【さむのブログ】売価と原価を自在に操って運営の計算問題を得点源にしよう
おはようございます。いよいよ1次試験も臨戦体制に入りましたが、心の準備はできましたでしょうか?
さむ@タキプロ6期、19回目の登場です。
みなさんは、運営の計算問題はばっちり得点源にしているでしょうか?出題範囲が広いわけではないのに、意外と苦手な方も多いと思います。
GMROIや交差比率といった公式は覚えていても、売価表示や原価表示が入り乱れて相互に変換が必要だったりして、意外とややこしいため本番の緊張状態では冷静に対処できないかもしれません。
ここでは、僕が行っていた対応方法をご紹介します。
まずは売価表示と原価表示の変換をするために、以下の公式を覚えます。
B=売価 G=原価 B%=売価値入率 G%=原価値入率とすると、
B%=(B-G)/B …①
G%=(B-G)/G …②
売上に対する値入額の比率が売価値入率であり、原価に対する値入額の比率が原価値入率なので、もはや暗記するまでもなく常識の範疇かと思います。
あとは、この式を変形すれば、売価値入率や原価値入率を使って売価と原価を自由自在に変形することが出来るんです。
例を挙げてみましょう。
①式を変形し、売価値入率を使って売価と原価を変換する式を導いてみましょう。
両辺にBをかけると B%×B=B-G
従って G=B(1-B%) …③
同様に B=G/(1-B%) …④
同じように②式を変形し、原価値入率を使って売価と原価を変換する式を導いてみましょう。
両辺にGをかけると G%×G=B-G
従って B=G(1+G%) …⑤
同様に G= B/(1+G%) …⑥
③~⑥式を暗記されている方も多いかもしれませんが、なんだか微妙にややこしいし、ただでさえほかの科目で暗記が多いのでしんどいですよね。
僕は、もはや暗記とは呼べない①式と②式のみ覚えて、その都度毎回変形させて対応していました。応用も効きやすいのでお勧めです。
来週のさむのブログは、限界を超えて目標を達成する気持ちは診断士に必要なことなんじゃないかとしみじみと考えてみます。
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