最短ルートを見つける~あと1マーク(財務)~
タキプロ絶対合格 2次多年度生向けセミナー
6月15日(土)13:30~16:30 (懇親会17:00~)
みなさま、おはようございます。
“木曜朝”のブログを担当しております、Aのしもべ@タキプロです。
以前の内容は→こちら←
5月も中旬になりましたね。しもべの勉強1年目、不安を感じながらも各科目をやり直し、少しずつ予備校での答練の点数も伸び始めていた頃でした。
勉強してきた事が得点に繋がり始める時期と思いますので、頑張っていきましょう
さて、これまでは“最短ルートを見つける”と言いつつ、全般的な勉強方法についてまとめてきました。それは、私のスタンスが下記のようなもので、なんだかんだ言っても知識を重視しているためです。
①知識で解けるものを解く
②加えて、知識では難しいものも、何とかならないか考える
①については試験まで強めていくべきですが、本試験ではどうしても知識で解けないものも出ます。そして、このような問題で正答できて救われるケースも少なくないので、事前に対策を取ることができれば大きな武器になるかもしれません。
という事で、今週からは1週間に1科目ずつ、あと1マークを狙うため②の内容を中心に進めていこうと思います。
本日は、財務・会計について考えていきます。
1.過去問分析から
以前のブログでも書きましたが、毎年出題されるもの、そうでないものを比較的判別しやすい科目だと思います。
例えば経営分析やCVP分析、企業価値は毎年出題されており、2次試験でもメインとなっておりますので、対策が必須であることは明らかです。
本日は見落とす方の多いMM理論について、得点を見込めるかどうかまとめていきます
2.MM理論の出題
今回は、①(過去5年間で)どれだけ出題があり、②(得点できるかという観点で)どのように出題されているのか、ということに注目していきます。
①出題について
これはとても大切なのですが、MM理論は過去5年間毎年出題されているのです即ち、今年も出題される可能性があると考えることができます。
※ちなみに、税効果会計や連結会計は2回で、MM理論の重要性が分かると思います。
②出題傾向と得点見込みについて
理論と計算の両方の出題可能性があり、各年度は下記のようになっています。
・H20-18問 理論
・H21-15問(設問2) 理論(見た目は計算)
・H22-14問(設問2) 計算(節税効果)
・H23-17問(設問1,2) 理論、計算
・H24-17問(設問2) 計算(節税効果)
特徴的なのは、H20以外は問題の中に“MM理論”という言葉が出てこない事です。
そして得点見込みですが、H23は難易度が高いのですが、それ以外はMM理論の命題・修正命題を知っていれば、正答は不可能ではないと思われます。
3.MM理論で正答を狙うために
最後に、MM理論で正答するために、しもべが必要と思う事についてまとめていきます。
・MM理論に気付く
上の内容でも触れていますが、“MM理論”という言葉が問題の中で書かれているケースは少ないです。私の場合、“税金がある、ない”という言葉で判断していましたが、MM理論を探す意識を持つ事から始める必要があると思います。
・MM理論の命題、修正命題の結論を知っておく
H23は難易度が高いのですが、その他は命題で理論問題、修正命題で計算問題の正答を選ぶ事ができます。2つの結論を知り、過去問演習で感覚を掴む事が大切と思います。
以上です。
今回は、敢えて簡素な説明にしてありますので、興味がありましたらぜひ過去問研究を行って下さい。
来週は経営法務についてまとめていきます
今週も4日目、疲れが溜まっている日と思いますが、頑張って行きましょう
最後に、勉強会の案内を行い終わります。
タキプロ勉強会のお知らせ
【今後の予定(東京)】
・5/19(日) 9時半~12時 京橋プラザ区民館 題材:H22事例2&1次対策
・5/23(木) 19時~22時 八丁堀区民館 題材:H22事例3&1次対策
*2次試験対策では、すべての設問を議論の対象とすることは時間の都合上できません。なるべく受験生の希望を反映するため、参加申し込み時にディスカッションをしたい問題をご記載いただければと思います。
また、題材の事例について事前に解答を作成し、5部程度コピーをお持ちください。
*1次試験対策を希望される方は、参加申し込み時に対策をしたい科目と、どのようなことをしたいかを簡単にご記載ください。
====================
皆様の応援がタキプロの原動力となります。
ぽちっと押して、応援お願いします♪