IT初心者多年度生の経営情報システムへの対応 byのぞひな 

一次:経営情報システム

タキプロ16期の   のぞひな と申します。  

今回が初めてのブログ投稿となります。多年度受験生として皆さんの少しでもお役にたてればと思っていますのでよろしくお願いします。

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■はじめに

はじめに自己紹介をさせていただきます。

・名前:のぞひな
・年代:50代半ば
・職種:総合建設業不動産開発(タイ在住)
・受験歴:1次4回(保険受験1回含む)、2次6回
・勉強時間:6年目(R6)(1次 100時間、2次 190時間)、5年目(R5)(2次 230時間)、4年目以前 Countless
・勉強方法:1年目:予備校(通信)、2, 3年目:予備校 (通学もCOVIDで実質通信)、4, 5, 6年目:独学(ふぞろい、タキプロ勉強会)
・得意科目:1次 企業経営理論(83点)、財務会計(88点)
      2次 事例IV(65点)
・苦手科目:1次 経営法務(68点)
      2次 事例Ⅰ(61点)
・経営情報システムの点数:(R4:68点、R6:58点)

上記の通り、多年度受験生です。受験のきっかけは、前職銀行にて海外勤務からの帰国後、役職定年を前にセカンドキャリアを考え始め、リスキリングの一貫として各種資格を調べる中、「中小企業の経営課題に対して診断や助言を行う専門家」という言葉に零細飲食業の家庭に育ち金融を志した当初の思いに返り受験を決めました。
当初は2、3年程度で合格できるだろうと安易な思いで取り組んでいましたが、そんな簡単なものではなく合格までの長い時間を要しました。その間、転職、海外赴任と生活環境も大きく変わり、試験の都度日本に帰国する負担に何度も受験を諦めようと思いました。タキメンのストレート、短期合格生の皆さんの輝きに時に心折れそうになりましたがタキプロのおかげで何とか今日まで来ることが出来ました。特に最後の2年は、海外在住で周りに仲間もなく、タキプロでの受験生仲間との繋がりが本当に心強い限りでした。少しでも恩返しが出来ればと思っています。

■R6の全体学習方針

1次試験7科目、2次試験4科目。予備校の情報によれば一般的に合格には約1,000時間程度が必要と言われているようです。仕事、プライベートで忙しい中、いかに時間を捻出するか、また捻出した時間をいかに各科目に配分していくかということに皆さん頭を悩ませているかと思われます。特に1次試験で暗記3兄弟と言われる「経営法務」、「経営情報システム」、「中小企業経営・中小企業政策」の膨大な知識を如何に暗記をしていくか。加えてこの3科目が1次試験2日目に集中しているのも対応が悩ましいところです。
また比較的年度毎に出題範囲に大きな変化のない初日4科目に対し、経営法務においては近年の法改正、経営情報システムについては最新のITトレンド、中小企業経営・中小企業政策では前年度の中小企業白書の内容を毎年アップデートしていかなければならないのも厄介です。(勿論1回で合格出来れば何の問題もないことですが…)

私は、R4に保険受験をしたのですが心配性のあまり多くの時間を1次試験勉強に費やした結果、525点で合格してしまい、2次試験1回の受験資格を失ってしまいました。また2次試験勉強に十分な時間を当てられず失敗をした経験からR6の受験に当たっては以下の学習方針としました。

① 2次試験対策を最優先とし、1次試験は高得点を狙わず、暗記科目に関しては過度な時間を割かず安定した得点が期待できる科目でカバーし合格を目指す。
② 1次試験後の2次試験対策にすぐに入れる様、4月からのタキプロZoom勉強会に参加する。目的は、2次試験解法・解釈力をキープすること、受験生との繋がりを通じモチベーションを維持すること。
③ 1次試験対策は時間をかけ過去問を解くことで安定した得点が期待出来る経済学・経済政策、財務・会計、国語の問題でもあると思われる企業経営理論の過去問から開始する。
④ 忘却曲線によれば記憶の定着に頻繁な繰り返しが必要な暗記3科目については6月中旬より1月半で集中的に対応。過度に時間を使わないこと。

上記方針の結果、R6の1次試験結果は、489点での合格となりました。単科で合格点に達していなかったのは、暗記3科目中の経営情報システム(56点)、中小企業経営・政策(57点)でしたのまぁまぁ方針通りだったかなと思っています。

