白書は2023年度版です by MOV
もうすぐGWですね
GWは試験勉強にあてる方、家族サービスに勤しむ方、仕事のある方、様々だと思いますが
診断士試験に立ち向かう決意をもつと、多少なりとも試験勉強のことが頭をよぎると思います
自分が受験しいている時は、GWだからといってあまり普段と変わらない生活リズムでした
(どちらかといえば仕事が忙しかったですが)
あまり気張らずにコツコツと積み上げていくことが大事だと思います
■自己紹介
2回目の投稿となります。モブきゃらのMOVです。
自分のヒトとなりやどういう学習をしていたのかは、
1回目の投稿をご覧いただけたらと思います(ご興味あればで大丈夫です)
1次試験の結果はこのような感じです。令和5年度は、保険受験でしたので試験前1週間で記憶を取り戻していました
(だいぶ点が下がってしまっていますが)
■これだけは押さえて欲しい事
中小企業経営・政策の科目は、中小企業経営と中小企業政策に分かれますが
中小企業経営は、白書の内容が主なところだそうです
令和6年度(2024年度)の試験では2023年4月28日発表の
2023年度版『中小企業白書・小規模企業白書』 変革の好機を捉えて成長を遂げる中小企業
が出題範囲となる可能性が高いです(試験要綱には書いていませんが)
が、2024年度版が4月過ぎには発表になると思います
科目中小は、
学習が比較的後回しになりがち(なんなら、直前1ヶ月とか1週間とか)な科目なので、
間違えて最新版の2024年度版を読み込んでしまうと、何点かとりこぼしかねないです
※自分は、令和5年(2023年)試験の際に、間違えて2023年度版を眺めていて、
試験2日前に間違いに気づき、慌てて2022年度版を読みなおしました
■MOVの白書との向き合い方
白書は、ページ数が多いので読み込みには時間がかかります
自分は、令和4年度試験の際にはGW前くらいから少しずつ読み始めていました
(令和5年度試験は、1週前に2023年版読み始めて、、、2日前に間違いに気がついて2022年版読み始める)
- 全体感を俯瞰してどういうことが書かれているかを把握します
- 第1部は、毎年「中小企業の動向」です
- 頻出論点の、統計データ(最終頁の付属統計資料)は最終的には暗記
- コラムが意外と出題者好き?
この点を意識すると、試験への対応力が増すと思います
■1.全体俯瞰(目次から把握)
毎年、白書には時世を考慮した内容の事が書かれています
統計データを用いてその傾向を元に、課題や対応策の検討が記載されている
診断士にとってためになる内容だと思います
とはいえ他の科目の学習も必要だと思いますので
目次にある項目は慎重に押さえておくといいと思います
特に例年の項目(クリーム色)以外の項目は、個別で出題されやすい、、、気がします
過去3年の白書の目次です
2022年度版は、第5節 事業継続計画(BCP)の取組みがお題目としてありました
自分は、在職の業務で(得意先からの要望で)BCPについて取り組んでいたことがあったので、
『あ~みんなやりはじめてるんだ、、、
半分くらいやっていないというか、むしろ半分くらいの会社がやってるんだ、、、
でも検討している回答の企業はやってないな、、、』
っと思っておりました
●令和5年度1次試験 中小 第11問
~略~ 中小企業における直近3年間のBCPの策定状況を見ると
~中略~ BCPを策定している企業は( )傾向にある。
また、半数近くは、いずれの調査時点でも( )という回答になっている
■2.「中小企業の動向」
前述させていただきましたが、白書の冒頭は各年度同じような内容な事が書かれています
(ということは、基本的な事項なので押さえておくべき情報なのかもしれません)
目次のクリーム色塗りの項目は、以下、3.統計データとあわせながら確認すると
記憶に残りやすいかもしれません
■3.統計データ
統計データは各白書の最後に付属統計資料として掲載されています
産業別規模別企業数
産業別規模別従業者総数
産業別規模別常用雇用者数
産業別規模別売上高
産業別規模別付加価値額
(都道府県別)
開業率・廃業率各種
金融機関別中小企業向け貸出残高
中小企業の経営指標(ROE、経常利益率、総資本回転率、自己資本比率、財務レバレッジ、付加価値比率)
ほぼ記憶でしかありませんが、項目と業種の多い少ない、増えた減ったを覚える必要があります
(近年は、経営指標からの出題が多かったように思われます)
以下、自分の覚え方(考え方?)です
『企業数/中小/小宿建製
企業数/小 /小宿建生、、、4番目違う、、、
企業数/大 /小製卸宿、、、建設業って大企業あんまりない?卸は大企業多いな
従業員/中小/製小宿建、、、製造業は企業数4番目だけど、従業員は1番、、、確かにものつくりは人かかりそう』
『建設業ってROE高いんだ、、、
機械とか投資かかりそうだけど、、、
企業数は3番目(小宿建製)従業員は4番目(製小宿建)、、、
意外と人も多い方だけど、、、』
項目毎の業種と、業種毎の項目をあわせておくと、選択肢として絞り込みが図りやすくなります
■4.コラム
白書の中のコラムは、読み物としても興味深いです
2次試験の思考プロセスにも役立つと思います
そして、意外と令和5年試験ではコラムの中からの出題が多かったように感じます
(何度も書いていますが、自分、令和5年試験の時は間違えていたので、コラムも流し読みでした)
●令和5年度1次試験 中小 第8問
~略~ 技能実習と資格外活動(留学)の在留資格別に
~中略~ 技能実習では( )、資格外活動(留学)では( )の割合が最も高くなっている
『(自分、製造業なので)技能実習生は増えたよな。建築業も多いんだ。
留学は、飲食多いんだ。そういえば、ファミレスとか外国の方増えたもんな』
●令和5年度1次試験 中小 第13問
~略~ 「中小PMIガイドライン」に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記解答群から選べ。
『ガイドライン系は出題されそう、、、
経営統合、信頼関係、業務統合、、、上から下みたいな感じ?
M&A後1年か、、、
長いか短いかわからないな』
●令和5年度1次試験 中小 第15問
~略~ 『中小企業のためのデザイン経営ハンドブック みんなのデザイン経営』を2021年に取りまとめた。
本ハンドブックに関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
『初めて聞いた、、、こういうものがあるんだ、、、
「企業の人格」ね、、、いい言い方するな、、、この絵は印象的』
■おわりに
長くなりましたが、科目:中小の半分、中小企業経営から白書について書かせていただきました
しつこいようですが
2023年度版『中小企業白書・小規模企業白書』 変革の好機を捉えて成長を遂げる中小企業
です!
多年度受験の方は、複数年度分を読んでいると思うので、傾向はつかみやすいと思います
暗記だけではなく、理解をすることで得点確率があがると思います
読み物としても有用ですので、是非、読んでみてください
次回は、ミラクル さんの登場です。
お楽しみに!
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