中小企業経営・政策の最低限の勉強方法/ヒロ
皆さん、こんにちは。ヒロ@タキプロ8期です(自己紹介はこちら)。
5月になり、予備校では1次7科目の基本講義が終了したところでしょうか?
独学で、まだ7科目のテキスト学習が終わっていないという方は、効率重視で学習を進めましょう。よっぽど記憶力が良い方以外は、テキストを隅々まで暗記、理解しようとするより、出題頻度が高い部分を中心に、テキスト学習・演習に取り組みましょう!!
今回は、多年度受験生の私が、勉強初年度に、テキストを隅々まで暗記しようとして失敗し、辿り着いた「中小企業経営・政策の最低限の勉強方法」(独学)について紹介します。
なお、最適な勉強方法は、それぞれの状況によって異なりますので、参考程度としてください。
(1)過去問を解き、テキストで覚える部分の感覚をつかむ
過去問(直近1~2年分)のうち、中小企業経営の財務状況と政策部分を解き、テキストで出題部分を確認し、どの部分を、どのように覚えるかの感覚をつかみます。
注意:中小企業経営は、前年度の中小企業白書、小規模企業白書から主に出題され、毎年、出題内容が異なるため、出題形式の把握のみに留めます。
(2)スピードテキスト、ポケットテキストで知識の整理
スピードテキストの文章の中で黒の太字部分を中心に、ポケットテキストで覚えるポイントをチェックし、ポケットテキストにない部分や覚えにくい部分はノートにまとめます。なお、ポケットテキストは、持ち運びしやすく、重要部分が要約されているため、まとめノート代わりに使用できます。
チェックする際は、自分なりのルールに基づき、蛍光ペンなどで色分けしておくと覚えやすいです(例:テーマ;青、良い傾向;ピンク、悪い傾向;紫、覚えるポイント;黄色)。
また、ノートへのまとめでは、比較表にすると覚えやすいです!!
①中小企業経営
指標は、特に値の増加・減少傾向、その一貫性の有無、大・中・小企業の割合・傾向、業種の特徴などを比較表にします。
②中小企業政策
日本政策金融公庫が行う融資(貸付)制度、信用保証協会が行う保証制度、税制などの各制度は、対象者、内容をそれぞれ比較表にします。
各支援制度は、法律、対象内容、基本方針の決定者、申請者、計画名・単独/共同作成、認定条件、承認・認定機関、補助金・支援内容の項目で比較表にします。
注意:政策は改正があるため、最新の改正情報は予備校の模試を受験し、入手します。
(3)過去問(直近5年分)や問題集を解く
過去問(直近5年分)や問題集を解き、間違いやすい内容と、覚えていない内容は覚え方を考え、ポケットテキストやまとめノートに書き込みます。
(4)ポケットテキストとまとめノートを持ち歩き、隙間時間で復唱、暗記
暗記科目は、やみくもに覚えようとする→いざ試験になると重要な部分の記憶があやふやになる→2択まで絞っても間違う、なんてことがあると思います。私がそうでした。
そのため、どこが、どのように出題されるのかを把握し、①出題される部分を出題される通りに覚える、②特徴や内容の違いを覚えることが重要と考えます。
明日は、1次模試で3科目足切りとなりながらも、残り1か月の勉強でストレート合格を達成された、みずもんさんの勉強方法の紹介です!お楽しみに!!
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