【一次対策】運営管理 高配点の問題を得点する
皆さん、こんばんは!
月曜日夜のショリ@タキプロです。
運営管理(生産管理)の配点は50点で、個々の問題には、2点または3点の配点が付されていることはご存じだと思いますが、特定の問題の配点が高くなっていることをご存知ですか?
今回は、配点の偏りについてお話したいと思います。調査したのは、平成22年度からH18年度までの過去問5年分、科目は運営管理(生産管理)の第1問から第20問の計100問です。
■やさしい問題は配点も高い
<難易度別高配点出現率: 難易度AとEが共に高い>
上の図は、問題の難易度別に、高配点の付されやすさを示したものです。縦軸は、高い配点が付される確率(高配点出現率)です。上にいくほど、率が高くなります。横軸は、問題の難易度です。右(A→E)に行くほど、難しいということです。
折れ線グラフの形(V型)は、難しい問題だけでなく、やさしい問題にも、高い配点が付されていることを示しています。やさしい問題は、得点しやすいばかりでなく、配点も高いのです
。 例えば、難易度A(やさしい問題)を見てみましょう。高配点出現率は、61%です。全問題に対する高配点の出現率は5割でしたから、やさしい問題にも高配点が集まっていると言えます。
ほとんどの方が正答できない難易度E(難問)は、配点が高くとも、対策が難しく、得点が極めて取りにくいことから、難易度A(やさしい問題)を細大漏らさず正解することが、効率的に得点を積み上げる上で、重要だと思います。