1次試験の合格戦略 by けんけん

1.自己紹介

はじめまして。タキプロ11期のけんけんと申します。
「毎日自己紹介ばかりで飽きたよ。」という声も聞こえてきそうですが・・・。例にもれず自己紹介です。
年代/性別:40代 男性
職種:銀行員
受験歴:1次 受けすぎて忘れました!! 2次 5回 受験歴9年
勉強方法:独学から予備校通学まであらゆる方法を試しました。
(最終的には1次試験は独学、2次試験は8月からLEC通学しておりました)
得意科目:1次:財務会計 経済 2次 事例Ⅲ、Ⅳ

以上まとめると、「スーパー多年度生の40代のおやじ」という事になります。

受験歴9年と書きましたが、これが私の強みでもあり弱みでもあります。強みとしては、多年度生の気持ちを十分すぎるほど分かり、合格へのノウハウは持っていると思います。弱みとしては、ストレート合格するような頭脳やノウハウはからっきしありません!!(自信を持って言う事ではありませんが・・・)

受験動機:大学卒業以来、地元の地方銀行に勤めております。融資係の経験が多く当時、金融円滑化法のもと、中小企業の経営改善計画書を策定する事が多く「経営全般の知識を深め地元企業の役に立ちたい」という事が表向きの理由です。しかし、裏の理由として「当時の所属する支店で超パワハラ支店長がおり、中小企業診断士1次試験に合格すると銀行の方で養成課程に派遣してもらえる」という話があり「パワハラ地獄から逃げるにはこれしかない!!」ということで勉強開始しました。(しかし、1次試験合計3回も合格しているのに、養成課程に行けせてもらえず、長い受験生活が待っているという悲惨な結末が待っていますが・・・)

 

2.経営情報システムについて

さて、タキプロブログでは毎日当番制にてブログを書いておりますが、何を書くか、ある程度割り振りがあります。私は「1次試験 経営情報システム」について今日は書く当番ですが、「すんません、ほとんど覚えておりません。」初回から土下座レベルですね・・・。

しかし、逆の事を言うと「1次試験の本番だけ覚えておけばOK」ってことです。

私はIT音痴のため、パソコンの知識は皆無。職業柄ワードはめちゃ使いますが、エクセルは普通。Facebook、Twitterは今格闘中であり、私の今年の個人的な目標はITスキル向上です。(今個人ブログで「中小企業診断士けんけんの部屋」というブログを書いていますので、よかったらそちらも見てもらえると、おっちゃんのモチベーションが上がります。)そんな私でも昨年の経営情報システムは60点確保。

一つ言える事が1次試験は7科目あります。当たり前ですけどね。7科目全て100点を目指していては時間がいくらあっても足りません。情報システムは1次試験だけでOKなので、「過去問の基本論点は覚える。統計などの難しい論点は4択の神様に祈りを捧げて直感で選び60点取れればいいな」戦法で試験に望んでいました。

全て完璧にしようなんて決して思わないで下さい!!漫然と勉強するのでは無く自分がどうすれば合格基準をクリアできるか考えましょう。

3.1次試験全般について

1次試験全般について書きたいと思います。1次試験の合格要件って分かりますか?

合格要件は「①総得点の60%以上」であり、かつ「②1科目でも40%未満がないこと」です。2次試験も含め私のブログでは合格要件について5,000回くらい話すと思います。
まず「①総得点の60%以上」について、今日は掘り下げていこうと思います。ストレート生にとっては7科目受験せざるを得ないですが、多年度生については「どの科目を受験して6割の得点を確保するか?」いった科目合格制度特有の戦略が必要になります。これは残り科目数や得意科目、苦手科目により戦略は個人個人で全く異なります。
ここで、「7科目受験するのと、不合格だった1科目だけ受験する、どちらが合格確率は高いですか?」普通に考えると1科目受験ですよね。私は迷わず「7科目受験をする方が合格確率は高い」と答えます。
解答の根拠は「爆弾科目」の存在があるからです。昨年は中小企業経営政策が難しかったですが、爆弾科目はそのレベルではありません。試験開始から5分で「そんなの知らんやん。」「犯則だよ」と受験生が頭を抱え絶望に落とされるレベルです。直近では「経営法務で8点かさ上げ」した年が記憶に新しいと思います。私は受験歴9年と申しましたが、9年間の間に「経済学」「財務会計」「経営法務」「経営情報システム」などが爆弾科目は満遍なく現れます。皆様が受験される令和2年受験した際に残り1科目した受験が爆弾科目であったら、みなさんどう思われますか?(久しぶりに寒気がしてきました)
長々と書きましたが、まずは1次試験受験に際して「どの科目を受験して、どうやって6割の得点を獲得するか」といった戦略をそれぞれの受験生が決める必要があることを今から認識していただければ幸いです。

では本日はここまで。
次回は「サルマン」さんの登場です。お楽しみに!

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