暗記3兄弟の最終科目・中小企業経営・政策の暗記対策 byミラクル
8月の1次試験迄、あと約57日となりました。勉強の進み具合は人それぞれだと思いますが、これから残された時間はみんな平等です!!
タキプロでは受験生の皆様の合格確率を1%でも高めるために、勉強会、ブログ等、様々な活動をしています。タキプロも上手に活用しながら残りの時間を精一杯走り切ってください。頑張る受験生を応援してます!!
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■はじめに
今回は、1次試験の2日目の最終科目である「中小企業経営・政策」、試験時間13:30~15:00(90分)についての記事になります。
中小企業経営・政策の科目については、多くの方は普段触れることも、関わることも少ない科目だと思いますが、出題内容はある程度固まっており、一定の対策をすることで、少ない勉強時間で効果的に得点が獲得できる科目だと感じております。私がどのように対策し、結果的に何点の獲得ができたのか、最後までお付き合いください。
■中小企業経営・政策の出題の目的
改めて、出題の目的を見ると以下の記載があります。
「中小企業診断士は、中小企業に対するコンサルタントとしての役割を期待されており、中小企業経営の特徴を踏まえて、経営分析や経営戦略の策定等の診断・助言を行う必要がある。そこで、企業経営の実態や各種統計等により、経済・産業における中小企業の役割や位置づけを理解するとともに、中小企業の経営特質や経営における大企業との相違を把握する必要がある。また、創業や中小企業経営の診断・助言を行う際には、国や地方自治体等が講じている各種の政策を、成長ステージや経営課題に合わせて適切に活用することが有効である。このため、中小企業の経営や中小企業政策全般についての知識を判定する。」
まさに、中小企業に向けて診断・助言するうえで、基盤となる大切な知識が問われています。この科目についての知識の定着は、合格後を見据えても非常に重要な科目だと感じています。
■試験内容
中小企業経営・政策は、「中小企業経営」と「中小企業政策」の大きく2つのパートに分かれて出題されます。
「中小企業経営」は試験の前年度(本年の試験の場合は、2023年度)の“中小企業白書” “小規模企業白書“に記載されている統計データ等、毎年、新しい情報に基づき出題されます。
「中小企業政策」は中小企業基本法や中小企業への施策について、税制・補助金等、過去問で対応できる問題が出題されます。
■中小企業経営・政策の科目合格率
過去10年の中小企業経営・政策の科目合格率
過去10年の中企業経営・政策の科目合格率 難易度順位
改めて、10年分の科目合格率と難易度の推移を確認すると、科目合格率の10年平均は15.0%となっており、比較的科目合格は難しいと読み取れます。難易度順位については、令和1年及び令和3年は一番難しく、平成26年は一番簡単、直近の令和5年は2番目に簡単。その他の年度は、4位、5位等、難易度は中程度な科目と読み取れます。
■勉強方法・使用テキスト
勉強方法は独学、使用テキストは
中小企業経営は以下の2冊
①TBC中小企業診断士試験シリーズ特訓問題集 中小企業白書
②一発合格 まとめシート後編
中小企業施策は以下の2冊
①TACの過去問問題集
②TACのトレーニング問題集
上記の問題集を間違った問題を中心に、数周繰り返して演習し、勉強時間は約25時間。1次試験の得点は66点でした。
■中小企業白書の活用
中小企業白書のページ数は600ページを超えるため、全てを読むのは困難ですし、勉強時間に限りがある中、得策ではないと思います。
私は中小企業白書のテキストをスマートフォンのメモ帳に張り付け、スマートフォンの読み上げ機能を使って、電車通勤中に倍速で聞きながら、白書の内容の定着を図っていました。
■中小企業経営・施策の感想
中小企業白書のページ数は非常に多いものの、参考書などには、ある程度頻出の論点は纏められているので、それを何周か繰り返し演習することで、大崩れすることは少ない科目と感じています。
私は1次試験直前の10日前後しか勉強時間の確保ができなかったものの、集中的に参考書の問題を演習することで、ある程度の得点を獲得することができました。もっと勉強時間の確保することができれば、得点科目にすることも可能だと思います。
■おわりに
次回は、ビビタク さんの登場です。
お楽しみに!
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