運営管理の効率的な学習法byよよぽ
読者のみなさん、はじめまして。
タキプロ14期のよよぽと申します。
これから1年間よろしくお願いします!
3月は卒業や異動シーズンでもあり何となくソワソワしてしまいますが、今日は39(サンキュー)感謝の日だそうです。
試験勉強は大変な努力が必要ですが、「ありがとう」を伝えたい相手を思い浮かべるのもモチベーションアップの一つの方法かもしれません☺
本日は1次試験の「運営管理」について、私がやってみて効率的であったと感じた学習法と反省点をお伝えします。少しでもどなたかの参考になれば幸いです。
■はじめに
自己紹介です。
年代/性別:40代、女性
職種:金融 企画
受験歴:1次1回、2次1回
勉強方法:1次 スタディング、2次 独学(主にふぞろい)
得意科目:1次 企業経営理論、2次 事例I・事例II
苦手科目:1次 中小企業経営/政策、2次 事例IV
私は中小企業診断士の資格について、恥ずかしながら昨年まで全く知りませんでした。「実務に役立つ資格」として紹介されているネット記事をたまたま見て興味を持ち、勉強を始めたのが昨年2月と1次試験まで半年の時。家事・育児に本業も忙しいけど、受験するからには合格したい!と、隙間時間→勉強時間への変更とPDCA(学習計画・インプット・アウトプット・間違えた問題の振り返り)の早回しを意識して取り組み始めましたが、最初に壁にぶつかったのが「運営管理」でした。
■生産管理はQCDとの関係を常に意識する
運営管理はご存じのとおり、「生産管理」と「店舗・販売管理」から構成されています。「店舗・販売管理」はまだイメージが湧くが、製造業の経験がないと「生産管理」はとっつきにくいと感じる方も多いのではないでしょうか。
私もまさにその一人で、「店舗・販売管理」は買い物好きな一消費者として、お買い物に行くたびにアウトプットが実践できるため楽しく学習できました。皆さんもお店を訪れた際、この店舗の「ゾーニングはどうなっている?改善点は?」、「マグネット商品は?」、「この陳列方法の名前と効果は?」などぜひ試してみてください。アウトプットは最大のインプットでもあります。
一方、「生産管理」は初回のインプット(講義動画)がほぼ頭に入らず苦手意識を持ちました。
【課題】 生産管理がよくわからない
【要因①】具体的なイメージが持てない
【打ち手】工場の現場、工作機械、CAE、FMSなど自分でイメージできないものは動画で確認!
工場のラインやシステム、機械を紹介する動画は検索するとたくさんあります。かっこいい機械たちに見とれ、一気に親近感がわきました。具体的なイメージを持てるようになったことは結果的に学習の効率化につながったと思います。
【課題】 生産管理がよくわからない
【要因②】計画や管理方法の種類が多く混乱
【打ち手】目的を意識しながら全体工程(マクロ)→詳細項目(ミクロ)を学習する
生産管理の目的はQCDの最適化ですよね。作り手はモノを売って利益を得るためQCDの最適化に努め、消費者にとっては購買の決め手や満足度につながる重要な要素です。マクロ→ミクロ視点の把握は、モノの生産工程を生産計画、工場計画、資材・在庫管理といった大枠から掴み、ブレークダウンしていきます。生産計画であれば、スケジューリング、需要予測、生産統制・・さらにその詳細といった具合ですが、この際、重要なのは自分が今どの番地の学習をしているのか、そしてそれがQCD最適化のどの要素にどのように関わるのかを意識することです。例えば、需要予測であれば主にCとD、見誤った予測をもとに仕入れが多すぎれば過剰在庫の費用負担が生じ、仕入れが少なすぎれば需要に対応できず納期に間に合わないなどの影響がある、などです。
ここでの私の最大の反省点は、試験まで時間がなかったこともあり1次試験合格が目標になってしまったことです。2次試験について全く考えていませんでした(汗)。2次の事例IIIで問われる箇所こそ、QCDのどの要素にどのように影響するかを把握していることが役に立ちます。私のような人はあまりいらっしゃらないと思いますが、もし同じような方がいたらぜひ事例IIIを意識しながら運営管理の学習を進めてみてください。きっと2次試験の学習の効率化につながると思います。
■得意でも不得意でもない科目は60点でよい?!
60点で合格。。人によって感じ方は異なると思いますが、私は勉強にくじけそうな時、60点でよいということに何度も励まされました。運営管理は、苦手意識のわりに過去問の点数はそんなにひどくない科目でしたので「得意ではないが苦手科目でもない」と位置づけ、60点台での試験突破を目指しました。万人におすすめはできませんが、時間的制約がある中で試験合格を目指すには、得点アップを狙うより、頻出分野を押さえ、難問は深追いしない方が効率的と考えました。結果は64点でしたので戦略的には一応成功です(たまたまの可能性はあります;)
■おわりに
試験に合格するために効率的な学習を心掛けたわけですが、私より多くの時間を割いて努力された方には知識量・知識の深さともに到底かなわないと心の底から自覚しています。なので今後ももちろん学び続けます!実務では試験勉強で得た知識がそのまま使えるとも限らないでしょうし、都度必要なことを学んでいけばよいですよね。
試験勉強を通して、継続して学ぶことや各科目の学び方のコツも身に付きました。そして何より、応援・協力してくれた家族の有難さが身に沁みた機会でもありましたので、本日は改めてありがとうを伝えたいと思います☺
次回はしばちんさんの登場です。
お楽しみに!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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