1次試験 経営情報システム 1次直前講習 その2
こんばんは。火曜日夜担当のまいどまいど@タキプロ4期生です。
試験直前ということで、先週に引き続き、経営情報システムの復習をしましょうね。
過去3年分を振り返りますと、ネットワークの基本用語を確認する問題が出ていることが分かります。
H22 問8
H23 問12
H24 問11
ネットワークの用語は名前が似ていて混乱しやすいので、きっちり整理しましょう♪
①DNS
簡単に言うとホスト名をIPアドレスに変換する仕組みです。
Domain Name Systemの略です。単に「ディーエヌエス」と読みます。
試験直前で今更ながらホスト名って何? という、そこのあなた!
ここで覚えてしまいましょう。
Yahooのサイトを見たいとき、以下のURLを入力しますよね?
http://www.yahoo.co.jp/
このうち、www.yahoo.co.jp の部分がホスト名です。
実は、Yahooのサーバにはコンピュータが理解できるIPアドレス(ex 203.216.231.189)が割り当てられていて、
http://203.216.231.189/ (あくまで例なので動かない可能性がありま す)と指定すればYahooのサイトは見られます。見られるのですが、数字のみのIPアドレスでは覚えにくいので、覚えやすい別名を付ける仕組みを作ったんですね。
DNSサーバに問い合わせて、ホスト名に対応するIPアドレスを取得した後、サイトのサーバと通信する仕組みになっています。
②DHCP
端末にIPアドレス等を自動的に割り当てる仕組みです。
Dynamic Host Configuration Protocol の略です。
こちらも単に「ディーエッチシーピー」と読みます。
会社でパソコンを使う際に、「IPアドレスは、172.xx.xx.xxを設定しといて」と担当の人にお願いされた経験がある方もいらっしゃると思います。
これは静的にIPアドレスを設定する方式です。
DHCPは、使用できるIPアドレスをDHCPサーバに問い合わせて、IPアドレスを動的に割り当ててもらう仕組みです。
個々の端末にIPアドレスを設定せずに済むので、管理の手間を減らすことができます。引っ越しなどでIPアドレスを変更する場合を考えてみましょう。端末が数台ならよいのですが、数百台ならどうでしょうか。自動的に割り当てる仕組みがないと、端末一台一台にIPアドレスを設定する必要があります。これは面倒ですよね?
こんな時に役に立つのがDHCPなんですね。
デメリットは、DHCPサーバが壊れてしまうと端末がネットワーク接続できなくなる点ですね。
Dynamic(動的)Host(端末)Configuration(環境設定) Protocol(規約)です。
ちなみに、DHCPを使用している設定例は以下の通りです。
【IPアドレスを自動的に取得する】が選択されていますね。
静的な設定例は以下の通りです。IPアドレス等を指定していますね。
今日はここまでにして、次週に続きをしましょう。
最後はタキプロ勉強会のご案内です。
タキプロ勉強会のお知らせ
【今後の予定(東京)】
・7/25(木) 19時~21時半 新富区民館 1次試験対策(相談会)
・7/28(日) 9時半~12時 八丁堀区民館 1次試験対策(相談会)
*2次試験対策では、すべての設問を議論の対象とすることは時間の都合上できません。なるべく受験生の希望を反映するため、参加申し込み時にディスカッションをしたい問題をご記載いただければと思います。
また、題材の事例について事前に解答を作成し、5部程度コピーをお持ちください。
*1次試験対策を希望される方は、参加申し込み時に対策をしたい科目と、どのようなことをしたいかを簡単にご記載ください。
勝手ながら各回とも開催日前日の0時に申込みを締め切らせていただきます。
〆切後に参加を希望される方はメールにてお問い合わせください。
お問い合わせ先:takipro2010(あっと)gmail.com
====================
皆様の応援がタキプロの原動力となります。
ぽちっと押して、応援お願いします♪