あおきの統計学初級編その7 #22
こんにちは!タキプロ6期生のあおき@大分です。
年末も近づき、皆様師走な日々を送っていることと思います。
是非今年のやるべきことは終わらせて年末を迎えましょう!
さて、今回は長かったあおきの統計学シリーズ最終回です。
今までの統計に関する知識をどのように表現するか?に着目します。
ここではそんなに細かい部分まで書きませんが、
是非表現が重要であることだけでも感じて頂けたらと思います。
さて、表現という言葉を使いましたが、つまり「グラフ化」です。
データ取り → 分析 → グラフ化が大まかな流れになりますが、
このグラフ化の段階も大変重要なものになります。
今回はグラフの中でも非常によく使われる「棒グラフ」と
「折れ線グラフ」について述べたいと思います。
前回まで使用している車のディーラーを例に取ってみます。
今営業担当者が社内での経営戦略会議で下記のデータを
グラフ化したいと思っているとします。
①A店舗でのここ一年間の売り上げ推移
②A、B、C店舗でのこの一年間総売り上げの比較
それぞれの①②を棒グラフと折れ線グラフで下記に表してみます。
①A店舗でのここ一年間の売り上げ推移
②A、B、C店舗でのこの一年間総売り上げの比較
さて、それぞれのデータを二つのグラフで表現してみました。
(純粋にグラフの見た目を比較したかったので、
余計なものはなるべく排除したグラフにしました)
どうでしょうか?感覚的に①は折れ線グラフの方が、
②は棒グラフの方が、見やすく感じませんか?
①の場合であれば、折れ線グラフにより、
3月が顕著に売り上げが伸びていることが分かります。例えば、
これにより決算セールの効果があったと見える化出来るわけです。
また、②の場合であれば、棒グラフにより、
A店舗に比べ、Bは売上が低く、Cは売上が高いことが分かります。
これにより、今後の広告宣伝費などの配分を考える材料になります。
結局のところ、折れ線グラフは時間的推移に適しており、
棒グラフは比較に適していることが分かります。
この他にも円グラフやレーダーグラフなどエクセルには
多種多様なグラフツールが存在します。
是非、統計により弾き出した数字を使って、
何を伝えたいのか?を意識して最適なグラフ選択をしましょう。
今回を以って、あおきの長きに亘って執筆しました
統計学シリーズを締めさせて頂きたいと思います。
診断士受験では学習が後回しにされることの多い、
経営情報システム内での統計学の分野。
少しでも興味を持って頂けたら幸いです。
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