経営分析(財務指標)の問題は確実に得点しよう byのじえもん
≪8/11開催≫ 二次スタートダッシュセミナー 満員御礼!
キャンセル待ちは引き続き募集中!
詳細・申込方法は以下バナーをクリックしてください ٩(ˊᗜˋ*)و
読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ13期ののじえもんと申します。
今回は1次試験科目「財務会計」についてお話をさせていただきます。
この科目は勉強すれば確実に得点がアップするだけでなく、2次試験事例Ⅳにも繋がるものですので、時間をかけてでも取り組む重要度の高い科目だと思います。
本日は、1次試験における経営分析(財務指標)の出題傾向をご紹介したいと思います。
(これまで私が書いた記事はこちら)
■財務会計攻略に向けた私の取り組み
本題に入る前に、私の取り組みをご紹介します。
私はスタディングで勉強していましたので、講義動画を見た後に、スマート問題集、過去問セレクト講座を繰り返すことでベースを整え、TACの過去問題集で最後の仕上げを行うという方法を選択しました。試験1ヵ月前からは毎朝30分を財務会計の過去問演習に充てました。総勉強時間としては、150時間弱かと思います。
■経営分析について
経営分析とは、①企業の内部・外部環境等の定性的な情報(SWOT分析等で整理する情報)と、②財務諸表(貸借対照表、損益計算書など)から計算する定量的な情報(財務指標)を整理し、それら情報を突き合わせて、企業の経営上の特徴(強み、弱みなど)を把握、分析するものです。
経営分析は、診断業務において戦略を立案していく際のベースとなるものであり、非常に重要です。
1次試験の財務会計では、上記②の定量的な情報を整理するための基礎的な知識が問われます。
具体的には財務諸表から財務指標を計算させる問題、複数年度の情報から指標が改善しているのか、悪化しているのかを判断させる問題などが出題されます。なお、基本的な財務指標の算出方法を覚えていれば解答を選択することが容易な問題が多いため、確実に正解したいところです。
ちなみに、2次試験事例Ⅳでは、1次試験の財務会計の知識をベースに、与件文、財務諸表から定性的な情報、定量的な情報を整理し、それら情報を突き合わせて、与件文の企業を分析する問題が出題されます。
■経営分析(財務指標)の出題傾向
経営分析で使用する財務指標はいくつかありますが、それらは収益性、効率性、安全性、生産性、成長性の観点から分類することができます。
1次試験の財務会計においては、収益性、安全性に係る問題が毎年2問程度出題されています。
分類 | H29 | H30 | R1 | R2 | R3 |
収益性 | 総資本営業利益率 | 総資本事業利益率(ROA) 自己資本利益率(ROE) 売上高営業利益率 | 総資本営業利益率 自己資本利益率(ROE) | 総資本利益率 自己資本利益率(ROE) | |
効率性 | |||||
安全性 | 固定長期適合率 自己資本利益率 インタレスト・カバレッジ・レシオ | 流動比率 負債比率 | 流動比率 固定比率 自己資本比率 | 流動比率 当座比率 固定比率 固定長期適合率 自己資本比率 | 固定長期適合率 インタレスト・カバレッジ・レシオ |
生産性 | 付加価値率 労働装備率 労働分配率 | ||||
成長性 |
よって、収益性、安全性に係る指標は確実に算出式を覚え、数値を出せるようにしておきましょう。 (2次試験を考えると指標の意味まで理解しておきたいところですが、1次試験は意味がわからずとも算出式を覚えていれば解答できる場合が多いので、時間がない方は演習を繰り返すことで算出式だけ覚えてしまいましょう)
■おわりに
今年度受験生は、1次試験まで残り10日ほどですね。
頑張ってきた方は特に神経質になりがちな時期だと思いますが、勉強も、体調管理も特別なことをする必要はないと思います。計画を立て、毎日、淡々とそれを実行しましょう。
1次試験は2日間に亘る長丁場の試験ですので、睡眠を十分取って、頭をクリアにして臨みましょう。それにより単純なミスはなくせるはずです(1次試験は取れる問題を確実に取ることがとても重要です)。
皆さまが自分の力を100%発揮できることを心より祈っております。
次回はやまじゅんさんの登場です。
お楽しみに!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
↓みなさんの合格をお祈りしています! バナーをクリックしていただけると、とっても嬉しいです。
(診断士関連ブログの人気ランキングサイトが表示されます[クリックしても個人は特定されません])
にほんブログ村
皆様の応援がタキプロの原動力となります。
ぽちっと押して、応援お願いします♪