【初学者向け】 暗記3科目攻略法 – タケシの場合

こんにちは。 タケシ@7期です。 (前回の投稿はこちら

3月も半ばとなりましたね。受験校ではそろそろ「経営情報システム」が終わり「経営法務」の授業が始まる頃でしょうか。 

今回は、当時49歳のオッサン受験生だったタケシが一番苦労した、これら暗記3科目の攻略法について書きたいと思います。

「経営情報システム」「経営法務」「中小企業経営・政策」の3つを通称“暗記3科目”と呼んでいます。3科目どれも暗記項目が多いのは共通ですが、実は、1次試験での問われ方や知識の要求のされ方は科目により異なっています。

一般的には
- 経営情報システム 
   “素直に”知っているか否かを問われる科目。
   → “FTP”など、英略語の意味を理解しながら覚えるのがコツ
     #因みに上は、”File Transfer Protocol”の略なので、
     「ファイルを転送する、プロトコルっていう何か」程度に
      理解すれば充分 !
- 経営法務
   覚える事に加えてしっかりと理解する事が大切。設問に対し
   どの知識を使ってどう解釈して回答を導くか?がポイント
    → 組織再編・産業財産権など、比較表作りが有効
- 中小企業経営・政策
        一つ一つの記憶の正確さを要求。いわゆる「重箱の隅」ツツキ
        対策が必要。
       → 政府は何をアピールしたいのか?を想像
って感じでしょうか。

とは言え、まずは暗記しないと始まらないので3-4月のこの時期は「基礎知識養成時期」と捉え、とにかく覚える事に集中! 各科目の基礎力をこの時期にしっかりと作ってGW以降の復習作業を少しでも楽にする事が重要です。

で、記憶力低下がすさまじいオッサン受験生だったタケシがやった工夫
は次の3つです。
1) 重要度の低いところは覚えない
2) 眼と手と頭を駆使
3) 一定時間に集中して何度もしつこく

 

1)重要度の低いところは覚えない
  どの3科目もテキストすべてを丸暗記しても満点は取れないよう出題
  領域やその深さが「調整」されています。例えば、H27年の経営情
  報システムの様に「得点調整科目」にされた場合は本職の人でも60
  点を取るのがやっと。
      # 実際、受験校の或る先生も解いてみたら64点だったとか…

  なので、ポイントは2つ
      ‐ すべてを覚えようとしない
      ‐ 効率良く記憶して60点を確実に得点 + α を狙う

     その方法は「A/Bランクは確実に得点、Cランクで7割取る、
  D/Eランクは諦める!」
と実にシンプル !!

  具体的学習法は、正答率A,B,Cランクの問題だけを出題領域毎に
  ヨコ解きして、メジャー論点だけをこの時期に確実に記憶。
  (例えば、経営法務の「産業財産権」の部分だけをH27 -> H26 ->
  H25 -> H24 -> H23と複数年分やっていく訳です。
  この時に仮にH24の設問がD/Eランクなら、すぐに解説を読んで
  「フーン」で終わらせます。)

  これをA~Cランク全問回答を目指して繰り返します。

 

2)眼と手と頭を駆使
  少しでも定着度を高める為、とにかく五感を駆使して記憶力の衰え
  をカバーしました。具体的には、まず予習段階で“手書き”要点メモ
  を作り、授業で説明を聞きながらテキストに重要点をドンドンと書
  き込み。復習時に手書きでミニテストを作る、となんでも手書きで
  した。

  なかでも、ミニテスト作りは特にお勧めです。どんなモノかと
     いうとこんなモノです。(汚い字で済みません。^ ^;; )

ミニテスト

  B6版サイズのリフィルノートに手書きで、文章や図表を描いて表ペ
  ージに穴あきテストを、裏ページに答えを書いた簡易テストです。
    (写真は経営法務の産業財産権のパート) 

  これを自分で作る事で
   ① 問題作成の為にテキストをしっかりと読み込む
   ② 重要な箇所はどこ? 不要な部分はどこ?と講義内容を復習し
    ながら頭を使って理解する。
   ③ 表や図を自分で描くこと事で記憶に定着しやすくなる。
  といった効果があった様に思います。
  その上で、後述の通りこのミニテストを通勤時間などに何度も繰り
  返して記憶定着を図りました。初回学習時の知識インプットにはと
  ても有効でした。

  # オリジナルはこちらの「一発合格道場」大先輩のアイディア
   です。これをタケシは”自分で手書き”にアレンジしました。

  # ちなみにB6版サイズは単語帳サイズと違い、余白もタップリで、
   後に気づいた事項を追記するにも便利な上、持ち運びにもイイ感
   じ、でお勧めです。
   タキプロ2期のげっち大先輩も京大式カードとしてご紹介されてい
   ますね。

 

3) 一定時間に集中して、何度もしつこく
  覚えていないものは幾ら考えても回答出来ないのが暗記3科目。
  なので、過去問でも解けない問題はさっさと「×」マークをつけて解
  説を確認。 上に書いた、自作ミニテストも同様です。
  「今から15分でネットワークの問題を5年分」とか「目的の駅まで
     の30分で会社法パートだけ20問」と、細切れ時間を活用して問題に
  あたる回転数を稼ぎました。要は”記憶が薄くても繰り返せばそのう
  ちに濃くなってくる”って事です。 

 

こうしてタケシは3-4月の間に基礎知識を何とか作れた様で、GW以降の暗記3科目「知識定着作業」も比較的順調に出来た様に思います。
(こちらついてはまたその時期に)

なお、タキプロでは今月も勉強会・セミナーなど盛り沢山で開催中!
これらの機会を上手く利用し早く自分の学習スタイルを作りましょう!

1次科目のラストスパート、頑張ってくださいね。
タケシでした。

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