経営情報システムへの取組み方(まとめ風)by しの

読者のみなさん、こんにちは。タキプロ14期の しの と申します。  TPKエイジレス会員6番です。今回で5回目の投稿になります。



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■はじめに

 今回は経営情報システムです。この科目は、得意な方と苦手な方に極端に分かれる科目かと思います。私は、後者。文系出身・営業職です。当初はカタカナやアルファベットの羅列が全く頭に入って来ませんでした。そんな苦手意識がある方々が、この科目にどう取り組むべきか?論点はそれほど多くないと思います。タキプロ14期ではこの科目について既に12件のブログが投稿されています。皆さん的確に論点を整理されており、私の思いつく範囲はほぼカバーされていました。
 この科目は決して理解度を深く問われるものではありません。知識をきちんと知っているか否かが問われる、割と易しい暗記科目(暗記できれば、)だと思います。
 そこで、今回の投稿は、タキプロ14期の皆さんの投稿内容を適時ご紹介させていただきながら、同科目への取組み方法を復習総括するような内容にさせていただこうと思います。

■参考書過去問対応可能な問題とトレンド類推系問題

 “令和4年度分析から見えてくる傾向と対策 byだちょー”
では、経営情報システムの問題を大きく2つに分類しています。参考書や過去問で対応可能な問題と、最新の業界トレンドを踏まえた問題です。R4試験では前者が約7割。後者が約3割を占めていたそうです。そこで以下複数のブログで整理していただいている通り、
 “基本を確実に押さえましょう by F田“
 ”王道の学習法で試験をパス身に着けた知識は実務で活かそう!byよよぽ“
 “最後に何を見て試験に臨む? by nagai”
 参考書過去問対応可能な問題を確実抑えることが出来れば、それだけでも合格点には到達することが出来るのです。トレンド問題も、基本知識をいったん身に付けると、ある程度類推が可能になります。更に5択からの確立論も考えると、一定の得点を見込むこともできます。例えば、「参考書過去問対応可能な問題」7割x70%+「トレンド問題」3割x30%=58%です。従って、あくまで診断士試験の王道である過去問を繰り返す、がこの科目でもやはり基本となります。
 とは言え、トレンド問題も一定の対策をしておくべきと思います。例えば、予備校の摸試の利用。また、ご自身が日常使われているメディア(新聞、SNS、ネットメディア等いずれでも)でのIT関係のニュースには意識して目を通す習慣をつけるとよいと思います。過去のタキプロ先輩方のお勧めでは、
 「IT強者知人に勉強した知識をぶつけて会話しよう」
 「家電量販店で店員に習った用語を使って話しかけよう」
というものがありました。話すことで最新の知識が得られる。非常によいアイデアだと思います。しかし、深追いは不要です。あくまで基本問題で合格点を取ることを目指すことで充分だと思います。

■難敵、統計問題

 もう一つ。統計問題というものがあります。毎年1-2問出題されています。
 “基本を確実に押さえましょう by F田”
 こちらで「法令・ガイドライン問題」と並んで指摘されていますが、この統計問題はトレンド問題以上に深追い厳禁だと思います。タキプロの先輩方のブログでも、他のブログでも同様の指摘が見られます。難易度が非常に高い問題が時々出題されますが、初学者がそこまで統計学をマスターする余裕はなかなかないと思います。分散や偏差という基礎用語の理解ぐらいまでで十分かと思います。小生もテキストで理解できない用語(カイ2乗検定とか..)を受験生時代ググっていましたが、さっぱり意味が分からず、やたら時間を費やしたが結局理解をあきらめた記憶があります。

■ITパスポートのお薦め

 初学者の経営情報システムへの取組みとして推奨されているのが、ITパスポート資格への挑戦です。
 “情報システムの攻略・活用方法 byフミッキー”
 “ITパスポートで合格へ近づこう! byきゃるろ”
 “素人による経営情報システム合格点獲得への道 byイマニン”
 これらのブログで触れられている通り、試験範囲と難易度がかなり重複しています。ITパスポート取得すること=この科目の対策となります。また、ITパスポートがもともと幅広く多くの人が対象の初学者用入門資格なので、非常に明解でわかりやすい参考書が多いそうです。資格に挑戦せずとも、もし自身の診断士試験用のテキストで理解が進まない場合には、ITパスポートのテキストをあたってみることをお勧めします。

■暗記術!

 過去問を繰り返しましょうと言っても、やはり用語の暗記が中心となるので、どうしても暗記術に一工夫をしていきたい科目でもあります。私は過去“記憶術!”というブログを上げさせていただきましたが、経営情報システムで言えば、やはり語呂合わせを多用していました。
 “今からできる暗記&記憶定着強化法 byあっさ” 
にてご紹介いただいていますが、タキプロYoutube動画を是非ご利用ください。小生は“ダンシ君のサブノートの語呂合わせ”も大変ありがたく利用させていただいていました。
また、
 “今からできる暗記&記憶定着強化法 byあっさ” 
で整理していただいていますが、語呂合わせのみならず、イメージや、英文字略語を略さない意味で覚えるといった方法も有効です。
 “ググりまくり勉強法 byべーやん”
 “IT用語 説明できそうですか⁉ byはっさく”
 “ゲームがきっかけでした By 桜上水”
 これらの記事にある通り、文字や文章だけではなくイメージから理解する、人に説明して理解と記憶への定着を図る、など。まさに様々な記憶術の手法を駆使すべき科目であるということです。

■科目免除戦略

 最後に一風変わったブログを紹介します。
 非IT中年の”免除”考 by かさゐ
 ITの専門家が、科目免除をするか否か。4回連続で、結果的にですが、足切りさえ食らわなければ試験結果に影響なかったという考察です。なかなか面白い視点でした。この科目のみならず資格ホルダーで科目免除をご検討されている方には一読をお勧めしたいと思います。

■おわりに

 経営情報システムは、二次試験の科目でもなく、まずは一次試験を合格点ギリギリでクリアすれば十分です。ただし、IT化の考え方「DRINK(D:データベース R:リアルタイム I:一元管理 N:ネットワーク K:共有化)」などは二次試験の頻出事項です。何よりも合格後の実務でITの基礎知識は非常に大切にです。自身は専門家でなくとも、経営者と専門家の橋渡しをすることが診断士の重要な役割です。苦手意識がある方にもこの科目に是非前向きな気持ちで取り組んでいただきたいと思います。

以上、皆さんのご検討をお祈りいたします

次回は、うじょん さんの登場です。 

お楽しみに! 

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