運営管理は効率的に勉強しよう。5つのアドバイス by AKI

読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ14期のAKIと申します。

1次試験が終わり、2次試験が近づいてきましたね。

焦らず、過去問を1問1問しっかりと取り組めば、必ず道は開けます!

頑張ってください。

さて、今回は運営管理の1次試験ノウハウについて記載させて頂きます。

過去記事①診断士試験は企業経営理論に始まり企業経営理論に終わる by AKI

過去記事②中断からのストレート合格 by AKI

過去記事③マインドマップを活用して効率的に知識の記憶定着を図ろう! by AKI

■はじめに;1次試験における運営管理の概要

運営管理は、①生産管理、②店舗・販売管理、大きく2つの内容が含まれます。

簡単にいうと、

・生産管理:工場での製造に関連する要素・行為を管理するための手法

・店舗・販売管理:店舗での販売に関連する要素・行為を管理するための手法

最大の利益・成果を得るための、適切な運営方法を学ぶことができます。

しかし、この2つの異なる分野が同じ試験に含まれているって、受験者にとっては非常につらいですよね。

工場の製造スタッフと店舗の販売員ってキャリアとして正反対のイメージというか、両方の仕事をしたことがある人ってかなり少ないのではないでしょうか。

私自身、「店」で働いたことがなく、店舗・販売管理の勉強はちょっと辛かったです・・・

そんな運営管理ですが、本記事では私なりにいくつかアドバイスを記載しますので、参考にしてください!

■アドバイス①深く突き詰めない

中小企業診断士1次試験は100点を取る必要はなく、60点で課目合格ができる試験です。

70点取れば、得点源になり得ます。

ですので、深く突き詰めないことが肝心です。(全ての試験科目に言えることですが)

生産管理も店舗・販売管理も共に突き詰めると、いくらでも専門書がある世界です。

範囲が広い中でそれぞれを突き詰めてしまうと、かなり時間がかかり、他の課目に影響を与えかねません。

この課目に関しては、私は60点狙いで50点台でも許容する、というスタンスでした。

私は化学メーカーで勤務し実際に工場にも数年間いたので、生産管理の方はとっつきやすかったです。

なので、当初は得点源になるのでは?と期待していたのですが、店舗・販売管理はバックグランドとなる知識・経験が無いため、理解が悪く、課目合格できればうれしい、くらいのスタンスに変更しました。

1次試験は他の課目も含めて膨大ですし、運営管理の課目に囚われず勉強をしていきましょう。

■アドバイス②生産管理に注力する

運営管理の試験では、工場と店舗という別世界が均等に取り上げています。(点数配分も両方50点ずつくらいです)

正攻法でいくと、生産管理に注力すべきです。

なぜかというと、2次試験【事例Ⅲ】は「生産・技術を中心とした経営の戦略および管理に関する事例」、つまりは生産管理に関連する試験です。

2次試験では、当然1次試験で覚えた知識が役に立ちます。

店舗・販売管理ももちろん事例Ⅱに関連してきますが、生産管理ほど直結していないので、2次試験も見据えるとなると、生産管理分野に注力し、店舗・販売管理は深追いせず要点のみ抑える効率的な勉強をすべき、となります。

■アドバイス③過去問を繰り返し行う

運営管理は、覚えることが多いです。(他の課目も暗記が問われるので、特別なことではないのですが)

記憶を定着させるために有効なのは、インプット⇒アウトプットの繰り返しです。

テキストを読み、過去問を解く。

これを何周もする。

個人的には、運営管理は頻出問題や傾向が見えやすいので、何度も過去問解くことが肝要かと思います。

やっぱり過去問です。

さて、いくつかアドバイスを挙げてみたのですが、なんだか運営管理に特化していない一般的なアドバイスばかりですね・・・

というわけでもう少し具体的なアドバイスを2つ記載します!

■アドバイス④生産管理の基礎用語・基礎概念の把握に注力する

上述通り、2次試験を見据えた場合、生産管理に注力すべき、なんですが、最も注力すべきは、生産管理の基礎用語・基礎概念をしっかり把握することです。

製造において、Q(品質)・C(コスト)・D(デリバリー)が中心の要素で、これらを高めることに生産管理の手法が必要となります。

様々な手法があくまでこの1つの目的を達成するために存在することを、しっかりと把握することで知識の定着が推進されるでしょう。2次試験にもつながります。

基礎知識を得れば、あとの生産プランニングや保全やQC7つ道具等の知識は枝葉に該当すると言えるでしょう。

特に工場で働いたことが無い方は、基礎的な用語・概念をまずはしっかり勉強することをお薦めします。

■アドバイス⑤まちづくり3法は捨てていい

注力する分野があると、捨てる分野もあり・・・

捨て問で有名なのはまちづくり3法でしょうか。

店舗・販売管理と法律が苦手な方は、大規模小売店舗立地法をはじめとするまちづくり3法は捨てていいと思います。

もし試験に出ても1問ですし、この分野にかける時間を他の問題に使った方が効率的です。

■おわりに

さて、運営管理に関する1次試験のノウハウ、について記事を書きました。

運営管理は、工場又は店舗を運営したことが無い人が学ぶとなると、イメージしづらくて大変な分野かと思います。(私も店舗・販売管理はつらかった)

ただ、決して深追いせずに、過去問を回しながら注力するところと捨てるところを見極めれば、60点以上が取れる課目だとも思います。

2次試験にもつながる課目ですし、モチベーションを上げて、取り組んでください!


次回はベストさんの登場です。
お楽しみに!

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