記憶に「残りやすい」ところから覚えていこう byはまん

タキプロブログ読者のみなさま、こんにちは。

11度目の登場、多年度生応援団の「はまん」です。

【過去のブログ】

合格に向け「指針」を立てよう→こちら

2次試験は「机上のプレゼンテーション」→こちら

ミスなく解くための「ポカヨケ」対策→こちら

本試験で本当に起こった「こわ~い」話!?→こちら

「過去問分析」とは?→こちら

「本試験シミュレーション」を行おう→こちら

「実務補習」と「実務従事」、違いは?→こちら

「再現答案」作成ノススメ→こちら

苦手なテーマは「書く+α」で覚えよう→こちら

合格発表日まで「本」を読んでみませんか?→こちら

  

いよいよ、明日は令和3年度の中小企業診断士2次筆記試験の合格発表日ですね。ここ数日、落ち着かない方もいらっしゃるのではないでしょうか。合格を確認したら、実務補習や口述試験対策の模擬面接、セミナーなどの申し込みなど、すぐにやらなければいけない手続きがあります。そのあたりの確認や準備をしながら、吉報を待ちましょう。

さて、本日は1次試験「経営情報システム」についてお話します。

そもそも、私はITと英語はコンプレックスを持っているくらい「超」苦手です。タキプロメンバーにもITや英語が得意な人がたくさんいますが、いつも羨ましく思っています。

そんな私が、どのように情報システムの勉強に取り組んだか、当時を思い出しつつお話したいと思います。

■全く覚えられない日々

先ほどもお話しましたが、私はITが大の苦手です。「苦手」意識を持ったまま勉強をしていましたので、テキストを読んでもなかなか頭にはいってきません。

私は予備校に通っておりました。講義は毎週2コマあり、どんどん進んでいきます。毎回、ひととおりテキストの予習をして講義を受け、帰宅後に確認の問題をこなしながら復習していましたが、なかなか覚えられず、焦る一方でした。

■自分の頭に残る用語から手をつける

ですが、ふとしたところで「転機」が訪れます。

たまたまですが、新聞で「ランサムウェア」によるサイバー攻撃が増えてきているという記事を目にしました。ランサムウェアによる被害、今でも残念ながら度々ニュースになりますが、私が勉強をしていた当時は、まだ出始めたころだったでしょうか。

ランサムウェアとは「ランサム(Ransom=身代金)」と「ウェア(Software)」を繋げた造語です。マルウェアの一種で、感染したコンピュータ内のファイルが閲覧できないように暗号化され、復元の身代金として金銭を支払うよう要求されるものです(※マルウェア:コンピュータに悪事を働くソフトやコードの総称)。

私の場合、なぜかこのランサムウェアというものが妙に頭に残りました。というよりも「身代金」という言葉が頭に残ったというほうが正確かもしれません。これをきっかけに、復習の際はテキストの順番どおりではなく、「記憶に残りやすいもの」「頭に入りやすいもの」から優先的に取り組み、その分野の関連用語や周辺用語を併せて覚えるようにしました。

具体的には、いかの3つに分類できます。

 

①新聞によく出てくるもの

 先述の「マルウェア」の他、半導体に関連して「DRAM」「SRAM」というような用語。最近では「DX(=Digital Transformation)」あたりになるでしょうか。毎日新聞を読んでいてよく記事に出てくる用語は、できるだけ早めに覚えるようにしました。

 

②日頃からよく使っているもの

 ITが苦手とはいえ、さすがにパソコンを使わないと仕事になりません。ネットワーク関係の用語「LAN」「ルーター」「ハブ」や、ファイル形式「CSV」「PDF」「JPEG」、あと「URL」「USB(メモリー)」などは、すでに用語として頭に入っているので、内容だけ確認すればいいと割り切って覚えるようにしました。

 

③機器等に書いてあるもの

 パソコンには様々なコード類の接続口がありますが、よく見てみると、その横に絵や文字が書いてあったりします。「HDMI」は会社で使うプロジェクターに書いてありました。たまたま目にしたもので「そういえばテキストに書いてあったな」といったものは、後で実際にテキストを確認し、覚えるようにしました。

 

過去問で多く問われる論点を押さえたやり方ではありませんでしたので、過去の本試験で問われていない論点も含まれているかもしれません。しかし、なかなか覚えられず悩んでいた中で、ひとつのことをきっかけに勉強の方針を決めて進めたことは、結果的には間違っていなかったと思っています。

■まとめ

いかがでしたでしょうか。最後までお読みいただきありがとうございます。

試験問題を解く時には、「自分が解ける問題から手をつけなさい」と言われたことはありませんか。全くそのとおりだと思います。わからない問題に必要以上に時間を割いてしまい、解ける問題や点をとるべき問題に手がまわらなくなりかねないからです。私は1次試験を5回受験しましたが、3回目以降の試験では、1次試験対策に十分な時間を確保したとは言えません。それでも全体で合格点を確保できたのは、わからない問題や時間がかかりそうな問題は後回しにして、解ける問題やとるべき問題から解いていったからと考えています。

勉強している時も同様だと思います。情報システムに限らず他の科目も同様ですが、どうしても覚えられない項目に時間をたくさんかけても効率が良くないです。過去問の出題傾向との兼ね合いもありますが、テキストどおりの順序で覚えなくても、自分の記憶に残りやすいところ(相性がいいところ?)から手をつけていくのが、効率的に勉強する方法かと思います。

令和4年度に初めて中小企業診断士試験を受験される方、予備校に通われている方は7科目のうち半分の勉強が終了する頃でしょうか。科目により取り組みやすい、取り組みにくいがあるかと思いますが、参考になれば幸いです。

明日はぶらんちさんの登場です。お楽しみに。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
↓下のボタンを押して、読んだよ! と合図していただけると、とっても嬉しいです。
(診断士関連ブログの人気ランキングサイトが表示されます[クリックしても個人は特定されません])

にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ

にほんブログ村

皆様の応援がタキプロの原動力となります。
ぽちっと押して、応援お願いします♪

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です