鬼門だった「経営情報システム」
皆さん、おはようございますいよいよ年度末も大詰め非常にご多忙な方も多いのではないでしょうか月曜日朝担当のレジェルタ @タキプロです
今回のテーマは『1次試験の苦手科目とその対策法』。私レジェルタにおける最大の苦手科目は標題の通り、『経営情報システム』。この科目の対策について記述したいと思います。
『経営情報システム』の科目設置の目的と内容(中小企業診断士1次試験案内抜粋)には・・・「情報通信技術の発展、普及により、経営のあらゆる場面において情報システムの活用が重要となっており、情報通信技術に関する知識が必要である」との記述があります。よって、中小企業診断士を目指すうえでは、「苦手」などと本来言ってる訳にはいきません。
システムエンジニアの方々などIT関係の業務に従事されている方は得意だと思いますが、私レジェルタにとっては、●●●といったアルファベット3文字の用語やカタカナ用語など聞き慣れない言葉のオンパレードに外国語を聞いているような感覚で、当初から苦手意識がありました(数年前、システム関係の実権者と面談した際、これらの用語を頻発され困惑した経験があったので、この結果は容易に想像できましたが・・・)
悲観していても仕方ないので、何が原因なのか学習前に分析してみました
用語の意味が全くわかっていない
を要因として、イメージがわかない(日頃から慣れ親しんでいる有形物でないため)
等により、どこかで「できない」言い訳を講じている
上記の諸項が苦手の主因と判断し、結果的に次のような取り組みを行いました
日頃から慣れ親しんでいるものから始める
自宅パソコンの買い替えを検討していたレジェルタは、よく家電量販店でパソコン各社のパンフレットを目にしていました。製品の選定をする際、表面上の数字にばかりとらわれていましたが、それらがどのような部位の話で、どんな意味や効果があるのかを意識⇒調べる⇒理解することから始めました。
例えば、カタログ巻末に掲載されている一覧の各項目。OS、CPU、メモリ、HDD、ドライブ、ソフトウェアなど。選定をしていた時期ということもあり、意味が理解できると非常に楽しく覚えることができました
わかりやすい書籍を参考書として使用する
遠回りのように感じていたこの方法ですが、効果的でした私は中小企業診断士試験のテキストだけではわかりづらい用語が多かったので、参考書として『らくらく初級シスアド図解教本』を利用しました。網羅的に読むのではなく、わからない箇所だけ調べる(参考にする)程度でしたが、助力になりました現在は試験制度が変わっていますので、『これだけマスター!ITパスポート図解教本』が類似しているようです
混同しやすい用語だけは別途抽出して、細切れ時間等に何度も目に触れるようにしました(用語の意味、どの分野、テキスト掲載箇所のイメージなどを別記して何度も見ていました)。また、略称だけではイメージしにくい用語は、略す前の言葉にきちんと戻して暗記するなどしていました。
比較的容易な問題集1冊に絞り込む
「容易」な問題集というのがポイントでした。「容易」だとわかっていても間違いの数があまりないと自信になりますし、嫌気が不思議と起きてきませんそして、「1冊」に問題集を絞りこむことで守備範囲は限定されるものの、知識が自ずと定着⇒しいては応用的要素を気にできるほど気持ちに余裕が生まれました。
なお、限定した問題集は『スピード問題集 経営情報システム』。なぜなら、『スピードテキスト 経営情報システム』の学習するにあたってのポイントに次のような記述があったからです。「このテキストで取扱っている領域以外に取り組む必要はありません。本書を活用いただければ十分に合格点は取れます」と(そう言えばmatchysさんも以前、この内容を記述されていましたね)。
確かに、模擬試験では合格点に到達するようになり、少なくとも苦手意識の克服はできていました。しかし、本試験では足切りギリギリという結果でした正直、この試験終了直後には「上記文面を信じていたのに・・・」と暴言を吐く始末でしたが、私が受験した平成21年度は、直近では最も難易度が高く、システム関係者の方でも苦戦したと聞いたり、科目合格率きわめて3.8%と低位だったことを考えると、この結果は致し方なかった⇒まんざらでもなかったと判断しています
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