中小政策は「色塗り暗記法」。
こんばんは、げっち@タキプロです
この週末は、出身校の診断士講座ガイダンスに出席し、2012年度合格目標の受講希望者向けに合格体験談を話したり、受講相談に乗ったりしてきました。
もうしばらくすると、来年の受験生も学習を始めるんですね。今年受験する皆さんも、是非1次試験、そして2次試験と突破し、後輩の皆さんにアドバイスしてあげましょうね 私たちタキプロメンバーの想いはたったひとつ。「みなさんの合格確率を1%でも高めること」です。
さて、本日のテーマは、「色塗り暗記法」について。
先日のブログ「経済学は暗記の前にまず整理」でお伝えした通り、私の暗記法は「覚える前にじっくり分析し、分かりやすく整理した上で、暗記すべきものを絞り込む」というのを心がけていました。
機械的に面白いように何でも暗記できた10代、20代と異なり、年齢を重ねるごとに、徐々に丸暗記が苦手になってきます。その一方で、社会経験、人生経験を積んで、物事を実体験に紐付けてインプットするのが得意になってきます。よって、まずは丸暗記を極力減らして、意味を押さえるようにするのが実は早道だったりします。
そして、もう一つ心掛けていたのは、たくさんの項目が並ぶ論点を一気に覚えなければいけない時は、表に整理した上で、色を塗って暗記するという「色塗り暗記法」です。
例えば、中小企業政策では、さまざまな支援策がたくさん登場します。それぞれに細かく「支援機関」「名称」「支援対象」「支援内容・金額」「根拠法」等を問われます。
例えば、これらを1枚の表に整理します。
ここまでは昨日のすうたか診断士さんと全く同じ。すうたかさんは、この後、とにかく反復で暗記を繰り返していたようですが、私の場合は、この表に色塗り
まず、支援機関ごとに色塗りしていきます。
国、経済産業局…赤色(日の丸から連想)
都道府県…オレンジ色(赤の次の色だから)
中小企業基盤整備機構…緑色(ロゴが緑色だから)
日本政策金融公庫…黄緑色(ロゴが黄緑色だから)
という具合。
1枚の表を塗り終えてみると、中小機構と日本公庫の数がかなり多いことに気付きます。内容をよく見てみると、利用件数が多い融資策、支援策が目立ちます。逆に赤色の国や経済産業局の支援策には、対象件数は少ないものの融資だけでなく助成金が支出されるものが目立ちます。
同じように認定条件の項目を色塗りしていきます。
国、主務大臣、経済産業局などの認定を条件とするものが多いですが、経営革新支援では都道府県知事による経営革新計画の承認を必要とする(他県にまたがる場合は国)ことが分かります。
このように自分なりに1枚の表に整理した上で、色塗りしていくことで、全体の傾向、個々の機関の特徴、事業ごとの特殊性などを目立たせることができます。
そして、ここまで整理した段階で、初めて暗記に掛かります。表作成には相当の時間を要しますが、中小政策の論点を幾つかのシートにまとめてしまうというのは、暗記ツールとして最強。本試験の2日目昼休みにこのシートがホントに役に立ちます
今日ご紹介した「色塗り暗記法」は、経営法務の会社法・機関設計、組織再編や産業財産権でもフル活用できます 暗記が苦手で辛い思いをしている皆さん…。試しに、表を色塗りしてみてはいかがでしょう
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