単なる暗記科目ではない?『中小企業経営・政策』は重要です! by HIRO
読者のみなさん こんにちは。タキプロ14期のHIROです。
今回のテーマは、『中小企業経営・政策』です。来年の1次試験まで比較的時間に余裕のあるこの時期、特には多年度生に向けて、1次試験の学習方法、2次試験への活用方法についてHIROの経験談をお伝えしたいと思います。ぜひ、お気軽にご覧下さい。
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■はじめに
多年度生である私は、1次試験『中小企業経営・政策』を2回受験しています。タキプロの過去記事を参考にして、暗記科目が得意であることも幸いし、2回とも70点以上を得点することが出来ました。
しかしながら、表題にも記しているように、単なる暗記科目ではない?『中小企業経営・政策』の重要性を理解したのは、4回目の2次試験対策をしていた時のことでした。
今になって、もっと最初から本質を理解し、1次試験から学習した場合には、2次試験の合格も早めることが出来たかも知れないと感じています。それではご覧下さい。
■1次試験の学習方法
私は、1回目の1次試験受験時には、ぎっしり7科目の学習スケジュールに追われておりました。そこで、タキプロの諸先輩や多くのネット記事の意見を参考にして、中小企業白書は一切読まない、予備校のプロがまとめたテキストや問題集に集中しましょう!の教えに従っておりました。
まずは、TACスピードテキスト及びスピード問題集で基礎固めを行いました。その後は、TBC特訓問題集(中小企業白書、中小企業政策の2冊)、模試(LEC2回分、TAC1回分)を繰り返し解きまくり、一発まとめシートで記憶の定着を図りました。
因みに過去問には一切手を付けませんでした。また、2回目の受験時にも全く同様の作戦を実施して結果を出すことが出来ました。毎年の難易度にバラツキがあるものと思いますが、暗記の得意な方であればこの方法で十分に対応出来るのでは?と感じています。
■2次試験への活用方法
私は、2次試験4回目の対策として、情報収集を行った際、中小企業白書を学びましょう!と説いている方が多いことに気が付きました。特に、2次試験専門校『AAS名古屋』の鷺山はるこ氏のブログには大変刺激を受けました。
ここから、私は、暇があれば、読みものとして、中小企業白書に触れるようにしました。すると、今まで頭の中にあった断片的な知識が融合し始めて、『中小企業経営・政策』は、診断士試験の要のような役割を果たしているのだと考えるようになりました。
つまり、適切な診断のためには、中小企業の歴史や特徴は知っているよね?特に最近の中小企業を取り巻く旬な話題(「連携」「地元」「地域」「事業承継」「DX化」等)は押さえているよね?我々は毎年シンクタンク等も活用してあるべき姿や課題点等を調査して客観性を持って発表しているけど知っているよね?また、適切な助言のためには、事業再構築などの補助金を始め、様々な法律施策等は知っているよね? 実際に経営改善した中小企業を好事例として掲載しているのだから、研究して貰っているよね?
以上のように、自分なりの言葉に変換して、中小企業診断士に必要な能力を問われているのだと、腹落ちしました。このように診断士としてのあるべき全体像を強く意識することにより、私の2次試験の対応力は向上したのではないか?と感じております。
■まとめ
一般的には、『中小企業経営・政策』は、暗記科目であり、『企業経営理論』『運営管理』『財務・会計』と比較すると、どうしても重要度は低いものになっているものと思います。しかしながら、私のように、科目の捉え方を変える事により、2次試験合格の突破口になったケースもございます。本記事が、少しでも皆さんのお役に立つことがあれば嬉しく思います。
次回はnagaiさんの登場です。
お楽しみに!
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