【中小企業企業経営・政策】科目の特徴を捉えた高得点の目指し方 byセキヒサ
読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ14期のセキヒサと申します。
中小企業診断士試験に合格し、縁あってタキプロに参加することになりました。
中小企業診断士合格を目指す方に少しでもお役に立てれば幸いです。
目次
■セキヒサの自己紹介
2022年度に中小企業診断士に合格し縁あってタキプロに参加しました。
中小企業診断士以外にも1級建築士を取得しており、両資格とも合格率数%の難関国家試験です。ブログを通して試験勉強のノウハウを提供できればと思います。
■この記事を読んで欲しい人
- 中小企業診断士試験の「中小企業経営・政策」の勉強を始めた方
- 「中小企業経営・政策」の勉強の仕方で迷っている方
■この記事の内容
- 「中小企業経営・政策」の科目概要について説明
- 科目合格および高得点を目指した戦略を提案
■中小企業経営・政策の全体像
中小企業経営・政策とは
中小企業経営・政策とは何かが中小企業診断士試験の試験案内に書かれていましたので紹介します。
時間がない方、興味がない方は読まなくて大丈夫です!
私もブログを書いている状況で初めて読みました!
中小企業診断士は、中小企業に対するコンサルタントとしての役割を期待されており、中小企業経営の特徴を踏まえて、経営分析や経営戦略の策定等の診断・助言を行う必要がある。そこで、企業経営の実態や各種統計等により、経済・産業における中小企業の役割や位置づけを理解するとともに、中小企業の経営特質や経営における大企業との相違を把握する必要がある。また、創業や中小企業経営の診断・助言を行う際には、国や地方自治体等が講じている各種の政策を、成長ステージや経営課題に合わせて適切に活用することが有効である。このため、中小企業の経営や中小企業政策全般について、以下の内容を中心に知識を判定する。
要は中小企業の社会的な位置づけ、中小企業向けの行政政策の知識は大事だよねって言うことです。
中小企業経営・政策の主要な論点
先ほど書いた通り、中小企業の社会的な位置づけ、中小企業向けの行政政策の知識に関連した問題が出題されます。
市販されているテキストを購入すると上記科目の名称の通り経営(社会的な位置づけ)・政策(行政政策)で整理されていると思います。
二つの問題の出題については大まかに以下の通りです。
- 中小企業経営(社会的な位置づけ)⇒中小企業白書等から特徴的な問題が出題(主に統計グラフの暗記)
- 中小企業政策(行政政策)⇒行政政策の間違い探し(主に政策の補助金額、期間の暗記)
他の科目と違い、考え方や理論などはなく、中小企業が大企業と比べてどういう違いがあるのかや行政の補助金政策でどんなものがあるのか等論点がはっきりしているのが特徴です。
中小企業経営・政策試験の特徴
次に中小企業経営・政策の特徴ですが色々なブログを通して、共通して挙げられる意見をまとめました。
- 得意な人は高得点を狙いやすい。
- 試験範囲が膨大だが出題傾向がわかりやすい。
- 本試験で勉強していない論点が出題される。
得意な人は高得点を狙いやすい
中小企業経営・政策の特徴と聞かれると多くのかたが高得点を狙いやすいと答えると思います。
(合格者に限った話かもしれませんが・・・)
タキプロや他のブログでも70点、80点をとった方も多く出てきます。
私は暗記が得意でしたので高得点を取り、他の苦手な科目をカバーすることができました。
また、高得点を取りやすい割にはグラフを読むだけ、政策を覚えるだけで勉強を進めることができるので、少ない時間で効率よく勉強できるのも特徴です。
コストパフォーマンスを追及した下記記事もぜひ参考にしてくだい。
試験範囲が膨大だが出題傾向がわかりやすい
下記リンクの1次試験案内PDFに出題範囲が記載されています。
https://www.j-smeca.jp/contents/007_shiken.html
皆さんは忙しいと思うので読まなくて大丈夫です。
試験は下記からの出題が多いです。こちらも一応書きましたがそうなんだ程度に覚えておくだけで大丈夫です。
特に白書は何百ページもあるので時間と労力がある方のみ確認してください。
見る時間がもったいないのであえてリンクははりません。
- 中小企業経営(社会的な位置づけ)⇒中小企業白書、小規模企業白書
- 中小企業政策(行政政策)⇒中小企業施策利用ガイドブック
試験範囲は膨大ですが、必ず上記から出題されるため出題傾向がとてもわかりやすいです。
勉強方法については後程書きますが、これら出題範囲をまとめた予備校のテキストがおすすめです。
本試験で勉強していない論点が出題される
国家試験あるあるですが、やはり試験本番は聞いたことのない問題が2〜3割程度出題されます。
この特徴については全科目共通です。
中小企業経営・政策は幸い90分と試験時間が長いので、悩んで悩み抜いてそれでも解けない場合はあきらめましょう!
