中小企業診断士 目指せストレート合格!4月時点で必要な学習時間は?/さとり
こんにちは。タキプロ10期東京のさとりです。
※自己紹介の記事はこちら
4月に入り、受験校ストレートクラスでは6科目目の「経営法務」の講義が終わり、いよいよ1次試験では最後の科目である「中小企業経営・政策」の講義が始まるところかと思います。
また、私も通っていた速修ストレートクラスでは、年末年始から急ピッチで進んできて、今は5科目目の「経営情報システム」の半ばといったところかと思います。
前回も書きましたが、1次試験の勉強は暗記が中心ですので、記憶を定着させるためには、覚えては忘れるを繰り返す必要があり、そのためにも勉強量(時間)を管理し学習を継続させることが大切です。
「短期記憶」の”覚えては忘れ”を繰り返し、結果「中期記憶」として定着させる。
このイメージを忘れずに進めれば、中小企業診断士1次試験も合格に近づきます。
目指せストレート合格!4月時点で必要な学習時間は?
まとまった学習時間が確保できるゴールデンウィークは、ストレート合格を目指している方にとってはとても重要なポイントになります。
ゴールデンウィークの過ごし方次第で1次試験の合否に影響が出るといっても過言ではありません。
そして、そのゴールデンウィークを如何に充実したものにするかは、連休直前までのインプット具合によって変わってきます。
人それぞれ得意不得意がある中、飽くまで私の場合ですので参考程度に見ていただければと思いますが、以下は、私が中小企業診断士の勉強を始めた2017年12月1日から2018年4月8日までの約4ヵ月間で学習に費やした、科目別の時間を集計したグラフです。
- 1位:企業経営理論(126.2時間)
- 2位:財務会計(112.4時間)
- 3位:運営管理(46.8時間)
- 4位:経済(44.9時間)
- 5位:経営情報システム(13.2時間)
という順で勉強に時間を費やしていたことがわかります。
なお、「経営法務」「中小企業経営・政策」の2科目については、4月月初の時点ではまだ受験校での講義が始まっていなかったため、ゼロです。
また、「2次試験」についても1.7時間ほど費やしていますが、これは勉強したというよりも2次試験というものがどのようなものか把握するために導入ガイド(受験校のスタートアップテキスト)を読んだだけです。
ちなみに、まだ1次試験が受かる保証もない中、いま2次試験に費やしている余裕はないと判断したため、これ以降1次試験終了後までの間、2次試験のために費やした時間はゼロです。
以下は、上記と同様の期間における時系列の科目別学習時間を集計したグラフです。
基本的には、受験校での講義が行われている1科目に集中して学習していましたが、財務会計の講義が終わった2月中旬からは、講義科目の運営管理に加えて財務会計も継続し、平行して勉強しています。
これまで財務会計に触れたことがなかったというのもあり、講義期間だけでは理解できず、勉強を継続せざるを得なかったというのが正直なところです。
いま振り返ると、財務会計に時間をかけたことは結果的に正しかったと感じます。
ただ一方で運営管理にかける時間が減り、あまり学習する時間が取れないまま4科目目の経済に突入してしまったため、運営管理のインプットが不足したままの状態で一旦放置することになってしまい、後々苦労することになったというのも事実です。
人それぞれ得意不得意がある中、飽くまで私の場合ですので参考程度に見ていただければと思いますが、私の場合、4月第1週目の4月8日時点での合計学習時間は、345時間。
1次試験終了時点でかけた時間がトータル840時間でしたので、4月第1週時点でおよそ40%ということになります。
中小企業診断士1次試験の重要科目
1次試験の科目のうち重要な科目は何かを言われれば、やはり2次試験に深くかかわりがある「企業経営理論」「財務会計」「運営管理」の3科目ということになるかと思います。
1次試験は暗記が中心ではあるものの、2次試験のことを考えると、この3科目については内容の理解度を上げておくことが理想。
「運営管理」の勉強法