次に経営情報システムの勉強方法です。

■経営情報システムの勉強方法

上記の様な学習方針をたてましたので、経営情報システムは高得点を狙わず、足切りを回避し、高得点を狙わず如何に60点に近い点数をとるかということを目標にしました。これだけでも幾分気が楽になりますよね。勉強方法・教材は以下の通り極めてオーソドックスなもので特段の秘訣はありません。

① TACスピードテキスト
試験当日まで3周回すことを目標としました。
1回目はさらっと重要と思われる個所(頻出論点)にマーカーを引きながら出題範囲の概要を「理解」することを目的に。
2回目はマーカー部を中心に更に試験日までに暗記が必要と思われる部分に付箋を貼りながら「読み込み」。
3回目はテスト直前に先の付箋部を中心に「記憶」。

暗記3科目は、常に新しいトピックが含まれますので無駄な様でも最新版を購入されることをお勧めします。
② 単語カード(WordHolic)

私はIT関連業務へ携わった経験なく、ITリテラシーも比較的低い方かと思っています。経営情報システム対策で難しかったのがIT用語の暗記。特にアルファベット頭字語と日本語がなかなか繋がらず、受験勉強開始時には学生の時以来となる単語帳を使って英文名称、頭字語、日本語での意味を覚えていました。英文フル名称であれば記憶もしやすくなります。当初は昔ながらの紙に書きこんでいましたが途中からはアプリのWordHolicを活用しています

③ ITパスポート(テキスト・問題集)
経営情報システムの試験は頻出論点と最新のITトレンドがミックスされています。頻出論点で点数を固め、新しいトピックで点数を積み上げることが求められます。
そうしたITトレンドや新しい単語、用語を覚えるにあたって国家試験の情報処理技術者試験の最も基礎的な「ITパスポート試験」のテキスト・問題集を使うのもひとつかと思います。
私は経営情報システムの試験勉強も兼ねて2022年に取得をしました。為ご参考までに試験対象者像は以下となっています。
「職業人が共通に備えておくべき情報技術に関する基礎的な知識をもち、情報技術に携わる業務に就くか、担当業務に対して情報技術を活用していこうとする者」

これは私の個人的な感想なのかもしれませんが経営情報システムは年度によって難易度にばらつきが大きくあるように思われます。R6はこれまで受けた4回の中で最も難しく自信を以て答えられた問題が数少なかった印象です。またテキストを全てこなせたら満点とれたかと言うとそうでもないような気がしています。
私の受験年度と科目別合格率推移は次の通りです。R1 26.6%、R3 10.6%、R4 18.5%、R6 15.6%

令和6年度の勉強時間は約25時間。結果は58点でした。

■【ご参考】役に立った便利ツール・アプリ

経営情報システムに限らず中小企業診断士試験(1次試験、2次試験)勉強に役にたった便利ツール・アプリは以下となります。月並みですがご参考にされてください

■Goodnote
・受験生皆さんが使われていることと思いますがやはり特に2次試験対策では便利です。嵩張るテキスト、ノート、資料をタブレットで一括管理することが出来ます。私は普段i Padを持ち歩いているのですが、テキスト、過去問をPDFで保存し、通勤時等車内で紙を広げることなくGoodnoteの手書機能を使い過去問の設問解釈、解答ドラフト作成を行っていました。また書籍や書類のPDF化にあたってはスナップショット機能、メモアプリのPDF化機能を用いています。

■Studyplus
・これも皆さん使われていると思います学習時間管理アプリです。目標受験日までのカウントダウン、週間の目標勉強時間までの進捗管理等に加え一番のメリットは同じ目標を持つ学習者同士の相互フォローアップ機能だと思っています。タイムラインでの勉強記録を見ることでやる気が出ない、しんどいと思った際のモチベーションアップが図れました。

■WordHolic
・受験生のSNSで見かけた基本無料の単語帳・暗記カードアプリです。自動読み上げ機能、自動めくりスライドショー機能があったので通勤時に聞き流ししていました。紙の単語帳同様済機能や付箋機能が使えます。有料版ではガジェット間での共有が出来るので携帯、タブレットを機会にあわせて使い分けていました。私は使いませんでしたがCSVの読み込みも出来るようです。

■おわりに

今回の投稿は以上となります。少しでもお役に立てれば幸甚です。

次回は、ののの さんの登場です。 

お楽しみに! 

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