きっと他の受験生もわからないはずなので大丈夫です!
■目指すべき戦略
概要はわかったのでそろそろ勉強ノウハウを教えて欲しいです。
結論から言いますが、試験に合格するためには予想問題と過去問を解く以外にありません!
国家試験は毎年試験の方針や内容を大きく変更しないため、今まで試験内容をまとめたテキストを読み、予想問題や過去問題を解く以外に合格する近道はありません。
じゃあどうやって勉強したらいいんですか・・・
科目の特徴でも書きましたが、この科目は高得点を狙いやすい科目ですので、ぜひ高得点を目指し少しでも他の科目の助けになるようにしましょう!
この科目の特徴として記載しましたが、社会動向が変化し毎年白書の内容が変化します。そのため中小企業経営は過去問ではなく予想問題は必ず解くようにしてください。中小企業政策も新しい政策はありますが、過去問主体で大丈夫です。
60点越えの高得点を目指す戦略
すでに予備校や独学で勉強の基本サイクルができているかもしれませんが、下記赤文字を行い理解度向上や知識の補充を促します。
- 自分が用意しているテキストを読み予想問題、過去問を繰り返し解く。
- 論点毎に過去問を縦て解きし理解度を向上させる。
- テスト形式の問題集や模試を受ける。
- 自分ができなかった点をテキストで復習し、予想問題、過去問を繰り返し解く。
- 知識の補充として、タキプロ等の中小企業診断士ブログや参考本を読み更に理解度を向上させる。
- タキプロ等の勉強会へ参加し更に更に理解度を向上させる!
基本的な勉強は同じですが、上記赤文字を行い更に理解度向上や知識の補充を促します。
1級建築士の勉強で当時TACに通学し勉強していましたが、TACに通学しているだけでは合格できないと思い、ブログを読み漁り、その中で紹介されている勉強会に何度か参加していました。
ブログや勉強会に出会えなければ合格できなかったと思います。
過去問の縦て解き
中小企業経営だけの過去問をひたすら解くといったように、特定の分野の過去問を解くやり方です。
順番通りに過去問を解き続けると問題を覚えてしまいがちのため、違った視点で見直すことができます。
中小企業診断士ブログや参考本で理解度を向上
「中小企業診断士 ブログ」と検索するとたくさんのブログが出てきます。
もちろんタキプロ以外にも一発合格道場、まとめシート等ノウハウを紹介しているブログがたくさんあります!
ぜひ自分のやり方にあった記事を見つけてとりあえず真似してみることがおすすめです。
ブログのリンクを貼ると怒られそうですのでここでは敢えて貼りません!
タキプロ勉強会への参加
これが一番のお勧めです!
やはり1人で勉強しているだけでは本当に自分の勉強方法が正しいのか不安ですし、モチベーションの維持も難しいと思います。
勉強会への参加は勇気がいるかもしれませんが、タキプロメンバーは快く皆様を受け入れます。
記事最下部のリンクや下記勉強会・セミナー開催情報で都度案内しますのでぜひ参加してください!それでも不安な方はブログ等でコメントいただければ対応しますので大丈夫です!
■おわりに
他の科目にも共通する考え方ですので、ぜひ参考にしていただければ嬉しいです。
気になる点や詳しく聞きたい点があればぜひコメントしていただければ対応するのでお待ちしています!
次回はリットさんの登場です。
お楽しみに!
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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