益、流動資産、固定資産、純資産・・・・などなど、経理関連の仕事やよほど興味がない限り、日常生活では目にしません。
多くの方にとっては、まるで外国語のようですよね。
さらに、これらのことをお互い関連付けて理解・暗記しなければ、経営分析やCVP分析、キャッシュフローなどの解答を導き出すことができません。

英語と同じように、それらは全て関連しています。
なんか英語と似てませんか??(無理やりでしょうか^^;)

つまり、各章で学習する内容がその後にも深く関連してきます。
そのため、各章で学ぶことを理解するだけでなく、暗記してそれを活用できるようになる必要があります。

他の科目は、総崩れすることが少ない。

一方、企業経営理論、運営管理、経営法務など多くの科目は、極端に言えば、各章が独立しています。
そのため、前の章の理解が不十分という理由で、その後の内容が理解できず、全体がつまずくということが、極力少ないかと思います。
例えば、企業経営理論でいえば、経営戦略の項目を十分に理解していなくても、組織論やマーケティングの内容は解答できると思います。
また、運営管理であれば、生産管理の理解が不十分でも店舗・販売管理は問題なく解答できると思います。

英語を勉強する気持ちで取り組むとうまくいくかも!?

財務・会計の苦手意識がぬぐえない方は、英語を勉強する気持ちで勉強すると、うまくいくかもしれません。

各項目で出てくる用語やルールについて、都度しっかり暗記し、関連性を理解します。
その後は、ひたすら演習です。(英語でいえば、長文読解を通して英文に慣れる)

安心してください、暗記する量は他の科目に比べて少ないはずです。
そして、数値を扱うのは、四則演算する時だけです^^

また、理解できない問題や、何度トライしても間違ってしまう原因は、それまでの学習した内容の理解度や暗記が不十分である場合が多々あります。
そのため、間違ったり理解できなかったりした場合、前の章に戻りましょう。
各項目を丁寧に理解・暗記し積み上げれば、必ず安定して合格点を獲得できる科目と思います。

私の経験上、財務・会計の成長曲線は、右上がりの直線ではなく、階段のような感じでした。
ある時、急に成長するのです。
言い換えると、人によっては成長前の踊り場が長かったり短かったりするかと思います。
粘り強く、丁寧に勉強を続ければ点数は安定してきます!

みなさま、これからの1ヶ月、、体調管理に気を付けて、ラストスパート頑張ってください!
応援しています!

次回はみささんの登場です。
お楽しみに!

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