診断士:1次 中小企業経営・政策の直前期の勉強方法②
おはようございます。
アメフトつっき@タキプロです。
今日は「中小企業経営・政策の勉強方法」についてです。
この科目は昨日のdoaratさんの記事にもあるように、完全暗記科目です。
しかも、試験問題については詳細についても問われるため暗記の苦手な方に
とっては非常につらい科目かもしれません。
ですが、ただの暗記だけではなく、二次試験にも直結するような
重要な科目ですので、何回も白書を読み頭に定着させる必要があります。
私は、受験生の時、いくつかの予備校に通っていたのですが、
そのうちの1つの学校で、中小企業経営・政策は徹底的に学習する
ようにと言われてました。
というのも、この科目は2次試験と相関関係が高いからです。
企業経営理論、運営管理、財務会計が2次試験でも関連が強いと
良く言われます。
確かにこの3つの科目は関連が強いですが、二次試験に出てくる事例は
中小企業です。
受験生の方の中には、大企業に勤められていてなかなか中小企業のとりまく
環境をイメージしにくいという方も多いのではないでしょうか。
そこで、その問題を払拭してくれるのが白書の読み込みだと思います。
現状の中小企業における実体をイメージできているのとできていないのでは、
与件解釈においても差があると思います。
また、SWOT分析についても、何が外部環境でどういったことが強みになって
いるかを判断しやすくなると思います。
このように中小企業経営・政策の科目に力を入れることは二次試験を解く力にも
直結してきます。
通った予備校では、科目受験者で中小企業経営・政策を受験しない場合でも、
必ず白書をダウンロードし、2次試験までに4回以上を必読するようにと
言われてます。
また、ダウンロードした白書をプリントアウトして、必ず持ち歩き、隙間時間に
読み込むようにと言われました。
では、私が実施した、中小企業経営・政策の暗記の仕方ですが、中長期記憶にする
部分と短期記憶にする部分を意識しました。(だいたいですが)
中長期記憶にする部分については、例えば政策名や概要など骨子になる部分を中心に
暗記しました。短期記憶にする部分は、骨子より詳細な例えば政策の融資額など金額
や年数などです。(←すぐに忘れるような詳細部分)
この時期は、まずしっかり骨子を押さえて暗記し、すぐに忘れそうな詳細事項については、
試験1ヶ月前からチェックできるような資材(ファイナルペーパ)の作成を行いました。
6月までは重要事項を網羅的に中長期記憶として押さえながら、詳細事項などを覚えるための
資材(ファイナルペーパ)の作成を行い、7月に入ってからそれを使って、詳細事項を
少しでも中長期記憶にするように繰り返し覚えました。
ただし、短期記憶にする部分は当日に頭に入ってれば良いのですぐに忘れても良いと
割り切って覚えてました。
試験1週間前から当日までについても、この資材(ファイナルペーパ)はチェックシート
代わりになり非常に役にたったと思います。
要は、すべてを中長期記憶のようにきっちり頭に定着させてなくても、短期記憶とする部分に
分けて、最終的に当日すべてを覚えていれば良いということです。
試験まであと1ヶ月少しになります。
ここが踏ん張り所ですので、頑張ってください。
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