私が中小企業診断士合格を目指し、はじめて学習を開始してからおよそ4ヵ月が経った4月上旬の時点で、1次試験の重要3科目「企業経営理論」「財務会計」「運営管理」の、私の得意不得意は下記の通り。
- 「企業経営理論」:○(行けそうな感覚)
- 「財務会計」:△(完成度は低いものの、問題を解けたときの爽快感が好き。継続して勉強すれば行けそうな感覚)
- 「運営管理」:×(覚える量が多いうえ時間がとれず、これまであまり触れたことのない内容だったのでイメージが掴みづらいため、不安)
前述のとおり、私の場合は4月月初の時点で「運営管理」にかけた時間が他に比べて圧倒的に少なく、さらに内容のイメージが掴みづらかったため苦手意識まで生まれ始めていたというのが正直なところでした。
※苦手意識があったら勉強しなかったとも言え、「負のスパイラル」科目でした。
結果的には、1次本番試験での「運営管理」の点数は73点と、この後の追い込みのおかげでまあまあの結果となりましたが、後から考えても苦労した科目の一つでした。
「運営管理」の勉強法も基本的には他の科目と変わらず暗記することが基本、私にとってはむしろ他よりも暗記色の強い科目でしたので、「記憶を定着させるために”覚えては忘れる”を繰り返す」ことをより一層意識して学習しました。
「短期記憶」の”覚えては忘れ”を繰り返し、結果「中期記憶」として定着させるイメージです。
覚え方については、内容の本質を理解したうえで記憶に残すのが理想ではあるものの、理解するまでに時間がかかるリスクがあるものは、とりあえず暗記する、ということを意識しました。
語呂合わせで覚える「運営管理」
中小企業診断士試験に関するサイトやブログで覚えやすい語呂合わせを探す、あるいは自分で語呂をつくるというのが、とりあえず暗記する方法としてはおすすめです。
たとえば、店舗と商品を目立たせ、イメージを演出し、顧客を誘導するために必要となる「店舗の照明」に関する知識として「照明の基本用語(単位)」は可能であれば覚えておきたいところ。
必ずしも出題されるか分からないため優先度は下がるものの、いざ出題されたときは、知っているか知らないかだけが分かれ道になるパターンです。
- ①光束(ルーメン:lm):単位時間当たりの空間に光源から放射される光の量のこと。
- ②光度(カンデラ:cd):光源からある方向へ向かう光の強さのこと。
- ③照度(ルクス:lx):光を受ける面の明るさのこと。
- ④輝度(スチルブ:sb):ある方向から見たものの輝きの強さのこと。
この照明関連の、さとり流の覚え方は下記。
「そっ(束)、こう(光)、しょう(照)、き(輝)」
「ルー(ルーメン)、カン(カンデラ)、ルク(ルクス)、ス(スチルブ)」
「そっこうしょうき、ルーカンルクス」「そっこうしょうき、ルーカンルクス」・・・
これを繰り返し口に出して覚えたら、意味を確認し、一回忘れる。
問題集で問題が出てきたら「そっこうしょうき、ルーカンルクス」を思い出して解く。
もしその時、忘れていて間違えたら、また繰り返し唱えて覚える。
これを繰り返せば、問題をみたらすぐに「そっこうしょうき、ルーカンルクス」を思い出し、5秒で解けるようになります。
ちなみに「そっこうしょうき、ルーカンルクス」は、他の人から聞いたり、他のサイトで見たものではなく、自分流の覚え方。
語呂合わせの目的はあくまで自分が覚えるための方法に過ぎないため、他の人に通じる必要はありません。
私の場合、他の科目も含め、同様の方法で覚え方を自己流で作って覚えたものが多数あります。
暗記の仕方の一つとして参考になればと思います。
最後に
ゴールデンウィークまであと1か月弱、ストレート合格を目指している方にとってこれからの時間の使い方はとても大切です。
全体進捗を週単位で俯瞰し、自分自身をしっかり管理して学習をすすめてください。
※自己管理に自信のない方は、前回の記事でご紹介した「東海道五十三次マラソン」(ゲーミフィケーション)という方法もぜひ取り入れてみてください。応援しています!
明日は、自己管理ができない私からすると尊敬に値する、独学派の「どんさん」です。
お楽しみに!
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