受験生の読書術②〜運営管理の苦手克服法〜

とまと:どーも!

です!(自己紹介と前回までのブログはこちら。)

りんご:自己紹介をイラストでするとはどんだけめんどくさがりやねん

とまと:これは、Googleの新サービス、AutoDrawを使って書いたイラです。手書きでイラストを描くと、AIがアーティスト風のイラストに変換してくれます。

診断士たるもの、新サービスや新商品には常に目を光らせておかなければなりません。

りんご:へぇ~。人工知能も身近になってきたなぁ。

とまと:今はAIが小説を書く時代ですからね。とまとりんごのブログも、実はAIが書いてたりして・・・。

りんご:それにしたらクオリティ低すぎやろ。AIがかわいそうやわ。

それで?小説の話に持ってったってことは、今回は本の紹介なんやな?

とまとはい。今回は運営管理の本を紹介します。

運営管理は、生産管理と店舗・販売管理という2つの領域から出題されますが、生産管理の方が苦手だという人が多い傾向にあると言われています。お仕事の業種が製造業でなければ、工場のイメージが湧きにくいことが原因でしょう。

そこで今回は、運営管理のなかでも生産管理の領域について、特にオススメの本を2冊ご紹介したいと思います。

1冊目はこちら。

 

①エリヤフ・ゴールドラット『ザ・ゴール 企業の究極の目的とは何か』ダイヤモンド社、2001年.

 

受験生には言わずと知れた本です。多年度受験生の方は、もう読まれた方が多いかもしれません。52刷まで版を重ねているベストセラーです。

私は1次試験終了後から合格発表までの間に、受験仲間に教えてもらって読みました。この本を読んだ後に、もっと早く読みたかったと思ったのでこの時期にご紹介することにしました。

りんご:情報が36点やったから、足切りでまた来年〜なのか、加点調整で2次に進むのか、微妙な時期に読んだんやな。

内容を簡潔に教えて。おっちゃん時間ないねん。

とまと全く読む気ないですね。まぁいいでしょう。

機械メーカーの工場長として働いている主人公は、出世街道に乗っている、はずだったのに、ある日突然リストラと離婚の危機を同時に迎えてしまいます。仕事も家庭も人生の断崖絶壁に立たされた主人公は、大赤字の工場と、夫婦の関係、どちらも立て直すことがてきるのか?結末やいかに!?というストーリーです。

りんご:面白そやな。そんで、受験にどんな風に役立つの?

とまとNC工作機械が出できます。

(※NC工作機械とは何か?今すぐテキストで確認しましょう!)

しかも、なんと!紫色の、です!

りんご紫!物体ではキャベツぐらいでしかない色と思ってたのに!

って、NC工作機械の色なんかどうでもええねん。

他にないの?

とまと:ノリツッコミをありがとうございます。

工場の工程改善の話で、TOC理論という手法をわかりやすく学ぶことができます。

この考え方は、平成27年度の2次試験事例IIIで出題されています。理論そのものは出題されないとは思いますが、ボトルネック工程の理解が進むので、TOC理論の知識は持っておいて損はありません。

遅くとも2次試験までには読んでおいた方がいいと思います。過去問や二次試験対策用のテキストには載っていますが、運営管理の基本テキストにはTOC理論の解説が載っていないことがほとんどのようなので。

りんごそれを早く言って!NC工作機械のくだりいらんかったわぁー。

でもこの本めっちゃ分厚ない?本読もうとすると、つい別のこと考えてしまってうとうとして、全然進まへんねんな〜。

とまと分厚いですが、ストーリーが面白いのでサクサク読めますよ。そして読むと、工場の内情がリアルにイメージできて、生産管理への苦手意識が薄まります。

りんごのように、活字が苦手な方は、コミック版も出でいるのでそちらで読んでみてください。

さて、2冊目はこちら。

 

②石川和幸『図解工場の仕組みが面白いほどわかる本』中経出版、2011年.

 

りんご:おっなんかいいねー!タイトルがシンプル!

とまと私はどうしても工場のイメージがわかなかったので、ビジュアルで理解したくてこの本を読みました。また、①は海外の話なので、日本の工場はどんなものなのか知りたいということもありました。

この本を読めば、工場とは一体どんなところなのかということから、工場の課題が一体何で、日本の工場の現場ではどのような工夫をしてものづくりに日夜取り組んでいるのかまで、イラスト入りで、とてもよく理解できます。

日本は製造業の国と言われるほどですから、この本以外にも工場に関する書籍は本屋で何冊も並べられています。私は立ち読みで一番しっくりくるものを選んで購入しました。

皆さんもご自分に合ったものを探してみてください。

これら2冊を読めば、工場に親近感が湧いて苦手を克服できること間違いなし!息抜きしたいときにぜひ読んでみてくださいね。

ちなみに、診断士本を物色するために立ち読みする本屋は、資格学校のある駅か、ビジネス街の駅周辺の本屋がオススメです。

りんご:なんで?

とまと:その本屋がマーケティングをちゃんとしていれば、診断士の関連本が売れることをわかっていて、その手の本が充実しているからです。さらに!

りんご:さらに?

とまと:もしそれで充実していなければ、その本屋は診断士の潜在顧客です!合格したら、営業かけられるんですよ!どちらに転んでも、メリットがあります。

りんご:潜在顧客か〜。本探しに行って商売のタネまで見つけてくるて、えげつないやっちゃな!

とまといえ、えげつなくありません。実はこのパターンで独立診断士が顧問先を見つけているケースが多いんですよ。

合格すると独立診断士の方とお話する機会が増えますが、一番よく聞く新規営業は、飲食店に飲みに行き、仲良くなったらそのお店を診断することになったというものです。

りんご:はぁ~診断士てたくましいんやなぁ。

とまと:フレンドリーでお酒好きな人が多いですからね。皆さんが合格されたら、来年の今頃は一緒に飲んでいるのでしょうね!楽しみです。

りんご:ってりんごお酒飲めへんやん~。

とまと:とまとりんご酒の水割り1杯ぐらいは飲めます!!

りんご:とまとりんご酒て、どんな味やねん・・・。やめさしてもらうわ!

ほな、明日はみっつんさんの特別講義!2次にも役立つ1次企業経営理論やで!読んだってや~~!

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