【運営管理】記憶+αの工夫 by Naobo
読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ15期の Naobo と申します。前回は【事例Ⅱ】について書かせていただきました。良ければ、そちらもご覧ください。
1次試験までまだ3か月以上あり、本格的な勉強をGW以降に予定している方もいらっしゃるでしょう。しかし、今回取り上げるテーマ【運営管理】は出題範囲が広いため、自分に合った勉強方法を選ぶことが特に大切です。GW前には過去問をざっと見て、勉強方法を決めても良いかもしれません。この記事が、その参考になればと思います。
■はじめにー運営管理の出題範囲
【運営管理】の出題範囲は広い、とよく言われます。生産管理と店舗運営管理、ただでさえ広い分野に加えて、生産管理では、細かい作業分析まで、店舗運営管理では、店舗に関する法律や流通情報システムまで出題範囲に含まれます。また、頻出分野が一定程度限定されているため、【運営管理】になじみの薄い人でも過去問中心に知識を増やすこと(いわゆる暗記)で、得点が取れると言われます。そこで今回は、記憶力にあまり自信を持てなかった私の勉強法を紹介します。
■過去問からの学びー足りない知識をいかに補うか
まずはテキストで基本を学んだ後、過去問を解きました。間違えた問題では、不足していた知識(特に2次試験で使われる、と言われている知識を重点的に)を補いつつ、【運営管理】の知識が足りなくても一般教養で答えられる可能性や、答えを絞り込むヒントがなかったかを検討しました。令和5年度の問題では、第4問(“設計”=“デザイン”=“Design”-省略して”D” と思い出せば)と第32問(“季節変動” の意味を知っていれば)は、正解にたどり着ける問題です。また、計算や検討に時間のかかる問題と即答できる問題の見極めも過去問で行いました。各問題の配点の差は高々1点ですので、実際の試験時には時間のかかる解答を後回するなど、時間を有効に使うことも重要です。
■試験対策用のメモ作成ー記憶しやすくするための工夫
不足している知識を把握するために、間違えた過去問から再確認した内容をExcel上に記載して、試験対策用のメモとしました。内容を記載する際には、試験案内に書かれている、1. 生産管理概論 2. 生産のプラニング 3. 生産のオペレーション・・・の分類に基づいて、分類番号を割り振りました。過去問を解くことによって再確認した内容を分類番号で並び替え、記憶しやすくするためです。
メモは定期的に見返し、重要と思われる点には、さらに色付けしました。こうして準備したメモは、図表なども含めて合計7ページなりました。そのごく一部をご紹介します。最初のColumnに記載した”9”が分類番号です。
試験当日はこのメモを見返しました。試験が始まるまでの過ごし方は人それぞれですが、私は試験官が直前のアナウンスをするまで、とにかくメモを見て、薄れた記憶を呼び起こす努力を続けました。R5年度の試験では、最後数分のあがきで一問は救われた、と思います。
■おわりに
R5年度1次試験終了後、自己採点してみました。42問あった有効設問を、A:解答に自信のある設問、B:解答候補を2択まで絞れた設問 C:解答候補が3択以上残った設問に分け、各カテゴリで正解数を数えました(簡単化のため、得点配分は考慮していません)。
正解率(正解数/各カテゴリーの設問数)は、A:12/12 = 100%、B:15/25 = 60%、C:2/5 = 40% となり、自己採点結果は73点でした。今回は運が良かったのかもしれませんが、BとCのカテゴリで期待値を上回ることができ、他の不得意科目での失点をカバーすることができました。
今回は【運営管理】でより得点を上げるための私の勉強法を紹介しました。皆様の参考となり、少しでも得点向上に役立てば幸いです。
次回はみそにこさんの登場です。
お楽しみに!
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